先生のいうとおり…サイドストーリー…
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#50 [あお☆まる]
 
「……へぇ?」


不思議な彩

と授業始まりのチャイムが鳴る




私はその後の授業とか昼休みとか…とにかく一日中クロの事を考えていた

⏰:08/08/09 03:25 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#51 [あお☆まる]
 
□放課後□





結局私…ずっとクロの事考えてたなぁ……




「マリエ帰ろう」


「あっうん 待って!」

⏰:08/08/09 03:28 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#52 [あお☆まる]
……………………………………
【またまた訂正】
>>50 不思議な彩
じゃなくて 不思議そうな彩
でお願いします!
……………………………………

⏰:08/08/09 03:30 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#53 [あお☆まる]
 
私は荷物をまとめて彩の側に駆け寄った



「ねぇー彩…」


「なぁーに?」


彩は自分の髪をいじりながらこちらを見る


「私……クロの事…黒田君の事好きになったぁ」


⏰:08/08/09 20:54 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#54 [あお☆まる]
 
笑顔でそう答える私に彩はものすごくビックリしている



「……は?黒田って……黒田?!」


「うん」


コクリと頷く私の肩を持つと真剣な顔で話す彩

⏰:08/08/09 20:58 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#55 [あお☆まる]
 
「マリエ…悪い事言わない!黒田はやめときなよ!マリエにはもっと…ポヤっとしてる人のが合ってるよ!!」



私に…合ってるって何……?私はクロがいい



「そるになんか黒田君って冷たい感じがする。付き合っても泣かされるよ」



冷たい…?私はクロと居ると…あんなに心が穏やかになるのに…

⏰:08/08/09 21:02 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#56 [あお☆まる]
 
「彩ちゃん…心配してくれてありがとう。でも…私はクロがいい」



そう言う私に彩は「もぉ…この子は…」と少し呆れ顔で言った





ねぇー彩?私はクロと付き合って色々泣いたりもしたけど……クロを選んだ事に後悔は一度もしなかった。
今はクロは側には居ないけど…代わりに宝物が出来たの
それに私はまだ信じてるから………

⏰:08/08/09 21:07 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#57 [あお☆まる]
 

クロ…今日も来ないのかな………


クロは転校初日いらい学校に中々こない
ふらりと来ていつの間にか居なくなってる。
本当猫みたい…


中々仲良くなれないなぁ…

⏰:08/08/09 21:45 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#58 [あお☆まる]
 
そう思いながら中庭に目をやるとクロが気持ち良さそうに日向ぼっこしていた



私は中庭へ急いだ
途中彩に声をかけられた

「どこ行くの?」


「クロが中庭にいるの!」

⏰:08/08/09 21:51 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#59 [あお☆まる]
 
そう言うと私は彩の返事を待たずに中庭まで走った



「止めても…無駄…ね」





「クロぉ!!」

⏰:08/08/09 21:53 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#60 [あお☆まる]
 
私の声にクロが反応してこちらを見る



「おう。マリモいつもお前は元気だな」



クロの横に座る
久しぶりのクロの声…



「マリエだよ…」

⏰:08/08/09 22:11 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#61 [あお☆まる]
 
「あぁ…そうだっけ?」



ちょっと笑った?



「クロ…今日もサボるの?」


「ん……かもな」

⏰:08/08/09 23:03 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#62 [あお☆まる]
 
そう言って腰をあげるクロ


あれ…帰っちゃのかな?




私は思わずクロの制服を引っ張る



「……なに?」

⏰:08/08/10 00:09 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#63 [あお☆まる]
 
「帰っ……ちゃうの…?」



「……まぁ。」



私は寂しくてクロの服の裾を持ったまま俯く
そんな私の頭をクロの大きな手がクシャとする



「…家……来る?」

⏰:08/08/10 00:25 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#64 [あお☆まる]
 
「行く!!」



私は学校をサボってクロと一緒にクロの家に向かう
クロは一つのアパートに入って行く



……一人暮らし……かな?

