秘密だよ[R18]
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#1 [ルイ]
〈はじめに〉
この小説は内容にかなりエロが含まれます。
チャイルドを題材にしていますので、苦手な方や不快に思われる方は読まれないようお願いします。
:08/06/09 08:54
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#2 [ルイ]
私の名前は「かほ」。
小学4年生。
私の住んでいるトコは本当に田舎で、お家から学校まで歩いて40分もかかるんだよ↓↓↓
超ー遠いでしょ?
けど、幼なじみのコウちゃんが一緒に行ってくれるから寂しくないよ。
コウちゃんは私の1コ上のお兄ちゃん。
本当の名前はコウジっていうの。
:08/06/09 09:10
:F703i
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#3 [ルイ]
そうA、私ね最近習い事始めたんだ。
お習字なんだけどね、結構楽しいよ。
毎週土曜日に学校の近くの公民館でやってるんだ。
で、今日はその土曜日。
今から支度して、行ってきまーす。
:08/06/09 09:15
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#4 [ルイ]
第1章〈出会い〉
今日はお習字の日。
かほは4時からのお習字が待ちきれなくてかなり早めの2時に公民館についてしまった。
「ちょっと早く来すぎちゃった。まだ誰も来てないから、図書室に本読みに行こーっと。」
かほは3階にある図書室に行くことにした。
:08/06/09 09:22
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#5 [ルイ]
「あれ?開いてない。」
図書室のドアには張り紙があり『本日休み』の文字。
今日は本の整理のため図書室はお休みなのだ。
「えーッ!今から2時間もどうしよう。」
かほはひとまずお習字の部屋に戻ることにした。
:08/06/09 09:29
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#6 [ルイ]
とぼとぼ階段を降りていると、知らないお兄ちゃんに声をかけられた。
「ちょっと聞きたいんだけど、図書室ってドコか分かる?」
「知ってるよ。私もさっき行ったの。けど、今日はお休みだったよ。」
「そぅか↓来て損したな。」
と、お兄ちゃんは残念そうな顔をした。
:08/06/09 09:39
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#7 [ルイ]
「あ、そうだ。一応次来るときのために場所教えてくれる?」
と思い出したように言った。
「いいよ。」
かほとお兄ちゃんは図書室に向かって歩き出す。
「君の名前は?」
「かほだよ。」
かほは元気に答える。
:08/06/09 09:45
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#8 [ルイ]
「お兄ちゃんの名前は?」
「俺?俺は徳矢っていうよ。」
「じゃあ徳ニィって呼んでいい?」
「もちろん。」
自己紹介を済ませたところで丁度図書室に着いた。
:08/06/09 10:11
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#9 [ルイ]
「あそこが図書室。」
かほは図書室の方に指を差す。
「かほちゃん教えてくれて、ありがとう。」
「どういたしまして。」
かほは満面の笑みを浮かべた。
:08/06/09 10:17
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#10 [ルイ]
その笑顔を見て徳矢は一瞬ドキッとしてしまう。
「徳ニィ、図書室に何しに来たの?」
「大学のレポートの参考になる本を探しに来たんだよ。」
「徳ニィ大学生なの?」
かほは興味津々に聞いてくる。
:08/06/09 10:25
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