☆ヒカリ☆BLです
最新 最初 🆕
#151 [YOU]
皆様こんばんは

今日もお付き合いありがとうございます

感想お待ちしてます

⏰:08/05/14 23:44 📱:F905i 🆔:6Fi3PAX.


#152 [YOU]
やっと、逢えた…



『ありがとう、雪』


『記憶は、絶対に戻るよ!大丈夫だって!!』



でも…一つ気がかりな事がある。




大須賀の人間はなぜ、誰一人と見舞いにこない。

⏰:08/05/15 23:26 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#153 [YOU]
母も…六代目も…。



俺が居なくなった6年間で何かあったのか?


今晩、徠に電話してみようか…




だが…俺が出る幕じゃないような気がする。



自室に戻って、ちぎれたブレスレットを見ていた。

⏰:08/05/15 23:30 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#154 [YOU]
『修理…出さないとな』


ベッドに横になり、天井を見ていた。



凛に逢ってしまった事で、今まで我慢していた気持ちが爆発しそうだった。






次の日の昼に…俺は凛に会いに行った。

⏰:08/05/15 23:32 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#155 [YOU]
『ロクさん』



俺の顔を見て、明るい表情になった気がした。


ここまでは、何も変わらない…



ただ…記憶がなくなっただけだ。


『元気そうだな』



『うん!元気ハツラツだよ!』

⏰:08/05/15 23:34 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#156 [YOU]
本当か?無理してないか?



顔に疲れの色が見えるのは気のせいだろうか…



『凛?家族の事、何か覚えてるか?』




『家族…?』


急に険しい顔になってしまった。

⏰:08/05/15 23:36 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#157 [YOU]
『…分からない、けど』


続きを話し出そうとした時、ノック音が聞こえた。


病室に入って来たのは、徠だった。





『ロク…』



『徠!?』

⏰:08/05/15 23:39 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#158 [YOU]
凛がつかさず話しかけてきた。



『えっ?2人共、知り合いなの?』




お互いの顔を見合わせて、嘘をつくのに必死だった。


考えた結果、雪の知り合いという事で片付いた。


屋上へ2人で上がり、久しぶりに話した。

⏰:08/05/15 23:43 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#159 [YOU]
徠に、凛との再会の理由を話していた。




『驚いたな、そんな事があったのか…』




『俺もだよ、まさかこんな形で出逢えるなんて』


屋上の手すりにすがり、タバコを吸っていた。

⏰:08/05/15 23:46 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#160 [YOU]
懐かしい…




こんな風にまた、徠と逢って、話ができるなんて…



『ロク…?』


徠の様子がおかしい、顔を見ると…

何かを言い出そうとしている。


『何?言ってみて』

⏰:08/05/15 23:50 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#161 [YOU]
『凛に逢えて良かったんだよな?』



遠慮がちに聞いてきた。

俺は…徠に迷惑ばかりかけてきたんだ。



申し訳ない気持ちでいっぱいになった。




でも…もう迷わない。

⏰:08/05/15 23:52 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#162 [YOU]
凛を守る…それだけは誓える。




『うん、良かったんだよ』


あと、気になる事と言えば…大須賀家の事だ。



徠に聞いてみると、



六代目も兄貴達もみんな元気でやっているらしい。

⏰:08/05/15 23:54 📱:F905i 🆔:EFtaUy7o


#163 [みぃ]
あげ
頑張って下さあい

⏰:08/05/17 09:43 📱:P905i 🆔:5zGoarOE


#164 [YOU]
みぃさん

こんばんはいつもアゲありがとうございます

日付が変わるぐらいに更新になりますが、待っていてくださいまし

⏰:08/05/17 23:37 📱:F905i 🆔:S8VJUvjA


#165 [YOU]
見舞いに来ない理由は、記憶をなくした凛を、


普通の生活に戻してやりたいと言う六代目の希望らしい…



六代目で、大須賀家が途絶えるのか?


それは余りにも…




『ほかに誰か跡目いるだろ?』

⏰:08/05/18 00:26 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#166 [YOU]
『一応…候補は何人かでてる』



『誰?』


徠がもう一本火をつけた
まさか…



『徠なのか?』

こっちを向いて照れ臭そうに頷いた。

⏰:08/05/18 00:29 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#167 [YOU]
『本当に…勘がするどいな』


それは俺も嬉しい…でも


『香澄さんは?』



『分かってくれてる』




この2人は、強い絆があるんだろうな…

凛や俺よりもっと辛いことを2人で乗り越えてきたんだろう…

⏰:08/05/18 00:31 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#168 [YOU]
凛とも…この2人のように強く、結ばれたい。