⏰:08/08/10 00:31 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#65 [あお☆まる]
 
「適当に座って」



そう言ってお茶を用意してくれるクロ



「クロは…一人暮らしなの?」



「あぁー…。俺両親病気で亡くしてるから」

⏰:08/08/10 00:44 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#66 [あお☆まる]
 
そう言って無表情で私にお茶を出す



「……何……泣いてるの?」



クロの問い掛けに自分自身ビックリした

あれ…私……涙…

⏰:08/08/10 00:48 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#67 [あお☆まる]
 
だって……


「だってクロ…泣きそうな顔するから……」


「はぁ?俺が…?
…変なやつ」



私の頬に触れるクロ
クロに触れられた所が熱くなる

⏰:08/08/10 00:51 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#68 [あお☆まる]
 
そして…段々とクロの顔が私に近づいてくる

頬に伝う涙をクロが舐める


そんな仕草にみせられながら「やっぱり猫みたい」なんてボーと考えた




「…しょっぱい」

⏰:08/08/10 00:54 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#69 [あお☆まる]
 
「やっぱりクロって…猫みたいだね」



顔を赤く染めながら微笑むとクロは


「そう?」


って言って私を床に押し倒す

⏰:08/08/10 00:56 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#70 [あお☆まる]
 
「…私……猫好き…だよ?」


「へぇ…俺も毬藻は嫌いじゃない……」



クロはそう言うと私に口づけをする



クロ……綺麗……

⏰:08/08/10 00:59 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#71 [あお☆まる]
 
………………………………………………………………………



目を覚めるとクロのベットの上
……隣には裸のまま寝ているクロ




私…クロと…しちゃったんだぁ……

⏰:08/08/10 01:03 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#72 [あお☆まる]
 
好きって言われた訳じゃない…。
無理矢理された訳でもない。私も望んでした



私…クロが好きだよ…
クロは……?
でも怖くて聞けない
今は…こうしてるだけでもイイ……
クロに触れられるなら

⏰:08/08/10 01:07 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#73 [あお☆まる]
 
 


初めて好きな人と肌を重ねた日は
幸せだったけど……切なくて少し泣けた



 

⏰:08/08/10 01:10 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#74 [あお☆まる]
†‡††‡†‡†‡†‡†‡†
いったん更新
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見ている人がいたら
是非感想下さい!!
やる気出ます♪
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>>1   感想板です♪
†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡

⏰:08/08/10 01:12 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#75 [あお☆まる]
 
あれから私はクロがサボるのと一緒にサボって
クロの家に行った
時々キスしたり肌を重ねたりした


けどクロから【好き】って言葉はもらってない




「ね……クロ」



私は事が終わって裸のままクロのベットに横になりながら
服を着替えるクロに話しかけた

⏰:08/08/10 03:55 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#76 [あお☆まる]
 
「…なに?」


私を見ずクロが答える



「…私…クロ…大好き」



そう言う私に体を向けるとクロは「そっか」と笑って頭をクシャと撫でた

⏰:08/08/10 03:58 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#77 [あお☆まる]
 
私ね…
クロの私の頭をクシャとする仕草が好き

なんか大きいクロの手で撫でられると
なんか気持ちいいの


でも……
今は頭を撫でられるより
【好き】って言葉が欲しい



私はクロのなんなのかな… 

 

⏰:08/08/10 04:01 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#78 [あお☆まる]
 
「マリエ……俺今日バイトあるから」


「あ…うん。今服着るね」


クロは両親を早くに病気で亡くしてる
それ以来親戚をたらい回しされたらしい。けど高校生になったのを機に
一人暮らしを始めたんだって。
だから学校に来ない日はバイトばっかりしてる



親戚に頼りたくないって…一人で頑張ってるクロは凄いと思う

⏰:08/08/10 04:09 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#79 [あお☆まる]
 
私はそんなクロの支えになりたい…
私じゃ…無理かな…?



