・・万華鏡・・
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#185 [果樹]
「なんであの時泣いたのかもわからなかったんです。
でもね・・・。やっと答えが出ました。
私は、あなたが・・・。」
:08/06/05 01:00
:P902iS
:☆☆☆
#186 [果樹]
.
「上條先輩が好きです」
.
:08/06/05 01:01
:P902iS
:☆☆☆
#187 [果樹]
あの時私が泣いたのは、あなたが泣きそうな顔をしていたか。
あなたが辛いと私も辛かった。
胸が苦しくて仕方がなかった。
だから涙が出たの。
先輩・・・私はね。
「あなたが好きです。上條先輩」
:08/06/05 01:02
:P902iS
:☆☆☆
#188 [果樹]
「ほ・・・んま?」
口を開いて間抜けな顔で私を見る上條先輩がなんだかおかしくて、私は笑いながらコクンと頷く。
「うっそんぷーとかなしやねんで?!ほんまにほんま?」
立ち上がって、先輩はみぶり手振りで何かを表現したい様だが、慌てているのか全然わからない。
:08/06/05 01:07
:P902iS
:☆☆☆
#189 [果樹]
「大好きですよ」
私が笑っていうと先輩はへたりと床に座り込んでしまった。
「上條先輩!?」
「あかん・・・。手ぇ震えて力入らへん・・・」
先輩の元に駆け寄ると先輩はへらっと笑っていた。
見ると先輩の手は本当に震えていた。
:08/06/05 01:22
:P902iS
:☆☆☆
#190 [果樹]
そんな先輩が私は何だか無償に可愛くてしかたがなくなった。
「ほんまに俺でええの?」
首を傾げて聞く先輩。
「何回言わせるんですか?私は上條先輩が―――・・・キャッ」
「わかった!もうそれ以上はええ!頭おかしなってしまう・・・」
:08/06/05 01:22
:P902iS
:☆☆☆
#191 [果樹]
“好きです”の言葉を言う前に私は上條先輩の体にすっぽりと包まれてしまった”
先輩・・心臓の音が速い・・・。
「俺も大好きや」
ダイレクトに耳に囁かれた言葉に、私の心臓は跳ね上がり、上條先輩と同じ速さで刻み始めた。
「上條先輩・・・」
:08/06/05 01:23
:P902iS
:☆☆☆
#192 [果樹]
「あ・・・!」
しばらくそのままの体勢でいたら、上條先輩がいきなり大きな声を出した。
「どうしたんですか?上條先輩」
何事かと先輩を見上げて聞くと先輩が私の方を見る。
「それ!」
「え?」
:08/06/05 01:24
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:☆☆☆
#193 [果樹]
何・・・?
「その上條先輩っていうのやめようや」
上條先輩をやめる・・・?
「え?でも・・・」
“何て呼べば?”と言おうとしたら上條先輩がにっこり笑う。
「隼人」
「え・・・?」
:08/06/05 01:25
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:☆☆☆
#194 [果樹]
「俺の名前は上條隼人。言うて?」
言うてって・・・。
先輩が無邪気に言うものだから断れなくなってしまった。
「隼・・・人」
小さく先輩の名前をつむぐ。
:08/06/05 01:26
:P902iS
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