愛の在り処
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#21 [果樹]
パタンとドアを閉めると一哉が色っぽい艶めいた声を出して抱き締めてきた。
「ン・・・」
耳から首にかけて舐められれば私の口からは声が洩れる。
「ハァ・・・ンッ・・・」
ブラウスの間から手を突っ込まれて胸を揉まれれば、体が反応する。
スッと手を抜かれ一哉は私の横を通りすぎてベッドに座る。
:08/06/12 00:48 :P902iS :☆☆☆
#22 [果樹]
「おいで」
手を出されたのでその手を取って私も一哉の元に行く。
・・・・・・・・・・・・・・
「入れるよ?」
一哉は自分の高ぶったものを出して私の密部にあてがう。
こくんと首を縦に振れば、一哉は自分のものを私の中に押し込む。
:08/06/12 00:49 :P902iS :☆☆☆
#23 [果樹]
「ンッ・・・!ンン・・・」
体が反応する。
滴る私の愛液が潤滑剤になる。
「愛実・・・」
「ン・・・ッ」
ギッギッと一哉が動くリズムに合わせてベッドが鳴る。
「愛実飲んで・・・?」
イキそうになった一哉は自分のものを取り出して私につき出す。
:08/06/12 00:49 :P902iS :☆☆☆
#24 [果樹]
私は躊躇いもせずそれを口に含んで唾液をたっぷり絡めてしごく。
「ン・・・・っ!」
ゴクン
ドピュッと勢いよく口の中に放たれた白濁を私は身体に流し込む。
「おいしい?」
「まぁ・・・」
:08/06/12 00:50 :P902iS :☆☆☆
#25 [果樹]
私の頬に触れながら聞く一哉にまずいと言うわけにもいかないので、口を手の甲で拭いながら適当に答える。
それから一哉は部屋でだらだらして8時くらいに帰っていった。
――――――――・・・・
お風呂から上がって10時くらいに私はコンビニに向かった。
:08/06/12 00:51 :P902iS :☆☆☆
#26 [果樹]
:08/06/12 00:53 :P902iS :☆☆☆
#27 [果樹]
コンビニで適当にお菓子や飲み物を買って、私は真っ直ぐ家へと続く道を歩く。
すると途中、男が二人乗った原付が私の横に止まる。
「お姉さん。一人?」
ヘルメットを被った前の男がにやにや笑いながら話しかけてきた。
私が足を止めないので、ゆっくりと原付も動きだし、私の速度に合わせる。
:08/06/12 16:11 :P902iS :☆☆☆
#28 [果樹]
「遊び行かない?」
「行きません」
後ろに座っている男がにたにたと嫌な笑い方で言う。
私はそれを断り、さらに歩く速度を速め家に帰る。
男たちは諦めたようで、Uターンをして、私とは逆の方向に走っていった。
ばっかみたい。
:08/06/12 16:12 :P902iS :☆☆☆
#29 [果樹]
心の中で悪態をついて私は家路に急いだ。
――――――――・・・・
「ただいまー」
シーンと静まり帰る家の中で私の声だけが響く。
“おかえり”の声なんて聞こえないのに、何故か私は家に帰ると必ず言ってしまう。
:08/06/12 16:13 :P902iS :☆☆☆
#30 [果樹]
はぁと溜め息をつき、靴を脱いでキッチンにある冷蔵庫の中に買ってきたデザートやジュースを入れ、部屋に行く。
パタンとドアを閉めて向かうところは一つ。
「お父さんお母さんただいま」
写真に写る父と母に笑いかけてから私はベッドに寝転ぶ。
この家に暮らし始めてからもうすぐ2年か。
早いなぁ・・・。
:08/06/12 16:13 :P902iS :☆☆☆
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