宝物。
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#81 [みぉり]
くそぅ・・・でも、一応形式では私のほうが先輩なのよ?

そう言ってやろうと思ったのに、森君のやたら嬉しそうで綺麗な笑顔に言葉にすることができなかった


・・・・第一印象と全く違いすぎて変な感じ


私がふぅっとため息をつくと、それを見て森君が再びあの言葉を言った



「またっ・・・ため息つくと幸せ逃げるって」

⏰:08/06/30 02:53 📱:PC 🆔:U0zxI.jA


#82 [みぉり]
「このため息は違うのっ」

「・・・・さっきのため息の理由、わかってんじゃん」


はっとした

思わず出た言葉に自分でも驚いて、目を見開いているのがよくわかった


「・・・言いたくないなら聞かねぇけど、言ったら楽になるかもよ?」

「・・・・・・・」

「少なくても・・・ため息の数は減るような気はする(笑)」

⏰:08/06/30 02:57 📱:PC 🆔:U0zxI.jA


#83 [みぉり]
ついさっき出会ったばかりの森君に、いきなりこんな話をするのは迷惑かもしれない


だけど、あかりにも話すタイミングを掴めなかった

もしかしたら、もやもやしたままでずっと過ごすことになるのかもしれない


迷う私に森君はまっすぐな目を向けてくれて・・・それに許されているような気持ちになって・・・



大きく息を吸い込んで、話すことを決めた

⏰:08/06/30 03:05 📱:PC 🆔:U0zxI.jA


#84 [みぉり]
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よろしければ、感想・意見おねがいします!!

⏰:08/06/30 03:08 📱:PC 🆔:U0zxI.jA


#85 [みぉり]
>>83から

「・・・・幼馴染がね、いるんだ」

「へぇ・・・・男?女?」

「男。・・・・昔はね、何でも知ってるのが当たり前だったの」


ぽつり、ぽつりと言葉にしていく


今の気持ちを、もやもやを少しでも無くすために

⏰:08/07/02 02:15 📱:PC 🆔:4.oxMXpk


#86 [みぉり]
「ため息の理由は・・・こんなの森君や他の人からすれば変って思われるかもしれないんだけどね?その幼馴染のこと・・・最近、わからなくなって・・・」



話しながら自分の気持ちが沈んでいくのがよくわかった

だけど・・・・話し始めた想いは止まらなくてどんどん溢れてくる



「わからなくなって・・・すごく悲しくて・・・でもなんで悲しいのかもわからないの、どんなときもずっと一緒にいたわけじゃないから・・・・今までだってわからないことはたくさんあったから」

⏰:08/07/02 02:20 📱:PC 🆔:4.oxMXpk


#87 [みぉり]
そうだ、わからないことはこれまでも色々あったのに


どうして、今はこんなにもやもやしてるんだろう・・・・



「私は・・・あいつがバイトしてることもそのバイト先も何にも知らなかったのに・・・他の子は知ってて・・・私だけが・・・ううん、その子とあいつだけがそれを知ってるみたいで・・・なんでかすごく悲しくて・・・あいつを・・・取られたみたいで」



そうだ、私・・・凪が取られたみたいで嫌なんだ

⏰:08/07/02 02:25 📱:PC 🆔:4.oxMXpk


#88 [みぉり]
バイト先に・・・私の知らない凪の世界に凪を取られたみたいで



『楓』さんが、私の知らない凪を知っているようで




それがすごく、悲しくて嫌なんだ

⏰:08/07/02 02:26 📱:PC 🆔:4.oxMXpk


#89 [みぉり]
「好きなんだ」

「え?」

「それって、その幼馴染を好きってことじゃん?」



好き?!?!?!私が凪を?!?!?!?

いやいやいやいやいや!!!!!!!!!



「それはないよっ!!!!!」

⏰:08/07/02 04:43 📱:PC 🆔:4.oxMXpk


#90 [みぉり]
ものすごい大きな声で、それこそ森君がその声に驚いて目をまん丸にするくらいの大きさで叫んでしまった


「あっ・・・ごめん」


すぐに我に返って、慌てて謝ると森君もはっとした様子で


「いや・・・びっくりしたけど・・・・」



そう呟いて・・・なんとも言えない沈黙が流れた

⏰:08/07/02 04:49 📱:PC 🆔:4.oxMXpk


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