「ね…クロ……」


「なに?」


「私…クロの帰り……待ってちゃダメ…?」

⏰:08/08/10 04:11 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#80 [あお☆まる]
 
「え…?」


ビックリした表情のクロ


「暗い部屋に帰るのって寂しいでしょ?だから私…明かりつけて、クロの為に料理しながら待ってるよ」


「料理…出来んの?」

⏰:08/08/10 04:14 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#81 [あお☆まる]
 
「でっ出来るもん!」


私が少し拗ねて言うとクロは少し笑った



「あっ!キャットフードは御免だぜ?」



私が「もぉ!」ってクロの肩を軽く叩くとクロはその手を握りしめ
家の鍵をくれた

⏰:08/08/10 04:18 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#82 [あお☆まる]
 
「じゃあ…頼むな。」



そう言ってクロはバイトに出掛けた




わぁー!クロに初めて頼まれちゃった!嬉しいな!

人に頼られるのがこんなに嬉しいだなんて…初めてしった…
 

⏰:08/08/10 04:20 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#83 [あお☆まる]
 
まずは部屋を片付けようかなぁ〜!



部屋を片付け始めると小さい古びたアルバムみたいなものが出てきた



見たい……でも人のだし…勝手に……でも……



結局好奇心には勝てずにアルバムを見てしまった

⏰:08/08/10 18:50 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#84 [あお☆まる]
 
そこには今と違うクロの表情豊かな幼い時の写真

そしてクロの横で穏やかに微笑むどこと無くクロと似た顔の…両親…



クロは今は少しは微笑んでくれる…けど…【微笑む】程度
はち切れんばかりの笑顔とか笑い声は聞いた事ない

⏰:08/08/10 18:58 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#85 [あお☆まる]
 
写真に写るクロはどれも白い歯を見せて笑ってる



私にもこんな顔…見せてほしいな…
やっぱり…両親を失ったショックなのかな…




あっ…いけない。ご飯作らなくちゃ!

⏰:08/08/10 19:02 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#86 [あお☆まる]
 
………………………………
…………


カンカン…
階段を上る音


あっ…クロかな…



ガチャ



「くろぉーーお帰りぃ」

⏰:08/08/10 19:04 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#87 [あお☆まる]
 
勢いよくクロにしがみつく


無言なクロ

心配になりクロを抱きしめたまま覗き込む



「…クロ?」

⏰:08/08/10 19:06 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#88 [あお☆まる]
 
クロはハッと我に返った様に言葉に詰まらせた



「やっ……あの……ただ…いま」



「お帰り!!」



「…まぁ帰ったらマリエが居るってのもイイかもな…」

⏰:08/08/10 19:09 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#89 [あお☆まる]
 
「え?」


「なんでもない。腹減ったぁー。飯、飯」


頭を撫でるとクロは居間に行って着替える




もぉ……聞こえるか聞こえないかぐらいに呟くから聞こえないじゃない……

⏰:08/08/10 19:11 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#90 [あお☆まる]
 
「何作ったの?」


「シチュー!クロ食べれる?」


「…大好物…。」


「良かったぁ!はい。食べて♪食べて♪」



皿によそったシチューをクロに差し出す

⏰:08/08/10 19:15 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#91 [あお☆まる]
 
スプーンですくって口に運ぶクロの姿は綺麗で見とれちゃった



「美味しい?」



「……うん。なんか…久しぶりだな……昔はお袋がよく作ってくれたっけな」



「あの優しそうなお母さんが?」

⏰:08/08/10 19:18 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#92 [あお☆まる]
 
「?」


「あっ…ごめん。部屋片付けたらアルバムが出てきて……見ちゃった…」


「そうか…こんな所にあったんだな……」



そう微笑むクロは今にも泣きだしそうな顔をしていた

⏰:08/08/10 19:21 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#93 [あお☆まる]
 
…やだ…
クロ……泣かないで



私は気がつくとクロを抱きしめていた



「なぁーんだよ…毬藻。そーいうのは食べてからな」



「クロ……泣かないで」

⏰:08/08/10 19:23 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#94 [あお☆まる]
 
