年下の彼
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#527 [新]
まさか……


まさかね……?



待ってるわけないよね…?


「今タクシー呼ぶわ。」

浅野さんが携帯を取り出す。

⏰:08/10/05 14:13 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#528 [新]
「浅野さんっ…」



「何や?」



「あたし…行かなきゃいけないところがあるんです…!」


いてもたってもいられなかった。

⏰:08/10/05 14:16 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#529 [新]
「この雨ん中どこ行くつもりやねん!?」


浅野さんがあたしの腕をつかむ。


「あの人がっ…待ってるんです…!」


「あの人…って…、とりあえずタクシー来るまで待ち!」

⏰:08/10/05 14:19 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#530 [新]
「だめなの!今すぐじゃなきゃだめなんですっ…!!」

あたしは浅野さんの腕を振り払って雨の中を走り出した。

服に泥がはねるとか

そんなことはどうでもよかった。

ただひたすら走った。

⏰:08/10/05 14:22 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#531 [新]
二十時五分

公園についた。

「はぁっ……はぁっ…」

あたしは息を切らしながら辺りを見渡す。


いない……?


やっぱり…遅かったのかな…

⏰:08/10/05 14:26 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#532 [新]
「京子さん!!!」


ドクン…


あたしは声のする方を見た。




「り……つ……っ」

⏰:08/10/05 14:30 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#533 [新]
律は駆け寄るとあたしを強く抱きしめた。


「京子さん…やっぱり来てくれたっ…」


「何で…何でっ…諦めて帰ったかと思っ……っ」


「信じてたから…!来てくれるって…信じてた…」

⏰:08/10/05 14:34 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#534 [新]
「馬鹿っ…あたしが来なかったらどうするつもりだったのよぉっ……」


もう雨で濡れているのか涙で濡れているのかわからなかった。


「それでも待つよ。一年でも百年でも…俺は待つよ…。」

⏰:08/10/05 14:36 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#535 [新]
「あたしも…っ待ってくれてる…って、信じてたー…」



「俺の話…聞いてくれる?」



あたしはコクンと頷いた。

⏰:08/10/05 14:39 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#536 [新]
───……

「はい、タオル」


「ありがとう…」


久しぶりに来た律の部屋。


何も変わってなかった。

⏰:08/10/05 14:41 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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