・・万華鏡・・
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#690 [果樹]
後ろでその光景を見ながら圭ちゃんが
どこぞのバカップルか!
なんて思っていたのは誰も知らない。

――――・・・

「あー迷うよぉ。何着ていけばいいのー?」

放課後、圭ちゃんと一緒に街まで買い物に出た私はたくさんある服の前で頭を抱えていた。

⏰:08/11/20 13:48 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#691 [果樹]
京太と遊園地に行くのは明日なのに服が決まらないのだ。

「ユイカってばきょんの好み知らないの?」

圭ちゃんがいくつか服を見ながら聞いてくる。

「知らないよー。だって小学校から今までみてきたけど彼女がいたの見たことないんだもん」

⏰:08/11/20 13:48 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#692 [果樹]
そうなのだ。
京太は愛想はいいため男女問わず友達は多いが特定の女子とは仲良くはならない。

今までずーっと見てきたが京太が私以外の女子と二人でいるところや帰っているところを見たことはない。

そのため参考にするモデルがいないのだ。

⏰:08/11/21 04:14 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#693 [果樹]
「うーん悩むわね・・・」

「うん・・・」

私と圭ちゃんは顎に手を当てていろいろ考える。

「あ!これは?遊園地だし。走ったりするわけじゃないからワンピースでも大丈夫だと思うよ」

そういって圭ちゃんが見せてきたのは真っ白な膝上の可愛いワンピース。

⏰:08/11/21 04:15 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#694 [果樹]
胸下のリボンの切り返しが可愛くて女の子らしいデザインだ。

「あたしこういうの着たことない・・・」

少し怖じけずく私を圭ちゃんが励ます。

「大丈夫だよ!ユイカは髪も黒いし似合う!あたしが保証する」

⏰:08/11/21 04:15 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#695 [果樹]
「んー・・・じゃあそれにする」

悩んだ末、私は圭ちゃんの後押しもありワンピースを買うことにした。

――――・・・

「買った?」

店から出ると圭ちゃんが笑顔で待っていた。

「うん。つきあってくれてありがとう圭ちゃん」

⏰:08/11/21 16:29 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#696 [果樹]
私はワンピースが入った袋を胸に抱えてお礼を言う。

「いいよー。娘の成長を見守るのも母の役目ってね」

「ん?」

「いやいやこっちの話」

圭ちゃんの言っている意味が分からず首を傾げるとはぐらかされてしまった。

⏰:08/11/21 16:29 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#697 [果樹]
そのあとは喫茶店でお茶をして明日の計画を練ってから私たちはそれぞれ家に帰った。

――――・・・

「明日はこれとこれと・・・これでいっかな?」

私はベッドの上に明日来ていく服を並べる。

「はぁー緊張する」

もうすでにバクバクいっている心臓を抑えて深呼吸をする。

⏰:08/11/21 16:30 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#698 [果樹]
そんなことをしていると携帯からメール受信を告げる音が鳴りだした。

チャラチャラチャ〜♪

「はいはいっと」

私は鞄から携帯を取りだし受信フォルダを開く。

受信先:京太
明日10時にユイカん家に迎えに行くから寝坊すんなよ!

⏰:08/11/21 16:31 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#699 [果樹]
10時か・・・。
私はメールを送り返す。

宛先:京太
京太こそすっぽかしたら許さないから!
それじゃあ明日ね。
おやすみ。

送信ボタンを押して私は携帯を閉じる。

にやけそうになる顔をパンパンと叩いて私はベッドに潜り込む。

明日遅れないようにしなくっちゃ!

⏰:08/11/21 16:31 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


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