『そろそろ戻るか』



『そうだね』


そういえば、凛を病室に置き去りにしたままだ。


『ただいま』

病室に雪がいた。

⏰:08/05/18 00:33 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#169 [YOU]
『お兄ちゃん、どこ行ってたの?今2人で噂してたの』




『噂…?』


『雪ちゃん!?言うなよ?』


凛はなんか必死に雪の腕を引っ張ってる。



雪はニヤニヤして、凛にちょっかいを出してる。

⏰:08/05/18 00:36 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#170 [YOU]
『いーじゃん、言っても、あのねぇ』




『ダッ…ダメー!!』


今までこんな大きい声聞いた事ないから、俺がびっくりした。



『こら、雪』


今にも泣き出しそうな顔してる。

⏰:08/05/18 00:39 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#171 [YOU]
雪もSか?


やっぱり兄妹って、こんな所も似るのかな?



『凛ちゃん!!』


気づくと、病室に一人残されていた。



どこ行った?

脱走かよ?俺も必死に後を追いかけた。

⏰:08/05/18 00:42 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#172 [YOU]
中庭にも居ない…


どこだ?凛の隠れそうな場所…




あいつ、意外と狭い所とか好きだったよな?



『お兄ちゃん!』


気づくと雪が息を切らせて隣にいた。

⏰:08/05/18 00:44 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#173 [YOU]
『お兄ちゃん、どうしよう!帰って来なかったら』



『大丈夫、俺が見つけてみせる』


全く…大人になってかくれんぼかよ。



病院の中はとてつもなく広い、時計を見ると、もう夕方近い。



仕事にも行かないといけないし…

⏰:08/05/18 00:47 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#174 [YOU]
階段を降りながら、景色を見ていた。




―――カタン…


ん?音がする方へ行ってみると、




『見つけた』


階段の裏側の荷物が置いてある狭い所。

⏰:08/05/18 00:49 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#175 [YOU]
膝を抱えて、隅に座っていた。



『…ロク、ロクぅー!!』

俺に思い切り飛びついてきて、尻餅をついてしまった。




『もう大丈夫、もう泣くなよ』


こんな所に一人で怖かっただろう…

⏰:08/05/18 00:52 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#176 [YOU]
こんなに震えて…



顔を両手で包み込み、涙を口で吸った。



額に…頬に…




『…ッ…ロクさん?』


ヤバい…暴走してしまった。

⏰:08/05/18 00:55 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#177 [YOU]
涙で濡れた凛の目は驚きを隠せない表情だった。


『戻ろう、みんな心配してる』


『…うん』



病室に凛を連れて行き、俺は仕事に向かった。




なんか、今日はハードだ。

⏰:08/05/18 00:57 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#178 [YOU]
でも、今日は表に出る事ないから、楽だな。



鏡の前に立ち、身なりを整えていたらノック音がした。




『オーナーお客様です』

『誰?』



『さぁ?年配の方です』

⏰:08/05/18 00:59 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#179 [YOU]
皆さんこんばんは

今日は少ししか更新できずにすみません


感想、お待ちしています

⏰:08/05/18 01:01 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#180 [まゆゆ]
やっぱり楽しい

⏰:08/05/18 09:54 📱:F905i 🆔:BXUkT4Eg


#181 [YOU]
まゆゆさん

ありがとうございます今日も夜に更新しますので、待っていて下さいね

応援、本当に嬉しいです

⏰:08/05/18 20:27 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#182 [YOU]
『わかった』



一体誰なんだ?


名刺ケースを持ち、表に向かった。








そこには6年前に別れた六代目の姿があった。

⏰:08/05/18 23:35 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#183 [YOU]
『お久しぶりです、親父』



『元気そうだな、ロク』



六代目が俺を訪ねて来るなんて、どうゆう風の吹き回しだ?


すぐにVIPルームへ案内した。



『わざわざすみません、自分から出向けなくて』

⏰:08/05/18 23:38 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#184 [YOU]
『気にするな、座れ』



やはり、親父はいつまでたっても偉大だった。


背筋が伸びる感覚を覚えた俺は、向かい合わせに座った。



何か用がない限り、親父が来るはずがない…


酒を作り、差し出した。


無言でグラスを持ち、一口飲んだ所で話はじめた。

⏰:08/05/18 23:42 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#185 [YOU]
『凛と会ってるみたいだなぁ』




『…はい』


親父はタバコをはきなぎら、俺を静かに見てきた。



会うな…とでも言われるんだろうか。


しばらくの沈黙があった。

⏰:08/05/18 23:44 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#186 [YOU]
親父の行動を静かに見守り、また静かに話し出す。




