・・悪魔なキミ・・
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#77 [みい]

てわけで戻ってきたんだけど。

「はあっ、ん……」


…ん!?ドアが閉まった教室から何やらいやらしい声…;;


えー、どうすっかなあ〜?;;お邪魔しちゃいたいとこだけど、さすがに…ねえ?

……待つか;;


………………………………

…つか長げえよっ!!どんだけヤれば気い済むわけ!?!?

⏰:08/05/08 22:01 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#78 [みい]

俺が待ち始めてからかれこれ40分くらい経っている。

あいにく盗み聞きとか趣味じゃねーから、仕方なく大音量で音楽聞いてたんだけど、そろそろアルバム一周しちまうぜ!?


あーもう!!部活終わっちゃったらどうしてくれんだよっ!!


そう思いながら両手で頭をぐしゃぐしゃってやったその時。


「まじよかったー♪またねん♪」

⏰:08/05/08 22:03 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#79 [みい]

という声と共に開くドア。


なーにが「まじよかった♪」だよ!!この尻軽女が!!


俺は女にばれないよう瞬時に身を隠した。覗きとか変な因縁つけられたらたまったもんじゃねーよ。


ふあー!!やーっと部活に行ける!!


っと、その前にシューズシューズ♪

⏰:08/05/08 22:54 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#80 [みい]

なんてうきうきしながら教室に入った俺の目に映ったのは、


「え!?お…まえ……?」


信じらんねえ、あろうことか上半身裸の……


「佐々木……?」


柚の想い人。


「…ああ、染谷か」

⏰:08/05/08 22:55 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#81 [みい]

思わず目を丸くしてたたずむ俺に、朝とは180度違う態度をとる佐々木。


「お前いつからいた?」


朝より数トーン低い声に、まさかのお前呼ばわり。

圧倒されちまって声も出ねえ。

「ま、どうでもいいや。分かったっしょ?俺の本性」


いやいや未だに理解に苦しんでますけど。

⏰:08/05/08 22:56 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#82 [みい]

「何お前、二重人格?」


やっと出たと思ったらくだらねえ質問だな、おい。


「…つーかみんなが俺を勘違いしてるだけ。天然系でおっとりした男子ってね」


くくっと可笑しそうに笑いながらシャツを羽織る佐々木。


「早瀬柚稀もそのうちの一人だろうね。本当の俺はこんなだっつーのに」

⏰:08/05/08 22:57 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#83 [みい]

「お前、柚のこと…」
「柚?随分親しげだな」


佐々木は再び渇いた声で笑う。


「何とも思ってねーよ、あんなガキ。」


奴が続けて放った一言に、俺は思わず絶句した。


「なんか俺のこと好きみたいだけどさ、はっきり言って迷惑なんだよね」

⏰:08/05/08 22:58 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#84 [みい]

朝とは打って変わって、人を馬鹿にするような笑みを浮かべる佐々木は更に続ける。


「ヤるにしてもガキ相手じゃねえ?つまんなそうだし」


ここで俺の頭に1つの疑問が生まれる。


「じゃあなんで朝あいつを…」


誘った?とまで言い切る前に、奴は質問に端的に答えて下さった。

⏰:08/05/08 23:00 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#85 [みい]

「からかうためだよ、暇つぶしの遊び」
「遊び?」

反射的に眉をひそめる。


「そ♪大好きな片思いの男にずたずたにフラれちゃうかわいそうな女の子。見てみたいんだよね〜…」


そんなことを呟き、舌なめずりしながらニヤつく佐々木を見て俺は全身に鳥肌が立ったのを感じた。


…なんだこいつ、ただの変態じゃねーか…気持ちわり…。

⏰:08/05/08 23:03 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#86 [みい]

「染谷も見てみたくない?」
「いや、別に」


佐々木は短く答えた俺の顔をじーっと見たあと、鼻で笑って、


「あ、そ」


と鞄を持って立ち上がった。


「あんた早瀬のこと好きなの?」


…んなわけねーじゃん。無礼も大概にしやがれ。

⏰:08/05/08 23:04 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


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