「はぁ?なかねーよ」



「クロの笑顔…好き。けど…いつも泣きそうな顔してる……だから…泣かないで」



「…な……なにっ…言って………」



そう言うクロから一粒の綺麗な涙が零れた

⏰:08/08/10 19:26 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#95 [あお☆まる]
 
私は私の胸に顔を埋めて泣くクロの頭を撫で続けた



クロが一人を感じないように…私が居るって分かって欲しくて

ずっとずっと頭を撫でた



しばらくしてクロが頭を上げて「そんなに撫でられたら…ハゲル」って笑った

⏰:08/08/10 19:30 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#96 [あお☆まる]
 
その笑顔は私が今までみた
どの笑顔よりアルバムの笑顔に近い気がした





その日私は初めてクロの家に泊まった
クロの腕枕で寝るとすぐ深い眠りにひきづり込まれた

⏰:08/08/10 19:34 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#97 [あお☆まる]
 
だから…クロが私の寝顔を見ながら



「これ以上……俺の心に入ってくるなよ……頼むよ」



って呟いていた事に気付くはずもなく
私はノンキにクロとデートしている夢を見てた

⏰:08/08/10 19:38 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#98 [あお☆まる]
 
…………………………………
…………………
「ん……クロ…?」


「はよ。お前今日はちゃんと学校行けよ」


「……クロは?」


「…五・六時間目は出る」


「じゃあ!放課後デートしよお?」

⏰:08/08/10 22:58 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#99 [あお☆まる]
 
クロはちらっと私を見るとまた支度をはじめた


「…気が向いたら…な」






なんか…クロ…変……

⏰:08/08/10 23:25 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#100 [あお☆まる]
 
クロに言われたとおり学校に行く
すると私の姿を見つけて彩が素早く駆け寄る



「マリエ!久しぶりじゃん。朝から来るの!マリエってばクロと一緒にいなくなるから……」



「放課後ねデートしようかと…」



「へぇ……なんだかんだで付き合ってんだ?」

⏰:08/08/10 23:32 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#101 [あお☆まる]
 
……どうなのかな……
昨日は少しクロに近づけた気がするけど…



「分かんない……」


「………」


彩ちゃんは何も言わなかった



彼女じゃなくても…私はクロの側にいたい……

⏰:08/08/10 23:38 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#102 [あお☆まる]
 
結局クロは六限目に学校に現れた



チャイムが六限目の終わりを告げる




「くろ!!一緒帰ろう?」


とクロに巻き付いていたら担任の沢ぞうに捕まった


「クロ…待っててね…?」

⏰:08/08/11 00:36 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#103 [あお☆まる]
 
クロは何も言わなかった



「もーー!沢ぞう!なに?」


「お前…ちょっと座れ」


何か…真剣な顔…

私は近くにあった椅子に座る


「お前最近サボりすぎ」

⏰:08/08/11 00:39 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#104 [あお☆まる]
 
「………」


私は黙って俯く



「恋愛は大いに結構。けどな…ちゃんとしなきゃいけない事をしてからだ」



「…はい」



私は先生に諭すように怒られて職員室を出た

⏰:08/08/11 00:48 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#105 [あお☆まる]
 
……怒られちゃった……
クロ…待っててくれてるかな……?




あっ…まだ人がいるみたい

⏰:08/08/11 02:03 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#106 [あお☆まる]
 
教室を入ろうと扉に手をかけると
クロが座っている前に女の子が立ってるのが見えた


クロと……女の……子?



