先生のいうとおり…サイドストーリー…
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#481 [あお☆まる]
 
「…ーーふぅ。
……まだ何か?」



一樹はマナミの
思い出したかの様な声に立ち止まり、嫌そうな顔して振り向く


マナミは下を向き
俯いたまま立っている

⏰:08/10/09 08:19 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#482 [あお☆まる]
 
「…がと…」


「…は?」


「ーっ。だぁーかぁーら!ありがとうっつてんの!!」



顔を真っ赤にして言うマナミ



「……全然感謝の意を感じれないんだけど…」

⏰:08/10/16 04:37 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#483 [あお☆まる]
 
その言葉にマナミは、ぐっと自分を抑える
そして今度は真剣に落ち着いた声色で話す



「…感謝…。感謝…してるわよ。今回の事も。愛子に彼氏の事言わないでくれてるのも。」



「…別に。ただまた、キャンキャン吠えられたくないだけだよ」

⏰:08/10/16 04:43 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#484 [あお☆まる]
 
そう言って一樹は
ベンチに置いていた
ゴミをゴミ箱に捨てる


そして「じゃ」と言うと
校舎に向かって歩いて行く




マナミはそのまま立った状態で
一樹の背中を見ていた




「…分かってんのよ。親友の愛子にも言えない最低な事してるって……。でも…どうしたらイイのよ」

⏰:08/10/16 04:48 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#485 [あお☆まる]
 
何となく、そのまま教室に行く気になれなかった一樹は

中庭を抜けて、木が生い茂る校舎裏へと向かった



ここには人も余り寄り付かない


適度な日差し…
一人でボーとするには
適当な場所だった

⏰:08/10/19 04:26 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#486 [あお☆まる]
 
もう花が枯れてしまった
古びた花壇の煉瓦に座り

制服の内ポケットから
煙草とライターを出すと
一本取り出し火をつける



煙草を吸い込み
ふーと息を吐き、吐き出た白い靄をボーと何をする訳でもなく目で追う

⏰:08/10/19 04:32 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#487 [あお☆まる]
 
ふと頭にさきほどの
赤くなりながら、
ふて腐れた様に謝るマナミの姿がよぎる




…ふ




思わず笑ってしまった。
なんというか…
小さな悪さをした子供が
悪びれもなく、しょうがなく謝る様と
マナミが上手く重なってしまったからだ

⏰:08/10/19 04:38 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#488 [あお☆まる]
 
「……何笑ってんの?」



その声の主に目をやると
上呂(ジョウロ)を持ったマナミが驚いた顔をして立っていた




「…いや…。」

⏰:08/11/03 04:02 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#489 [あお☆まる]
 
「あんたも笑うんだね」



「…笑うだろ。笑った方が女をお持ち帰りしやすいし」



その言葉を聞くとマナミは呆れた顔をしながら、花壇に水をやる



「…お前こそ何してんの?」

⏰:08/11/03 04:05 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#490 [あお☆まる]
 
「花壇に水やり」



「…見りゃー分かるよ。」



煙草を吸い込み
吐き出す

⏰:08/11/03 04:07 📱:812SH 🆔:☆☆☆


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