先生のいうとおり…サイドストーリー…
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#231 [あお☆まる]
 
暇だな……


何となく家を出て来たが別段用事がある訳ではなかった



ポケットから携帯を取り出すと健二に電話した


健二とは週3回くらい寝ている

コイツも私に愛はくれない

ただの体の関係を持ってる友達みたいなもん

⏰:08/08/23 05:01 📱:812SH 🆔:8Ip8T2NE


#232 [あお☆まる]
 
プルルル……


「…はい。もしもし…」



「あっ、健二?あのさー…」



「え?何?
『健二ー誰よぉー!早く来てしよぉ。』
…ゴメンゴメン!…間違え電話みたい!」

ブチ…  ツーツー……



「ふぅん。アイツ女いたんだ」

⏰:08/08/23 05:08 📱:812SH 🆔:8Ip8T2NE


#233 [あお☆まる]
 
別にショックなんて受けない

だって健二とは付き合ってた訳じゃないし


ただ少し人肌が恋しくなる


無償に人に必要とされたくなる


ただ…それだけ

⏰:08/08/23 05:11 📱:812SH 🆔:8Ip8T2NE


#234 [あお☆まる]
 
とりあえず携帯のメモリーから健二を消去して

これからの暇つぶしを考えた




考えていたら
親父のニヤケ顔と同時に
『見応えのある新人』
と言うフレーズが頭に浮かんだ



「……見てみようかな」

⏰:08/08/23 05:15 📱:812SH 🆔:8Ip8T2NE


#235 [あお☆まる]
 
私はそのままドルチェに足を向けた


店に着き入るなりスタッフが私に愛想笑いで近づく

この感じが1番面倒臭い
だから普段来ないんだけどね



「お嬢様、どうされました?」



今声をかけて来たのは、ここのスタッフの中で1番心を許せる人

⏰:08/08/24 04:50 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#236 [あお☆まる]
 
「あっ秀じぃ。噂のルーキー見に来た!」



「あぁ。厨房に居ますよ」



そう言ってさりげなく秀じぃにエスコートされて厨房に行く。


あっ、
秀じぃって呼んでるけど
実際は一回りしか離れてないからまだ29才なんだけどね
名前が秀人(ヒデト)って言うからマルコちゃんの真似で秀じぃにしたの

⏰:08/08/24 04:58 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#237 [あお☆まる]
 
「麗子お嬢様。あの方です」



そう指された方を見ると私と同じくらいの歳の
綺麗な顔立ちの男の子がケーキにクリームを塗っていた


私はその綺麗な顔立ちと
繊細な指使いにしばし見とれてしまった


そんな私を秀じぃの声が現実に引き戻す



「……それでは私は仕事があるので……」



そう言って秀じぃは厨房から出て行った

⏰:08/08/24 05:03 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#238 [あお☆まる]
 
「ね…あんた名前は?」



新人君に話しかけると
チラと私を横目で見ると又すぐケーキに視線を戻した



「…人の名前聞く前に自分だろ」



確かにそうか
でも人に正してもらうのは初めてだった
皆、私の言う事に反論する人は周りにいなかったから

⏰:08/08/24 05:07 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#239 [あお☆まる]
 
「…うん。そーだね。ごめん。私、大塚 麗子」



「俺は鈴木 達也。
ってかあんたって天然?」



そう言って八重歯を出しながら笑う顔に思わず心臓が反応する

⏰:08/08/24 05:10 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


#240 [あお☆まる]
 


それが達也と私の出会いだった



私はその日を境に
ドルチェに入り浸るたる様になる

達也といると安心したから


達也は私を【お嬢様】じゃなく【一人の人間】として扱ってくれた

それが意図的じゃなく達也の性格だったから尚更居心地が良かった

⏰:08/08/24 05:16 📱:812SH 🆔:3qa3D5VM


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