宝物。
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#148 [みぉり]
彼女が去って、残った凪と私の間に沈黙が流れた
今の・・・・彼女・・・なんだ
それを理解するのと同時に、
自分の心がこれまでにないくらい息苦しくなっていく
「・・・・・有希」
:08/08/18 00:44
:PC
:WiNzS.oo
#149 [みぉり]
びくっ・・・・
凪の声にはっと我に返った
「あいつはー・・・」
いやだ。凪の口から彼女の紹介なんて聞きたくないっ
そう思うが早いか、自然と口を開いていた
「可愛いね、今の子、凪の彼女でしょ??」
:08/08/18 00:47
:PC
:WiNzS.oo
#150 [みぉり]
「え・・・?」
凪が驚いた顔をしたけど、私は満面の笑顔で続ける
「隠さなくていいよぉ!!っていうか、あんな可愛い彼女いるならさっさと教えなさいよ!!水臭いなぁ〜」
いつもと同じ様に笑えてるかな、
変じゃないかな
:08/08/18 00:54
:PC
:WiNzS.oo
#151 [みぉり]
そんな心配をしながらも、精一杯の笑顔で凪を見つめる
「・・・・違うよ」
「え?」
てっきり”そうだよ”って言われると思って、覚悟して笑顔を作っていたのに
凪の口から出たのは私が思いもしない言葉だった
「あいつは・・・・・ただのセフレだよ」
:08/08/18 00:59
:PC
:WiNzS.oo
#152 [みぉり]
「は・・・・?」
今、セフレって言った?
セフレって・・・・セックスフレンド・・・
それって・・・・
驚きを隠せず、言葉に詰まってしまった私に
凪はふっと今まで見たことのないような冷たい目で、笑って言う
「ただのH友達、したい時にするだけで付き合ってません」
:08/08/18 02:16
:PC
:WiNzS.oo
#153 [みぉり]
いたって冷静に、冷たい笑顔できっぱりという凪は私の知ってる凪じゃなかった
「何言ってんの・・・凪はそんな人じゃないでしょ?」
ぽつりと呟くように私の口からでた言葉
”冗談だよ”って言ってくれるよね?
そんな想いで呟いた凪への確認の言葉
:08/08/18 02:19
:PC
:WiNzS.oo
#154 [みぉり]
「本当。有希が知らないだけで俺にはいっぱいいるの」
頭をガツンと殴られたみたいだった
否定してくれると思っていた淡い期待は見事に打ち砕かれて
悲しさで笑顔が歪んでいくのが、自分でもよくわかった
:08/08/18 02:22
:PC
:WiNzS.oo
#155 [みぉり]
自然と視界が床へと向かっていく中、頭の上から凪の声が聞こえる
「っつーか、ここは有希みたいなお子様が来る所じゃないんだから、帰れ」
冷たい声
怒っているのか、呆れているのか、面倒くさいのか、、、
そのどれなのかわからないけど、
でも確実に私をここから立ち去らせたい思いがあることだけは明白な声
:08/08/18 02:25
:PC
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#156 [みぉり]
それでも私は動くことが出来なかった
こんなのっ・・・凪じゃない
そう思ってみても、今さっきの言葉は凪自身が言ったことで
信じられなくてもこれが現実
中々動こうとしない私に凪は呆れたのか、再びため息をついてからまた私の右腕を掴むと
店の出入り口に向かって、私を引っ張りながら歩きだした
:08/08/18 02:29
:PC
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#157 [みぉり]
「なっ凪ー・・・っ」
あっという間に扉の前につくと、凪はドアノブに手をかけて扉を開ける
私は慌てながらも、このまま帰ってしまったら凪との今までが全て消えてしまいそうな不安で足を止めた
「帰れ」
:08/08/18 02:31
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