「…黒田君って加藤さんと付き合ってるの?」


そう言ってクロの首に手を回す

⏰:08/08/11 02:10 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#107 [あお☆まる]
 
………私の事………?
クロ……やだ……
他の人に触られないで…



中に入れなくてただ立ち尽くすしか出来ない私…
クロと目が合う



クロ……



「…付き合ってない…」

⏰:08/08/11 02:17 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#108 [あお☆まる]
 
ドクン……



クロは廊下に居る私の目を見ながら続けた



「加藤とは……マリエとは付き合ってない…」



………………クロ



胸が…苦しい……

⏰:08/08/11 02:20 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#109 [あお☆まる]
 
「じゃあ…私彼女に立候補しちゃおうかなぁ?
ね…キス……していい?」


「……勝手にすれば…」




え……やだ……クロ……クロ……



クロは私から目を反らすと唇を近づけてきた女の子に答える

⏰:08/08/11 02:23 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#110 [あお☆まる]
 
教室には二人が舌を絡める音が響く



やだ…やだ……



私はその場を立ち去った

クロはズルイ…近づけたと思ったら壁を作って……私はクロには迷惑なの?

⏰:08/08/11 02:30 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#111 [あお☆まる]
 
「……帰ったか……」



「え…?どうしたのぉ?黒田くぅん。ね…もっかい…しよ?」



「……触んな……
悪いけど尻軽はタイプじゃねーから。帰る」



「へぇ……黒田…くん?」

⏰:08/08/11 02:35 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#112 [あお☆まる]
 
女を一人教室に残すと廊下に出るクロ





「…マリエに俺は勿体ねーよ……俺は一人でイイ」




 

⏰:08/08/11 02:37 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#113 [あお☆まる]
†‡††‡†‡†‡†‡†‡†
いったん更新
ストップです
見ている人がいたら
是非感想下さい!!
(人μωμ)

>>1   感想板です♪
†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡

⏰:08/08/11 02:46 📱:812SH 🆔:wc00SRkQ


#114 [ヒカリ☆]
感想板ぢゃなくてすいません

あたしさっきから本編・続編・サイドストリーまで見てきたんですけどスッゴい感動しましたァ
メッチャいい話ですね 絵もあって、かわいい&かっこいいし最高ですッッ
これからも頑張って下さいッッO(≧▽≦)

⏰:08/08/12 01:04 📱:P903i 🆔:☆☆☆


#115 [あお☆まる]
……………………………………
【ヒカリ☆ 様】
全シリーズ見てくれてるなんて……((/ω;)ありがとうございます!!
今回は一応短編で続けて行こうかと思ってるんですが、どうぞお付き合い下さいねヾ(o゚ω゚o)ノ"また是非コメント下さぁい
……………………………………

⏰:08/08/12 12:59 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#116 [あお☆まる]
 
クロ…クロ……


走っていたら足がもつれて転んでその場に倒れた



「……痛い……」




痛いよ……クロ

 

⏰:08/08/12 13:12 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#117 [あお☆まる]
 
…………………………………
………………



一晩中泣き明かして朝を迎える
昨日の出来事が嘘なんじゃないかって思うけど
嘘じゃない……



私はクロに拒絶された…
 

⏰:08/08/12 13:14 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#118 [あお☆まる]
 
学校…行きたくないな…
けど……行かなくちゃね…沢ぞうに怒られちゃう



いつもよりも重く感じる体を起こして用意を始める
 

⏰:08/08/12 13:17 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#119 [あお☆まる]
 
ふと鏡を見ると
そこにはいつかのクロが私と肌を重ねた時の印しが胸についていた




その赤い印しを見ながら「消えないで」となんでも願いながら触った



 

⏰:08/08/12 13:19 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#120 [あお☆まる]
 
クロを忘れたら楽になるのかな…
クロとは会ってなかったって



でも私の心は真逆で

クロの温かさや
体を重ねた時の体の重み
頭をクシャってする大きな手
少し寂しく笑う顔


全部消えないでって叫んでる…いなくならないでって………
 

⏰:08/08/12 13:24 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#121 [あお☆まる]
 






私はクロが好きだよ






 

⏰:08/08/12 13:27 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#122 [あお☆まる]
 
あの日いらい…
元々学校に来なかったクロが益々来なくなった


調度あの日から一ヶ月くらい経った日
私は彩と昼休みを過ごしていた



「ね…マリエ?ご飯……食べないの?」



「食欲…なくて」

⏰:08/08/12 13:30 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#123 [あお☆まる]
 
