先生のいうとおり…サイドストーリー…
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#611 [あお☆まる]
 
「ありがとうな。今日」



缶コーヒーを握り
遠くを見ている一樹
マナミは貰ったコーヒーを
一口飲みながら話しを聞く



「なんか…あんた変。」

⏰:08/12/06 22:17 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#612 [あお☆まる]
 
一樹は苦笑いを浮かべると
下を向く



「……だせぇよな…。俺さ…今日母親に捨てられたんだよ。…いつかは捨てるんだろーって思ってた。なのに実際…さ…現実になると意外とくるもんだな……」



「…捨て…られた?」

⏰:08/12/06 22:21 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#613 [あお☆まる]
 
「俺…、愛人の子供なんだよ。それでいつも虐められてた。お前のお母さんはアバズレだってね」



「……」



「それでも、馬鹿な子供の俺はあいつを…母親を愛してた…。けど…産まなきゃ良かったって言われる度、分からなくなった。でも…きっと、心の底ではあんな母親にでも愛して欲しかったんだな……だせ…」

⏰:08/12/06 22:26 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#614 [あお☆まる]
 
ふっと一樹の周りが暗くなる
と、一樹の頭が
優しい香りと温もりに包まれる



「見ないでやるから……泣いてもいいよ」



マナミは一樹の頭を
抱え込む様に抱きしめ
優しく呟く

⏰:08/12/06 22:30 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#615 [あお☆まる]
 
「…ふ。女の前で…泣けるかよ。でも…もう少しこのままで居て。」



と一樹はマナミを抱きしめる



「…ちぇっ。泣き顔見てからかおーと思ったのにな」



「…くくっ。こぇー奴」

⏰:08/12/06 22:34 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#616 [あお☆まる]
 <Fon/ Size=-1>
それから
どのくらいの時間が経ったのか
ずっとお互いに
抱きしめ合っていた




「…送ってく」



「へ?」
</Font>

⏰:08/12/06 22:38 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#617 [あお☆まる]
 
「かなり遅くなっちまったし」



そう言うとマナミから離れ
立ち上がり、マナミの手をとる

黙って手を繋いだまま
来た道を帰る



「…ね。」

⏰:08/12/06 22:43 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#618 [あお☆まる]
 
マナミの家の近くまで来た頃に
マナミが口を開く



「ん?」



「…花壇の花……最初はムカついたけど…実は、どこかホッとしたの。私…知らない間に、先輩との思い出から抜け出すタイミングを見失ってた。」

⏰:08/12/06 22:46 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#619 [あお☆まる]
 
「…そっか」



「うん。このままじゃ駄目だって分かってて前に進めなかった…だから、ありがとう!」



そう言うと一樹に
満面の笑みを向けるマナミ

⏰:08/12/06 22:49 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#620 [あお☆まる]
 
「じゃあ、またね」



と一樹に背を向けて
家に入ろうとしたマナミ

が、一樹に引き寄せられる
その瞬間、マナミのおでこに
柔らかい感触が…
何故なら
一樹がマナミのおでこに
キスしたからだ

⏰:08/12/06 22:53 📱:812SH 🆔:☆☆☆


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