・・悪魔なキミ・・
最新 最初 🆕
#227 [みい]

俺を呼んだ声の主は、室田さえ。柚と仲がいいらしい。


なんか好かねえんだよな〜、この女…。


そうは思いつつも、一応笑顔を作ってから振り向く。


「どうしたの?」


言葉遣いも柔らかく。さすが二重人格、自分でも感心しちまうほどに。

⏰:08/06/01 22:34 📱:SH905i 🆔:cxlp0rTo


#228 [みい]

そんな俺を見て、ぷっと吹き出し笑いをする室田。


…何がおかしい?


少し腹が立ったが、プロの猫かぶり師である俺は、それでも余裕があった。

笑みを貼付けたまま、ん?と首を傾げる。すると室田は、


「別に作んなくていいよ、本性知ってるし」


と言いにやりと笑う。

⏰:08/06/01 22:35 📱:SH905i 🆔:cxlp0rTo


#229 [みい]

ああ、なるほどね。柚に聞いたか…。


「あっそ。で?何の用?」
「切り替え早っっ!!」


いきなり態度を変えた俺に、室田は驚いた様に目を見開く。

知ってる奴にいい人を演じても無駄にエネルギーを消費するだけだ。当たり前のことだろ。


「何なんだよ」


依然としてまじまじと俺を見る室田に、俺は苛立ちの声を上げた。

⏰:08/06/01 22:36 📱:SH905i 🆔:cxlp0rTo


#230 [みい]

室田はそれに反応して、またにやっと笑うと、


「取られちゃうよ?柚のこと」


と言ってくる。


…何言ってんだこいつ。

室田が言わんとしていることはわかる。会田だろ?でも、俺には関係ない。


「取られるも何も、あんな女いらねえし」

⏰:08/06/01 22:37 📱:SH905i 🆔:cxlp0rTo


#231 [みい]

つーか『取られる』って…そもそも俺のもんでもないし。

百歩譲って俺のもんだとしても、喜んで会田にくれてやる。


「ふーん…ま、ならいいけど♪」

じゃ、と手を挙げて室田は去っていった。


…やっぱ室田って奴、嫌いだわ。無駄なお節介野郎って一番うぜえ人種。


俺は舌打ちをしてからまた歩き出した。

⏰:08/06/01 22:38 📱:SH905i 🆔:cxlp0rTo


#232 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新Stopします

感想等もらえると励み
になるので、ぜひお願
いします(。・ω・。)

>>1みい感想板
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/06/01 22:40 📱:SH905i 🆔:cxlp0rTo


#233 [みい]

――*柚稀Side*――

「へっっ!?」
「いや、だから…そろそろ返事を…//」


昨日の雨はすごかったねー、とか、当たり障りのない会話をしながら帰り道を歩いていると、突然会田君が例の件について切り出した。


「あ、いや、えーっと…//」


やばい…結論なんてまだ出てないよ〜!!

⏰:08/06/04 22:41 📱:SH905i 🆔:7Fk4E26Q


#234 [みい]

まさか今日返事を求められるとは夢にも思っていなかった私は、目を泳がせて口ごもる。


どうしよう…やっぱ断るべきかな……。


そんなことを考えていたら、


「俺、早瀬先輩のこと本気で好きです」


という会田君の声。

⏰:08/06/04 22:42 📱:SH905i 🆔:7Fk4E26Q


#235 [みい]

顔をあげると、いつの間にか私の真正面に立った会田君は、少し赤面しながらも目では私をしっかり捕らえていた。


「まじで幸せにします。だから…俺と付き合って下さい」


会田君はそう言うと、頭を下げながら手を差し出す。


会田君……。


私なんかのことを、こんなにまで想ってくれる人は、この先現れるのだろうか。

⏰:08/06/04 22:43 📱:SH905i 🆔:7Fk4E26Q


#236 [みい]

……決めた。


私は会田君の手をとった。


「早瀬先輩、…ってことは…?」


会田君が上目遣いで不安げに聞いてくる。


「よろしくお願いします//」


私の返事を聞くと、会田君は「よっしゃー!!」と大きな声で叫び、ガッツポーズをした。

⏰:08/06/04 22:44 📱:SH905i 🆔:7Fk4E26Q


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194