先生のいうとおり…サイドストーリー…
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#485 [あお☆まる]
 
何となく、そのまま教室に行く気になれなかった一樹は

中庭を抜けて、木が生い茂る校舎裏へと向かった



ここには人も余り寄り付かない


適度な日差し…
一人でボーとするには
適当な場所だった

⏰:08/10/19 04:26 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#486 [あお☆まる]
 
もう花が枯れてしまった
古びた花壇の煉瓦に座り

制服の内ポケットから
煙草とライターを出すと
一本取り出し火をつける



煙草を吸い込み
ふーと息を吐き、吐き出た白い靄をボーと何をする訳でもなく目で追う

⏰:08/10/19 04:32 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#487 [あお☆まる]
 
ふと頭にさきほどの
赤くなりながら、
ふて腐れた様に謝るマナミの姿がよぎる




…ふ




思わず笑ってしまった。
なんというか…
小さな悪さをした子供が
悪びれもなく、しょうがなく謝る様と
マナミが上手く重なってしまったからだ

⏰:08/10/19 04:38 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#488 [あお☆まる]
 
「……何笑ってんの?」



その声の主に目をやると
上呂(ジョウロ)を持ったマナミが驚いた顔をして立っていた




「…いや…。」

⏰:08/11/03 04:02 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#489 [あお☆まる]
 
「あんたも笑うんだね」



「…笑うだろ。笑った方が女をお持ち帰りしやすいし」



その言葉を聞くとマナミは呆れた顔をしながら、花壇に水をやる



「…お前こそ何してんの?」

⏰:08/11/03 04:05 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#490 [あお☆まる]
 
「花壇に水やり」



「…見りゃー分かるよ。」



煙草を吸い込み
吐き出す

⏰:08/11/03 04:07 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#491 [あお☆まる]
 
「水をやってんのは分かっケドよ。その花壇の花、枯れてんじゃん」



「ここの花壇は特別なの。それに…花は枯れたケド、花の種があるの。きっと又咲くわ。」



そう言って、
上呂を花壇の横に置くと
マナミは切ない、愛しい目で
花壇を見つめる

⏰:08/11/03 04:13 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#492 [あお☆まる]
 
「あの男との思い出?」



何故かその時
口が勝手に動いて
言わなくてイイ事を
口にしてしまった


…言わなきゃイイのに
何言ってんだか



マナミはその言葉に
体をピクリと反応させると
こちらを振り向く

⏰:08/11/03 04:16 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#493 [あお☆まる]
 
しまった…
こりゃ、又くるな



「あんたに関係ないでしょ?!ってか煙草、先生にチクるよ?」



ほら来た…


一樹はハーと息を深く吐くと
煙草を足元に捨てて足で火を消す

⏰:08/11/03 04:21 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#494 [あお☆まる]
 
「ほら、消した。これでいーんだろ?じゃあな」




そう言うと
一樹は教室とは逆方面に
歩き出す



「ちょっと!」

⏰:08/11/04 02:47 📱:812SH 🆔:☆☆☆


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