秘密だよ[R18]
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#1 [ルイ]
〈はじめに〉

この小説は内容にかなりエロが含まれます。
チャイルドを題材にしていますので、苦手な方や不快に思われる方は読まれないようお願いします。

⏰:08/06/09 08:54 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#2 [ルイ]
私の名前は「かほ」。
小学4年生。


私の住んでいるトコは本当に田舎で、お家から学校まで歩いて40分もかかるんだよ↓↓↓


超ー遠いでしょ?
けど、幼なじみのコウちゃんが一緒に行ってくれるから寂しくないよ。


コウちゃんは私の1コ上のお兄ちゃん。
本当の名前はコウジっていうの。

⏰:08/06/09 09:10 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#3 [ルイ]
そうA、私ね最近習い事始めたんだ。


お習字なんだけどね、結構楽しいよ。


毎週土曜日に学校の近くの公民館でやってるんだ。


で、今日はその土曜日。


今から支度して、行ってきまーす。

⏰:08/06/09 09:15 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#4 [ルイ]
第1章〈出会い〉


今日はお習字の日。


かほは4時からのお習字が待ちきれなくてかなり早めの2時に公民館についてしまった。


「ちょっと早く来すぎちゃった。まだ誰も来てないから、図書室に本読みに行こーっと。」


かほは3階にある図書室に行くことにした。

⏰:08/06/09 09:22 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#5 [ルイ]
「あれ?開いてない。」


図書室のドアには張り紙があり『本日休み』の文字。


今日は本の整理のため図書室はお休みなのだ。


「えーッ!今から2時間もどうしよう。」


かほはひとまずお習字の部屋に戻ることにした。

⏰:08/06/09 09:29 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#6 [ルイ]
とぼとぼ階段を降りていると、知らないお兄ちゃんに声をかけられた。


「ちょっと聞きたいんだけど、図書室ってドコか分かる?」


「知ってるよ。私もさっき行ったの。けど、今日はお休みだったよ。」


「そぅか↓来て損したな。」


と、お兄ちゃんは残念そうな顔をした。

⏰:08/06/09 09:39 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#7 [ルイ]
「あ、そうだ。一応次来るときのために場所教えてくれる?」


と思い出したように言った。


「いいよ。」


かほとお兄ちゃんは図書室に向かって歩き出す。


「君の名前は?」


「かほだよ。」


かほは元気に答える。

⏰:08/06/09 09:45 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#8 [ルイ]
「お兄ちゃんの名前は?」


「俺?俺は徳矢っていうよ。」


「じゃあ徳ニィって呼んでいい?」


「もちろん。」


自己紹介を済ませたところで丁度図書室に着いた。

⏰:08/06/09 10:11 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#9 [ルイ]
「あそこが図書室。」


かほは図書室の方に指を差す。


「かほちゃん教えてくれて、ありがとう。」


「どういたしまして。」


かほは満面の笑みを浮かべた。

⏰:08/06/09 10:17 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


#10 [ルイ]
その笑顔を見て徳矢は一瞬ドキッとしてしまう。


「徳ニィ、図書室に何しに来たの?」


「大学のレポートの参考になる本を探しに来たんだよ。」


「徳ニィ大学生なの?」


かほは興味津々に聞いてくる。

⏰:08/06/09 10:25 📱:F703i 🆔:P/MPvK32


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