・・悪魔なキミ・・
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#87 [みい]

「まさか」

俺が先程の佐々木と同様に鼻で笑うと、佐々木は、


「ふーん……。まあどっちでもいいけど…邪魔しないでね?」


と俺に近付きながら言う。


「つーか俺関係ねーから。勝手にやってろ」


こいつらがどうなろうと俺が知ったこっちゃねえ。

⏰:08/05/08 23:04 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#88 [みい]

「ならいいんだけど。じゃ」


最後にまた嫌な笑い声を上げると、奴は教室から出ていった。


取り残された俺。


なんだあいつ…てっきり柚のこと好きなのかと思ってた。
他校の女連れ込んで放課後学校でヤるなんて、たいしたタラシじゃねえか。


つーか…恐ろしい二重人格っぷり。

⏰:08/05/08 23:06 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#89 [みい]

ま、俺も人のこと言えねーけど。


佐々木は柚の前ではぶってて、放課後はタラシ。

俺は柚の前では性悪で、他の奴等相手には100匹くらい猫をかぶる。


…どっちもどっちだな(笑)


「…って、あー!!部活……!!;」


急いでグラウンドまで走ったけど、結局部活は終わっちまってた。

⏰:08/05/08 23:07 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#90 [みい]

………………………………

――*柚稀Side*――

いつもの帰り道。だけど今日は!!今日ばかりは!!!!なにもかもが…輝いて見える……♪


そう、時は流れて今日は金曜日。明日は…ずっと憧れだった佐々木君との……で、デートですっ//


「何うきうきしてんだよ;」


口角が緩みっぱなしの私の後ろから低い声が呟く。

⏰:08/05/08 23:08 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#91 [みい]

相変わらずなぜか一緒に登下校させられてる悪魔こと染谷蓮に呆れられても気にしない。てゆうか気にもならない。


「ああ、明日か。佐々木の」


思い出したように口を開く悪魔に、ふと我に返った。


「お願いっ!!明日だけは邪魔しないで!!」


奴のシャツの胸元を掴みながら必死に懇願する。

⏰:08/05/08 23:09 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#92 [みい]

「ずっと…ずっと好きだったの。明日は一世一代のチャンスなの!!だから…」

そう。私は明日、彼に告白するつもりでいるんです//こんな機会二度とないかもしれないし…!!!//

それを…それまでもをこんな奴に妨害されてたまるか!!


言葉に詰まって俯いた私の頭上から鼻で笑う音が聞こえたかと思うと、染谷蓮は自分の胸元を捕えている私の腕を少々乱暴に引きはがした。

⏰:08/05/08 23:12 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#93 [みい]

「知るかよ。勝手にやっとけ」


…これは良い意味に解釈するべきだろうか?

ややこしいんだよっ!!


今すぐに殴りかかりたいくらいだが、もちろんそんなの無理無謀。


「つーかさあ」


続けて奴が話し始める。

⏰:08/05/08 23:13 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#94 [みい]

「俺の邪魔がどーのこーのより、自分の心配したほうがいんじゃねえの?」
「は!?」


言ってる意味がさっぱりわかんない。私に悪魔語は通じません。


「お前にデートなんか務まんねえっつってんだよ。ガキはお家でままごとでもしてろ」

悪魔はそう囁き、冷ややかな目で私を見下す。


「…っ!!ガキじゃないもん!!」

⏰:08/05/08 23:14 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#95 [みい]

やっとの思いでそれだけ言い返すと、私は悪魔を残して家まで走った。


ムカつくムカつくムカつく…っ!!あたしがガキならあんたは赤ちゃんだよっ!!(怒)


――*蓮Side*――

あーあ…せっかく人が忠告してやったのに。

遠回しに「行くな」っつったつもりだけど…あの調子だと、明日あの男にまんまと騙されるはめになるな。

⏰:08/05/08 23:15 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#96 [みい]

「馬鹿じゃねーの」


やっぱ馬鹿はいつまで経っても馬鹿のままだな。いい男と悪い男の区別もつかねーなんて。



泣いてる柚が目に浮かぶ。佐々木に裏切られて、傷つく姿が。


「…馬鹿すぎんだよ」


なんか知んねえけど、めちゃくちゃ腹が立って足元の小石を思い切り蹴り上げた。

⏰:08/05/08 23:16 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


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