〜哀しき運命〜
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#312 [優]
母『そうよ!雄大、いったい誰にやられたの!?』

父『なんだ雄大、痴情の縺れか(笑)?』

母『ちょっと!!あなたは黙ってて!!雄大?正直に言いなさい!!』

おふざけ大好きなお父さんは
救急箱を開けながら
雄ちゃんをかまっていて
お母さんにちょくちょく
叱られていた。

雄『……別にたいしたことねぇから平気だって。』

⏰:09/01/28 20:47 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#313 [優]
雄ちゃんはそれだけ言って
自分の部屋に行こうとした。

母『ちょっと雄大!!待ちなさい!!』

雄ちゃんの腕を掴もうとした
お母さんを止めて
お父さんは言った。

父『雄大、守りたいものはちゃんと守れたのか…?』

意味不明なお父さんの
問い掛けに雄ちゃんは
小さく頷いて部屋に入った。

⏰:09/01/28 20:51 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#314 [優]
あたしが雄ちゃんの

喧嘩の意味を知ったのは

それから










5年後だった。

⏰:09/01/28 20:52 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#315 [優]
   ―5年後―

美『先輩お先に失礼します!!』

先『あ、みのちゃん!!これからスタッフのみんなと飲み会なんだけどみのちゃんもどう!?』

美『ぜひ、参加させて頂きます♪』

先『じゃあ、いつもの店に9時ね★』

スタッフに挨拶をして
店を出た。

⏰:09/01/28 20:56 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#316 [優]
月日は流れ、
あたしは
今年で21歳になった。

あたしはあれから
高校卒業後、
美容師になる夢を目指し
専門学校に進学した。

そして卒業し、去年から
地元ではなかなか有名な
ヘアーサロンに就職した。

⏰:09/01/28 21:01 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#317 [優]
ピロロッー

帰りの支度をしていると
ケータイが鳴った。

美『はーい?』

慎《あ、みのちゃん?仕事終わった?》

美『うん!でも9時からスタッフと飲み会だからそれまで時間潰そうと思って〃』

慎《マジ?じゃあそれまで一緒に時間潰さない?》

電話の相手は慎太郎だった。

⏰:09/01/28 21:04 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#318 [優]
あたしはOKの返事をして
待ち合わせ場所に向かった。



慎太郎はあたしが
一年の時卒業して
今は23歳、社会人。

卒業と同時に知り合いがいた
某車屋さんに就職して、
営業マンとして
なかなかの成績を
上げていた。

⏰:09/01/28 21:11 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#319 [優]
あれから5年…



長いようで短い5年。



短いようで長い5年………



慎太郎はずっと
あたしのそばにいてくれた。

⏰:09/01/28 21:11 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#320 [優]
だけど付き合ってはいない。

友達でも恋人でもない
あたし達。

でもその関係が
あたしにとっては
楽だった。





…だってまだ
ひろちゃんを
忘れていないから………。

⏰:09/01/28 21:13 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#321 [優]
ケータイ番号は昔のまま。

アドレスすら変えていない。

ううん、
それだけじゃない。

ひろちゃんの番号も
まだちゃんとあたしの
ケータイには残っていた。

いつか連絡がくるんじゃないか
ってわずかな期待を持って
消せなかった。

連絡先も変えれなかった。

⏰:09/01/28 21:18 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


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