「そんな事いってたらダメ!!ほら、私のパン一個あげるから!食べな!」



そう言われてパンを差し出される



「…うん。ありがとう」


口にパンを運ぶと同時に吐き気に襲われる

⏰:08/08/12 13:33 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#124 [あお☆まる]
 
きもち……悪い……



「ごめん彩ちゃん。トイレ行ってくる…」



私はトイレにいそぐと着くなりトイレに吐いてしまた




……生理……



「きてない……」

⏰:08/08/12 13:36 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#125 [あお☆まる]
 
そうボーと頭が回らず洗面台に立ち尽くしていたら
後ろから追っかけて来た彩の声がする



「…マリエ…確か私と同じ日に来る予定だよね?今月……きてる?」



そうだ…私彩ちゃんと周期も予定日も一緒なはず

彩ちゃんはこの前終わったって言ってた…
私は?
思い返せば今月どころか…前の月もきてない……

⏰:08/08/12 13:40 📱:812SH 🆔:jBICYBHk


#126 [あお☆まる]
 
私…クロの赤ちゃんを…




不意にお腹に手をやる



クロの…赤ちゃんが…ここにいるかも知れない



何の感情の涙か分からない涙が溢れて頬を濡らす

⏰:08/08/13 03:40 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#127 [あお☆まる]
 
「…マリエ…産婦人科行こう。私も着いてくから」



涙を流しながら
彩ちゃんの言葉にただただ、頷いた




私はすぐ彩ちゃんと学校を早退して産婦人科に向かった

⏰:08/08/13 03:44 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#128 [あお☆まる]
 
制服だと何かと厄介だから
と言う事で服を着替える為に家に行く



部屋に着いて裸のまま
鏡の前に立つ



ここに…いるかもしれない
 

⏰:08/08/13 03:46 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#129 [あお☆まる]
 
服を着替えて待っていると彩ちゃんが迎えに来てくれた



二人で二つ駅を越えた所にある産婦人科に向かう

近くにもあるけど知り合いに見られない様に
 と彩ちゃんが提案してくれた


 

⏰:08/08/13 03:51 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#130 [あお☆まる]
 
改めて

【産婦人科】


の看板を目の前にすると
緊張して足が前に進まない



そんな私の手を彩ちゃんは黙って握ってくれた



二人で手を繋いで産婦人科に入る
 

⏰:08/08/13 03:55 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#131 [あお☆まる]
 


『加藤さま。加藤 マリエさま。』



名前を呼ばれ
体がビクッとなる



「マリエ、私…ここでちゃんと待ってるから」



「…うん。ありがとう」
 

⏰:08/08/13 03:58 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#132 [あお☆まる]
 







ガチャ−



診察が終わり待合室に行くと心配そうに彩ちゃんが待っていた

⏰:08/08/13 04:00 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#133 [あお☆まる]
 


彩ちゃんは
私の姿を見ると
心配そうな顔のまま
私に駆け寄る




「−……で……
マリエ…どうだったの?」



「……ヶ月……」
 

⏰:08/08/13 04:02 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#134 [あお☆まる]
 


「…え?」



「妊娠……三ヶ月だって」


 

⏰:08/08/13 04:04 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#135 [あお☆まる]
 
「マリエっ…!相手は…黒田君?!」



「うん…。だってマリエ…クロとしか…したことないもん」



「……マリエ。黒田君の電話番号教えて…」



私は彩ちゃんの言葉に首を振る
 

⏰:08/08/13 04:07 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#136 [あお☆まる]
 
「マリエ?!!黒田に言うから!電話番号教えて!!!」



彩は普段出さない様な声でマリエに繰り返し続けた
けどマリエは首を縦には振らない




「お願い…クロには言わないで…」

⏰:08/08/13 04:11 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#137 [あお☆まる]
 
