宝物。
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#949 [みぉり]
ザク・・・・・・・


楓が足を止めた、それに合わせて俺も立ち止まる



「・・・・・・」



「・・・・・・」



ザ・・・ザザ・・ン・・・

⏰:10/09/12 04:33 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#950 [みぉり]
「・・・・・そのまんまの意味だよ」



話しながら、こちらを振り向いた楓は真剣な顔


さっきまでの泣き顔じゃなく、まっすぐに俺を見る



「・・・・凪、私ね、自分の気持ちにずっと蓋をしてきた」

⏰:10/09/12 04:36 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#951 [みぉり]
「好きと認めることが怖くて、関係を壊したくなくて・・・・
ずっと一緒にいたかったから・・・・

だから、ハルに、好きだって言わなかった


・・・・ううん、言えなかった」



・・・ー『ハル』ってまさか・・・?

⏰:10/09/12 04:39 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#952 [みぉり]
「・・・・なんでか、理由はわからないんだけど
ここ2年くらい、ハルに避けられてたの。。
始めは訳が分からなくて、イライラしたりしてー・・・
でも、別にいいやってそう思うことにして
ずっと過ごしてた。
そのうち、話しかけてくるだろうって・・・・

だけど、違った。
いつまでたっても、話すことはなくて
いつのまにか、姿を見ることさえ減ってきて・・・

そんな矢先に、偶然、ハルが告白されてるのを見かけたの」

⏰:10/09/12 04:45 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#953 [みぉり]
その時のことを思い出しているのか

楓は視線を落として、少しの沈黙・・・




「・・・・ビックリした。すごくすごく、ショックだった。
ただ告白されてるのを見ただけなのに・・・



・・・・・『いやだ、やめて』って、自分の中に一瞬で

そんな気持ちが芽生えたの」

⏰:10/09/12 04:49 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#954 [みぉり]
「怖かった、自分の気持ちが・・・・
今までの自分達が全部、崩れてしまう気がして・・・・

怖くて、怖くて・・・・
それからずっと、気持ちに蓋をしてきたの」



「・・・・楓・・・・」


かける言葉が見つからなくて、俺は、続きを待った

⏰:10/09/12 04:59 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#955 [みぉり]
「だけど、それは間違ってた。
今日、初めて間違いに気づいた
・・・・・・・・後悔したってやりきれないくらい


きっと、ずっと、この後悔は消えない


・・・・凪にも、同じ後悔はして欲しくないの」

⏰:10/09/12 05:12 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#956 [みぉり]
ドクン・・・ドクン・・・


「同じ・・・後悔・・って・・・」


喉が、渇く

楓の声に、これまでにないくらい焦りが広がる





「・・・・・凪、有希ちゃんを好きでしょう?」

⏰:10/09/12 18:16 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#957 [みぉり]
ドクンーッ・・・・・


「っは・・・何言って・・・」


笑って話そうとするけれど、言葉が、続かない


『有希を好き』だなんて・・・そんなこと



「そんなこと・・・あるわけな「凪ッ」

⏰:10/09/12 18:23 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#958 [みぉり]
俺の声を掻き消すような楓の声に


「・・・ーッ」


思わず、口をつぐんだ


「凪、ちゃんと向き合って
本当に・・・・『手遅れ』になるよ・・・?」


・・・そんなこと言ったって

「・・・・・・俺は、有希のことを好きだ、、
と、思ったことは・・・・・・・・ねぇよ」

⏰:10/09/12 18:29 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


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