『凛を、お前の所で世話してくれないか?』



『えっ?』


親父の口からそんな言葉を聞くとは…

⏰:08/05/18 23:46 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#187 [YOU]
俺は驚いて、すぐに返答できなかった。



『母は?』



親父の眉間にシワが刻まれた。


『あいつはいい、記憶をなくしてから、会いにも行っちゃいねぇ…』



吐き捨てるように、言った…

⏰:08/05/18 23:49 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#188 [YOU]
母は…きっと、俺以上にショックを受けているはずだ。



凛を溺愛していたし…



『凛は…お前の側にいるのを望んでる』





『親父』


目の前にいる親父が急に力弱く見えた。

⏰:08/05/18 23:51 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#189 [YOU]
こんなに親父は小さかったか?



6年の間で、急に老いたように見える。


親父もきっと、凛の記憶がなくなったのがショックなんだ…



そうだよ、実の息子に忘れられるなんて…



辛いことだ。

⏰:08/05/18 23:53 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#190 [YOU]
俺の目の前に、白い封筒を出してきた。



『これで、頼む』


中を見ると、何冊かの銀行通帳と印鑑が入っていた。




『貰えません』



『ロク、受け取れ』

⏰:08/05/18 23:55 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#191 [YOU]
皆さんこんばんは

今日も少ししか更新できず、スミマセン

感想お待ちしてます

⏰:08/05/18 23:56 📱:F905i 🆔:omOghgPo


#192 [YOU]
俺は親父に愛情を貰った…


もう、いいんだ。



今度は俺が、恩返しする番だ…


『俺は大丈夫です、凛を養う余裕はあります』



『お前…』


『今の俺があるのは、親父のおかげです、ありがとうございました』

⏰:08/05/19 22:58 📱:F905i 🆔:195w98c6


#193 [YOU]
深々と頭を下げた。



なんて、礼を言って良いか…


凛を、託してくれるなんて…




久々の再会で緊張していたが、親父と色々な話ができて良かった。



親父を送り出した時には夜が明けていた。

⏰:08/05/19 23:01 📱:F905i 🆔:195w98c6


#194 [YOU]
なんか…朝日の用に、俺の心も晴れ晴れとした気分になった。




今から…凛に逢いに行こう。



マンションに戻ると、コロンが待っていた。


今日はこいつも連れて行くか…

⏰:08/05/19 23:03 📱:F905i 🆔:195w98c6


#195 [YOU]
外の空気を吸わせてやろう。



そう言えば俺…24時間眠ってない。


でも、眠くない…元気だ


着替えを済ませて、コロンと病室に向かった。



雪に電話すると、面会時間が早過ぎると叱られた。

⏰:08/05/19 23:05 📱:F905i 🆔:195w98c6


#196 [YOU]
ブツブツ言いながらも入れてくれた。



病室のドアを静かに開けると、スヤスヤ眠っている…



―――…??


涙のあと、寝てる時まで泣いてるのか?




そんな凛が愛しくなって、少し開いた唇に軽くキスをした。

⏰:08/05/19 23:08 📱:F905i 🆔:195w98c6


#197 [YOU]
早く記憶が戻って欲しい…



一から俺との思い出を作ろうか?と考えた事もある…



もし…凛がほかの奴を好きになったら。


俺はまた立ち直る事ができるか?



俺の考えと裏腹に、愛犬はベッドの中に潜り込んで行った。

⏰:08/05/19 23:11 📱:F905i 🆔:195w98c6


#198 [YOU]
あーぁ…起きる。



『ンッ…んー』


ヤバい!と思ったが、もうしばらく寝顔を見たくて静かに見守った。




病院内に犬を連れ込んだとバレたら本気で叱られるぞ…



俺は雪の立場を考えた結果…凛を起こすことにした。

⏰:08/05/19 23:14 📱:F905i 🆔:195w98c6


#199 [YOU]
『凛…こら、起きろ』



『ん〜、誰?』


目を擦りながらも、起きてくれた。



『おはよ…』



『ロクさん!!』


驚くのは当たり前だよな…まだ早いし。

⏰:08/05/19 23:17 📱:F905i 🆔:195w98c6


#200 [YOU]
『ちょっと、ごめん』



頭をベッドの中に突っ込み、潜り込んだ。


『やっ!ロクさん!?』



コロンを出さないと、凛を起こした意味がない。


こいつは…凛の足の間を陣取り、気持ちよさそうに眠ってる。



神経図太い奴だな。

⏰:08/05/19 23:19 📱:F905i 🆔:195w98c6


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