愛の在り処
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#51 [なぁ]
修羅場…おもしろい笑
がんばって下さい因y~

⏰:08/06/15 02:25 📱:W51P 🆔:sISJlpvI


#52 [果樹]
なぁさんへのコメントは感想板で
>>1

⏰:08/06/16 02:31 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#53 [果樹]
「いいよ別に。言い訳なんて聞きたくないし。別れよう一哉。それで里奈と幸せになりなよ。じゃあね」

それだけ言って私は二人に背中を向け、教室を出る。

後ろでは一哉が私の名前を叫ぶ声と里奈の泣く声がしたが、私は昇降口に向かう足を止めることなく歩いた。



「一哉は失ってもよかったけど、里奈は失いたくなかったなぁ・・・」

⏰:08/06/16 02:32 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#54 [果樹]
一人ぽつりと呟いて、私は学校を後にした。


――――――――・・・・


次の朝、席につくとすぐに里奈がやってきて、気まずそうに口を開いた。

「お・・おはよう」

「おはよ」

私は無表情で答える。

⏰:08/06/16 02:33 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#55 [果樹]
「あ、あのね愛実・・・。私一哉君と付き合うことになったの」

里奈はうつ向いて振り絞るような声でいう。
その声は微かに震えていた。

「よかったね」

「っ!」

私が口元に笑みを浮かべていうと、里奈が顔を上げる。

⏰:08/06/16 02:33 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#56 [果樹]
その顔はみるみるうちに歪み、今にも泣きそうな顔になる。

「ごめんなさい・・・」

そういって里奈は教室を出ていってしまった。


ごめんね、かぁ・・・。

ねぇ、里奈。
それは何へのごめんね。

私を裏切ったことへのごめんね?
それとも彼氏を盗ったことへのごめんね?

⏰:08/06/16 02:34 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#57 [果樹]
どっち・・・?



私はその日の授業を受ける気にならず、机に突っ伏したまま寝て過ごした。


――――――――・・・・


「お姉さん今、暇?」

学校帰り、一人で買い物に出ると金髪の男と背の高い男が話しかけてきた。

⏰:08/06/16 02:35 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#58 [果樹]
よろしければ感想ください!!
果樹の感想板.゚
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3647/

⏰:08/06/16 02:41 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#59 [果樹]
「暇だけど何?」

無表情で言う私にも一切怯まない男たち。

「俺らと遊ばない?」

遊ぶ、ね。
結局最後は身体目的だろう。

断ろうと思ったがでも、と思い直す。

一哉とも別れたし。
ちょうどいい“ぬくもり”にはなるかな。

⏰:08/06/19 02:01 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#60 [果樹]
「いいよ」

私がそう言うと、男たちは嬉しそうに私の手を引いて、カラオケに連れて行った。

カラオケで二時間歌った後は、もちろんホテルに直行だった。


・・・・・・・・・・・・・


「ん・・・はぁっ」

「こっちも」

⏰:08/06/19 02:01 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


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