・・万華鏡・・
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#1 [果樹] 08/05/28 20:39
ここでは様々な恋のお話を書こうと思います((∀・!

ご意見ご感想はこちらまで
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果樹の感想板.゚
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#991 [○○&◆.x/9qDRof2]
「誰だっけ?顔は見た事あんだけどなー」

「いいよ思い出さなくて。めんどくせぇし」

「えーでも結構可愛い子だぜ?」

「興味ねぇ。俺帰って寝るわ」
チャイムが鳴り終わってかばんを持つ

「来た意味ねぇな」

「まぁな。」

⏰:22/10/18 18:50 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#992 [○○&◆.x/9qDRof2]
「あっ今度バイク貸せ」

「無理に決まってんだろ」

「何でだよ」

「お前に貸してもいいことねぇから」

健太がバイクを貸してくれって言うときはだいたい…ろくなことがない


「ちょっと走りてぇんだよ」

ほらな

⏰:22/10/18 18:50 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#993 [○○&◆.x/9qDRof2]
健太の走るは暴走すんのと同じぐらいスピードが出る

前に貸してボロボロになって返ってきた

まあ当然一発殴って修理代貰ったけど

「何回も言うけど自分勝手ので走りゃいいだろ」

「俺のじゃ気分がのらねぇの。祥のは渋いかんなー」

「とりあえず却下」

文句を言う健太を置いて教室を出る

帰りも…あの道で帰るか

⏰:22/10/18 18:50 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#994 [○○&◆.x/9qDRof2]
近道だから
なんて本当は言い訳かもしれない

少しだけあの女に会えるかもって期待がある


俺は速めにバイクを走らせた

朝見かけた大きい屋敷

行きは気付かなかったけどこの屋敷の横には丘がある

「でけぇなー」

屋敷を見て改めて思う

丘も負けないぐらい高い

⏰:22/10/18 18:50 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#995 [○○&◆.x/9qDRof2]
何故か丘にすっげー登ってみたくなってバイクを降りた

登ってみると意外と暑くて

すぐ降りた

まぁ景色はいいんだけどな

一人暮らしはたまに嫌になる

かと言って女も呼びたくもないし

健太ぐらいしか来ねぇな

⏰:22/10/18 18:50 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#996 [○○&◆.x/9qDRof2]
時計を見ると9時

そろそろ腹減ったし…コンビニでも行くか

俺は財布と携帯を持って家を出た

「ありがとうごさいました」

ウィーン

コンビニから出ると知らない女に声をかけられた

⏰:22/10/18 18:51 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#997 [○○&◆.x/9qDRof2]
「祥じゃん!」

誰だよこいつ

「あ?誰」

「ひっどーい。ねぇ遊ばない?」

絡まりついてくる腕

「うぜぇよお前」

ぎゃあぎゃあ言う女を振り払う

お、こっからでもあの丘見えるのか

⏰:22/10/18 18:51 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#998 [○○&◆.x/9qDRof2]
「あれ…あいつ」

間違いない

あの女だ

俺はその丘に向かった

あいつは座って空を見ていて

俺は後ろで横に行っていいのか迷った

⏰:22/10/18 18:51 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#999 [○○&◆.x/9qDRof2]
「そんなとこいないでこっち来なよ」

あいつの言葉に少し驚いた

「あぁ、気付いてたんや」

「まぁね」

「何で君こんなとこ来たの」

⏰:22/10/18 18:51 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#1000 [○○&◆.x/9qDRof2]
あいつは俺に視線をうつすことなく言う

「たまたまに決まってんだろ」

「何それ」

「お前は?」

「ん?」

「お前は何してんの?」

「見てんの」

「何を」

「見て分かるでしょ。空だよ」

⏰:22/10/18 18:51 📱:Android 🆔:h3l12Mig


#1001 [我輩は匿名である]
このスレッドは 1000 を超えました。
もう書けないので新しいスレッドを建ててください。

⏰:22/10/18 18:51 📱: 🆔:Thread}


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