ギンリョウソウ
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#961 [○○&◆.x/9qDRof2]
#92 [.]
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そうやって走り続けているうちに

突然、自分の足が止まった。


……いや、

動かなくなった。



みるみるうちに

ぐにゃぐにゃと曲がっていく視界…


周りの喧騒も遠くなっていき…


やがてひんやりとした静寂に包まれた頃、


真っ暗な闇が、


私を襲った………――――――

⏰:22/10/04 04:07 📱:Android 🆔:☆☆☆


#962 [○○&◆.x/9qDRof2]
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

光があるから闇が生まれ、
闇があるから光が輝く。

人の人生も同じ。

光ばかりでなく、闇が存在する。
人が光のある幸せを、忘れないように。

そして闇ばかりが続いたとしても、
必ずいつか光が射すようになっている。
人が、希望を捨てないように。

2つはいつも表と裏、背中合わせで、
どちらが欠けてもいけない。

きっと神様は
人が幸せを忘れないように、
この世界に闇を作ったんだよ。

⏰:22/10/04 04:08 📱:Android 🆔:☆☆☆


#963 [○○&◆.x/9qDRof2]
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きっとこの真っ暗な闇にもいつか…

"うそつき"

明るい一筋の光が差して

"うそつき"

あなたを照らしてくれる時が来る。

"うそつき"

だから……祈るのよ。

神は必ず私達を見ている。



―――…嘘つき。

神様ってやつがほんとに居るなら、

この手で殺してやるよ。

⏰:22/10/04 04:08 📱:Android 🆔:☆☆☆


#964 [○○&◆.x/9qDRof2]
―――ザーッ…

手を洗いながら便所の鏡をふと見上げる。

頬が少しこけて、目の下には真っ黒なクマ……

まるで絵に書いたようなやつれた顔がこちらを見つめていた。

⏰:22/10/04 04:09 📱:Android 🆔:☆☆☆


#965 [○○&◆.x/9qDRof2]
最近ろくに寝てないからな…。

毎年"あの日"が近付くと
イヤな夢ばかり見てしまって眠れない日が続く。

まるでオレに忘れる事を許さないかのように。

⏰:22/10/04 04:09 📱:Android 🆔:☆☆☆


#966 [○○&◆.x/9qDRof2]
あれこれ考えてぼーっとしていると



"ゆうき……"




ふと耳元でオレを呼ぶ声がして、胸がドクリと跳び跳ねる。

ばっと振り返るが、…やはりそこには誰も居ない。

そう、居るはずなんてないのに、
今更何を期待しているのか…。

⏰:22/10/04 04:10 📱:Android 🆔:☆☆☆


#967 [○○&◆.x/9qDRof2]
オレはどうやら相当、キているらしい。

⏰:22/10/04 04:10 📱:Android 🆔:☆☆☆


#968 [○○&◆.x/9qDRof2]
1

黒猫の詩


「リア、お前の瞳は本当に綺麗だね」

 ご主人様はいつも笑いながらわたしにそう言う。まるで口癖のように。


“ブルーの瞳が綺麗だ”と。

わたしはご主人様にそう言われるのが嬉しかった。


笑いながら、頭を撫でて貰うのが好きだった。ご主人様の手は、温かくて、大きくて。撫でて貰うと、なんだかとても安心するの。

⏰:22/10/04 04:11 📱:Android 🆔:☆☆☆


#969 [○○&◆.x/9qDRof2]
わたしは。真っ黒な毛、真っ青な瞳が特徴のごく普通の黒猫。ご主人様に助けてもらう前は、その辺の道端で歩いている普通の野良猫だった。


「リア、ご飯だよ」


 そしていま、わたしの目の前に餌の入った皿を置いてくれたのが.......わたしの大好きな、大好きなご主人様。

⏰:22/10/04 04:12 📱:Android 🆔:☆☆☆


#970 [○○&◆.x/9qDRof2]
名前は確か.......セツナ。

あまり覚えてないけど、ご主人様のお友達が「セツナ」と呼んでいた。




そしてご主人様の髪の毛はとても綺麗な蜂蜜色。

ふわふわ柔らかくて。
私はご主人様の髪の毛が大好きなんだ。

⏰:22/10/04 04:12 📱:Android 🆔:☆☆☆


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