可愛いS女
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#212 [イクト]
 
 
 
――ザアァァ――…
 
葉月 「…さっきまで晴れてたじゃねぇかよ。」

と空に文句を言う。

⏰:08/09/02 23:00 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#213 [イクト]
 
貴斗 「まぁまぁ。たまには雨も良いじゃねぇかよ。」 

葉月 「…まぁ最近ずっと晴れてたから良いけどさ…。」
 

⏰:08/09/02 23:03 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#214 [イクト]
 
ふと横を見ると、唯子がちょうど玄関から出てきた。 
貴斗 「鈴原も出てきたし、じゃあ俺部活行くから。また明日な。」
 
スポーツマンらしく爽やかな笑顔で貴斗は去っていった。

⏰:08/09/02 23:05 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#215 [イクト]
葉月 「また明日−…。」
 
 
雨がアスファルトの地面を容赦なく叩きつける。
 
 
唯子 「…一緒に帰らない…?」
 
 唯子が傘を持って近付いて来た。

⏰:08/09/02 23:08 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#216 [イクト]
唯子の傘はレモン色の綺麗な傘だった。

…俺の透明な素っ気ないビニール傘よりも滅茶苦茶綺麗…。

葉月 「もっ…勿論!!」

唯子 「…良かった。」

微かに微笑む。
…可愛すぎる。

⏰:08/09/02 23:14 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#217 [イクト]
葉月 「…じゃあ行こう。」

俺が傘を開きかけたその時。


? 「す−ず−は−ら−さ−ん!!」
 

⏰:08/09/02 23:16 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#218 [イクト]
唯子を呼ぶ声。

? 「今帰りなの!?良かったら傘貸してよ!!」

あ−…この女。

俺はあまり良くない頭をフルにして名前を思い出した。

⏰:08/09/02 23:18 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#219 [イクト]
確か…。

山内…山内智尋だ。

ギャル系のキャーキャー煩い女。

今日もしっかりメイクしてスカートはパンツが見えそうなほど短い。

⏰:08/09/02 23:20 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#220 [イクト]
唯子 「…山内さん持ってないの…?」

智尋 「だって朝晴れてたじゃん!!ゴチャゴチャ言わないで貸してよ!!」

…いちいち命令口調で嫌な女だ。

⏰:08/09/02 23:23 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#221 [イクト]
唯子 「…分かった。…はい。」

唯子が傘を差し出す。

ニヤリと笑って智尋は奪うようにして受け取った。

智尋 「最初から貸せば良いんだよ。」

コイツ…。
俺は苛々していた。

⏰:08/09/02 23:25 📱:P705i 🆔:☆☆☆


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