〜哀しき運命〜
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#190 [優]
成績優秀な雄ちゃん。

おまけに性格は
明るくてみんなに好かれる。

だからナメセンはもちろん、
他の先生達にも
絶対的な信頼を得ていた。


『二、生徒会長挨拶。』


司会進行が言うと
壇上にはいつも見ている
雄ちゃんがでてきた。

⏰:09/01/22 16:53 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#191 [優]
文化祭の予算がどうとか
クラブ活動の備品がどうとか
ホントに自分の
お兄ちゃんかと思うくらい
真面目でハキハキ
と話していた。

雄『……以上で終わります。』

ナ『さすが雄大!!すばらしい挨拶だった!!』

あたしのとなりにいた
ナメセンが言った。

そして誰もが
締め括ったと思った時……!

⏰:09/01/22 16:58 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#192 [優]
雄『ゴホン……それからもう一言言わせてください。』


え?

どうしたの?


誰もが気が付いたハズ。
声のトーンも話し方も
生徒会挨拶の時とは
違っていた。

雄『最近、俺の妹を虐めてる奴がいるらしい……。誰だかはしらねぇけど、今度やったら……………ぶっつぶす!!!!』

中指を立てて
雄ちゃんは言った。

⏰:09/01/22 17:02 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#193 [優]
これには隣にいて
さっきまで感心していた
ナメセンも口をあんぐりと
開いたまま呆然としていた。

もちろんあたしもだ。

⏰:09/01/22 17:16 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#194 [優]
周りを見ると
誰もが口をぽかんと
開けていた。

あたしは恥ずかしがりもせず、
清々しい顔をしながら
壇上を下りる雄ちゃんを見て
少し涙が出そうになった。

誰も味方に
なってくれないなか、
雄ちゃんだけが
味方になってくれていたから…。

⏰:09/01/22 17:21 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#195 [優]
総会が終わり、教室へ
戻ろうとしていると……




『みの!!』




突然名前を呼ばれて
立ち止まった。

⏰:09/01/22 17:22 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#196 [優]
声をかけてきたのは
昨日無視してきた
クラスメイトの
みっことゆりだった。


み『みの、ごめん!!』

ゆ『みの、あたし達酷いことしてホントにごめんね…?』


二人はしゅんとしながら
謝ってきた。

⏰:09/01/22 17:26 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#197 [優]
美『……一発殴らせてくれる?』


あたしがそう言うと
二人はビクッとした。

み『……いいよ?あたしらが悪いんだもん……。好きなだけ殴っていいよ?』

そう言って二人は
目をつぶって
下を向いた。

美『行くよ!?』

二人が目に力を入れて
堪える顔を見て
あたしはふと笑った。

⏰:09/01/22 17:29 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#198 [優]
美『……嘘だよ?』

あたしは
いたずらっぽく笑った。

ゆ『怒ってないの?』

美『もう過ぎた事は忘れた!!……でも一つだけ聞いていい?下駄箱に入れた手紙に何って書いたの……?』

雄ちゃんが見せて
くれなかったから
どうしても気になっていた。

⏰:09/01/22 17:32 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#199 [優]
だけど次の瞬間
血の気が引いた。




み『え?あたし達、手紙なんて入れてないよ?』




そんなはずない。

確かに手紙は
入っていた。

⏰:09/01/22 17:34 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


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