〜哀しき運命〜
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#7 [優]
宏『みーは俺にとっても妹みたいなもんだから迷惑なんて思わねぇって♪』


ズキン…


美『あたしは兄貴はゆうちゃんだけで十分だし(笑)』

宏『アハハ//だよなっ♪』

ねぇ?
ひろちゃんわかってる?

あなたの冗談でいつもあたし
傷ついてるんだよ?

⏰:08/09/14 13:38 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#8 [優]
かれこれ三年になるあたしの片想い…。

気持ちを伝えようと思ったことは何度もある。

でも、毎日のように「妹みたい」を連呼されるとさすがに言えない。

それにひろちゃんは完全にあたしの気持ちに気付いてないから気付いたとき避けられるのがあたしは怖いんだ…。

だったら今のままでもいい。

避けられるくらいだったら妹でいるほうがいいよ…。

⏰:08/09/14 13:39 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#9 [優]
宏『みーもそろそろ高校生なんだから好きな男のひとりでも作れよ?』

美『男なんていらないよ!あたしは!』

そうただひろちゃんがいれくれれば…。

宏『なんだ?実はブラコンか(笑)?』

雄『やめろよ(笑)気持ちわりぃなぁ//』

美『…願っても違うから安心して(笑)』

⏰:08/09/14 13:41 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#10 [優]
ひろちゃんはなんって鈍感なんだろ…。

三年も一緒にいるんだから少しは自分に気があるのかって思ったって不思議じゃないよね?

なのにこの鈍感さ…(泣)

さすがに呆れてくる(笑)

でも、そんなとこがまた好きなんだけどね。

⏰:08/09/14 13:42 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#11 [優]
学校に着いて別々の下駄箱に行く。

宏『みー、じゃあまた放課後な!』

美『うん!ゆうちゃん授業中寝ちゃダメだよ?』

雄『わかってるっつーの(笑)』

朝と帰りはよっぽどの理由がない限りあたしは三人で帰る。

ひろちゃんと同じ高校に入るために猛勉強した。

一緒に帰りたいから中学からやってきた部活も辞めて帰宅部に入った。

⏰:08/09/15 08:50 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#12 [優]
あたしは
ただひろちゃんと
一緒にいたかったから。

妹としか見てもらえなくても
傍にいたかったから…。

教室に入ると…

彩『おはよ!今日も保護者同伴(笑)?』

この子は
親友の太田彩華(オオタサイカ)。
細くて長身、
色白で整った顔、
名前負けしないくらいの
美人さんだった。

美『サーちゃん、保護者って言わないで(笑)それ笑えないから!』

⏰:08/09/15 22:11 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#13 [優]
彩『あはは!宏人さんの保護者っぷりも相変わらず?』

美『もう、更に拍車がかかってる……。朝から妹、妹ってさぁ!!』

彩『しかたないよ〜!どう見たってみのは妹キャラでしょ(笑)?』
サーちゃんは
あたしの名前から
『そ』を取って
『みの』って呼ぶ。

始めは嫌だったそのあだ名も
今ではお気に入りだったりする。

⏰:08/09/15 22:16 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#14 [優]
美『妹キャラって…(笑)』

彩『だってみのは子供みたいだし(笑)』

美『そりゃーそうだけど…。』

だってあたしは
童顔チビだし。

妹って思われるのもわかる。

彩『でも、勿体ないわ〜。』

美『何が?』

彩『だってみのちっこいのに胸あるし…。かわいいし。宏人さん以外だったらすぐ落とせるって(笑)』

⏰:08/09/15 23:38 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#15 [優]
美『ひろちゃん以外なんて絶対嫌だもんっ!!』

彩『はいはい、ごめんね。機嫌そこねないのっ!』

美『サーちゃんのバカ!!あたしがどれくらいひろちゃんが好きか知ってる癖に!』

彩『だからごめんってば(笑)』

サーちゃんには
あたしの三年ものの想いを
話してある。

サーちゃんは
実りがない辛い片想いは
辞めたほうがいいって
いつも言う。

⏰:08/09/15 23:50 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#16 [優]
でも、
そんなに簡単に
辞めれるもの
じゃないんだよね
恋愛は。


ガラッー。

担『ホラみんな席着いてー!ホームルーム始めるぞー。』

担任が入ってきた。

名前は行方(ナメカタ)
と言う変わった名前。
三十代後半の
ハゲオヤジ。

ちなみにあだ名は
『ナメセン』

ナメセンは
語尾を必ず延ばすのが
特徴だった。

⏰:08/09/15 23:57 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#17 [優]
ナメセンの長い長い
ホームルームが終わって
一時間目が始まった。

この日は担当の先生が
急な出張のため自習になった。

自習…何て言っても
真面目に自習なんて
やってる奴がいるわけもない(笑)

彩『みの、みの!宏人さん体育でサッカーみたい!』

サーちゃんが窓の外を見ながら
あたしを呼んだ。

美『どれどれー!?』

あたしもすかさず窓際に寄った。

⏰:08/09/16 00:04 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#18 [優]
美『あ!いたぁ!』

彩『さすがだてに三年見てるわけじゃないね。見つけるのはやいし(笑)』

そんなの当たり前。

三年前からずっと
彼だけを見てきたから。

美『気付くかなぁ?』

彩『この距離じゃムリムリ!』

さすがに三階じゃ
ダメかぁ…。

⏰:08/09/16 00:07 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#19 [優]
でも…

宏『みー!!』

ひろちゃんは
こっちに気付いたらしく
手を振ってくれた。

美『ひろちゃん!体育頑張ってねぇ!!』

宏『みーはサボってんなよ(笑)!?』

美『はーい//』

それだけ言って
ひろちゃんは
集合場所に戻って行った。

⏰:08/09/16 10:41 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#20 [優]
彩『…宏人さんの隣にいた男、睨むようにこっちを見てたよね!?』

美『え…?ひろちゃんの隣に男の人なんていた?』

彩『………呆れた(笑)あんた本当に宏人さんしか見えてないのね。』

美『だってひろちゃんしか視界にはいんないんだもん♪』

あたしがそう言うと
サーちゃんは
深い深いため息を
ついた。

彩『そんなこと言って宏人さんに彼女が出来たらあんたどーすんの!?』

⏰:08/09/16 10:46 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


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