・・万華鏡・・
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#247 [果樹]
総が部屋に行ったのはこれをとりに行くためだったんだ。
私は総の手からそれを受け取り、総に案内されるままお風呂場に行った。
カチャ・・・パタン
私は風呂場のドアを閉めると、ドアにもたれかかってズルズルと腰を下ろした。
総が変なこと言うから焦っちゃったじゃないの。
:08/06/08 19:49
:P902iS
:☆☆☆
#248 [果樹]
心配する必要なかったのかも・・・。
なのになんだろう。
がっかりする気持ちとほっとする気持ちが一緒にあるのは・・・。
私は少し考えたがわからなかったので、お風呂に入ることにした。
――――――――・・・・
「お風呂お借りしました」
:08/06/08 19:50
:P902iS
:☆☆☆
#249 [果樹]
「おう!じゃあ疲れてるだろうからベッド使って先に寝とけ」
私が出ると総はすぐにお風呂場に向かった。
私は総に言われたとおり、リビングの部屋に置かれているベッドに横になる。
総はなんでこんなに広い家に一人で住んでいるんだろう?
確か総は大学4年生で22歳のはず。
22歳ってそんなにお金を持っているものなの?
:08/06/08 19:56
:P902iS
:☆☆☆
#250 [果樹]
私と4つしか違わないのに。
総ってよくわからない・・・。
そんなことを考えていたらカチャっとドアが開く音がして、総がお風呂場から出てきた。
そのままベッドに入ってくるのかと思ったが、総は床に寝転んでしまった。
「・・・・・・・」
まさか床で眠るつもり?
:08/06/09 05:11
:P902iS
:☆☆☆
#251 [果樹]
総、寒くないのかな・・・?
あのままじゃ風引いちゃうかも・・・。
・・・よしっ!
「総?」
「ん?まだ起きてたのか?つかさ」
私が総に声をかけると背中を向けていた総がこっちを向いた。
:08/06/09 05:12
:P902iS
:☆☆☆
#252 [果樹]
「あ、あの・・・床じゃ痛いでしょ?よかったらこっちこない?」
「は?」
総はまぬけな声を出す。
私の顔はきっと恥ずかしさで真っ赤なはずだ。
現に今だって心臓が激しく脈を刻んでいる。
「つかさ、それ意味わかっていってるのか?」
むくりと起き上がって聞く総。
:08/06/09 05:12
:P902iS
:☆☆☆
#253 [果樹]
総の表情は暗くてよくわからなかった。
「はい・・・」
「ふぅん。そんじゃご相伴に預かりますか」
そういうと総は立ち上がって私の眠るベッドに近付く。
ギシッとスプリングが鳴り、総はベッドに身体を預ける。
私は総と向き合って眠るのはさすがに恥ずかしかったので、総に背中を向けて眠ることにした。
:08/06/09 05:13
:P902iS
:☆☆☆
#254 [果樹]
・・・・・・眠れない。
背中に総を感じる。
シングルベッドだからさすがに二人で寝るには厳しいものがある。
総の体温を背中に感じて恥ずかしくなる。
「つかさ。そんな隅っこにいたら落っこちるよ?もっとこっち来れば?」
「え?」
:08/06/09 05:13
:P902iS
:☆☆☆
#255 [果樹]
総の声が聞こえた瞬間、肩を掴まれて、反転させられた。
総の顔が近い。
「ほら・・・おいで」
そういって総は背中に手を回して引き寄せる。
私は総の胸に身体を密着させて、抱き締められるような形になった。
「おやすみ」
上を少し見上げると目を瞑って総は寝る体勢にはいっていた。
:08/06/09 05:14
:P902iS
:☆☆☆
#256 [果樹]
え?ええ?
これで眠れっていうの?
嘘でしょ!?
恥ずかしくて眠れないわよぉ!
すぐ近くでは総の心臓がトクントクンと脈を打っている。
あ・・・心地いい音。
あったかい。
「おやすみなさい・・・」
:08/06/09 05:15
:P902iS
:☆☆☆
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