そう言って俯くマリエの手をとると
無理矢理マリエの手をマリエのお腹に当てる




「ここに!マリエと黒田の赤ちゃんがいるんだよ!?黒田にも知る権力がある!」



彩ちゃん…分かってる…
ちゃんと分かってるよ
でも……
 

⏰:08/08/13 04:14 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#138 [あお☆まる]
 
「………かったの………」


「え……?」



「嬉しかったの。
ここに…お腹にクロの赤ちゃんが居るって言われた時……
でも…きっとクロは望んでない…
下ろしてって言われるかもしれない…
でも私は
クロの赤ちゃん殺せないよ……」

⏰:08/08/13 04:19 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#139 [あお☆まる]
 

 
彩ちゃんは泣いている私を

「あんたは…本当に馬鹿なんだから!」

ってぎゅって抱きしめてくれた




彩ちゃん……ありがとう



 

⏰:08/08/13 04:23 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#140 [あお☆まる]
 
私の気持ちは
先生に
『妊娠してます』
と言われた時から決まってた




回りに反対されても
両親に怒られて呆れられても
私はこの子を…
クロの赤ちゃんを産む



私は決めたの
この子に逢うって
 

⏰:08/08/13 04:30 📱:812SH 🆔:Iwy0hHK2


#141 [あお☆まる]
 
お母さんにもお父さんにもちゃんと話さなくちゃ…
学校も…辞めなくちゃね



クロ……


ばいばい


 

⏰:08/08/17 23:20 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#142 [あお☆まる]
 

私はその日
家に帰ったら両親に話をした
父は怒り『相手を呼べ!』と怒鳴り続けた


お父さんごめんね。クロには知らせない
決めたの。



母は驚きながらも
私の意志が固い事を確認すると『マリエが決めた事なら』と同意してくれた

⏰:08/08/17 23:24 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#143 [あお☆まる]
 
そして妊娠が発覚して三日後私は学校を辞めた



もうクロには会えない


クロ…さよなら



ありがとう

⏰:08/08/17 23:28 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#144 [あお☆まる]
 
【クロ視点】
…………………………………
……………………


「えぇー…ホームルームを始める前に
ひとつ俺から皆に言うことがある。
加藤 マリエが今日で退学という事になった。
皆で卒業出来ないのは残念だがマリエの新しいスタートを応援しよう!
でわ………」




「………」


無言で担任の顔を見るクロ

⏰:08/08/17 23:34 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#145 [あお☆まる]
 
……あいつが……退学?
なんで……



「…おい」



授業が始まる間にマリエの友達、彩に退学の理由を聞く為に話しかける



「……なに?」
 

⏰:08/08/17 23:37 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#146 [あお☆まる]
 
「……あいつ……マリエなんで退学…?」



「…自分で本人に聞けば?あんたマリエの事遊んでただけなんでしょ?だったらもうマリエに構わないでよね」



遊び……
そう思われても仕方ないか

⏰:08/08/17 23:39 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#147 [あお☆まる]
 
「…そーだな。悪い。じゃ」


そう言うとクロは彩から離れ中庭へ向かう


「……なによ。なんなのよ。遊びなんじゃないの?なんであんなに泣きそうな顔してんのよ……」



あいつ…もう俺の顔見たくなくて……?
……なに俺ショックうけてんだ……
俺がそーさせたんだ。マリエを

⏰:08/08/17 23:43 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#148 [あお☆まる]
 
…俺が
手放したんじゃねーか…


あいつには笑っててほしい
だから俺のそばに居たらダメなんだ…俺は…
愛しかたを知らない



失うくらいなら……
もうあんな想いはしたくない

⏰:08/08/17 23:47 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#149 [あお☆まる]
 
けどあいつが俺の中から消えない…




「……本当に
厄介なやつだな……」





【クロ視点・終わり】

⏰:08/08/17 23:49 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


#150 [あお☆まる]
 


「まぁりえ〜」


「あっ、彩ちゃん!」



「部屋に居るのも退屈だろうからパズルとお菓子持って来たよぉ」



そう言ってマリエに袋を見せる彩

⏰:08/08/17 23:51 📱:812SH 🆔:Oyc.xLL2


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