【コラボ企画】秋のラノベ祭り投下スレ【withイラスト板】
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#267 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 20:07 :P903i :LUmIhgZI
#268 [No.022(1/2)◆vzApYZDoz6]
「隊長、敵襲です! 敵の数は1体、夜目の使いすぎによる疲労感が蓄積された充血眼です!」
『よし、疲れ目対応式ビタミン配合目薬を使うぞ。兵隊はリフトの用意、戦車隊は発射口の蓋を外す準備に取りかかれ! 機動隊は対象の瞼とまつ毛の固定だ! 総員、直ちに行動開始!』
「了解!」
「こちら機動隊、大変です隊長! 敵はドライアイも併発しているらしく、まばたきが多すぎて瞼を固定できません!」
『何だと!? 仕方ない、手が空いた隊員をいくらかそちらへ送る! 固定は目薬発射の瞬間だけでいい、俺が合図を出したら全力で固定にかかれ!』
「了解!」
「隊長! こちら兵隊、リフトの準備完了しました!」
「こちら戦車隊、蓋の取り外し完了しました!」
『よし、戦車隊は照準の補正に取りかかれ! 兵隊は5名で発射台の固定、それ以外は直ちに機動隊の援護に向かえ!』
「了解!」
「こちら機動隊! 照準補正完了しました! いつでも発射できます!」
『よし、発射準備! 機動隊総員、瞼の固定に取りかかれ!』
「了解!」
:08/11/03 20:08 :P903i :LUmIhgZI
#269 [No.022(2/2)◆vzApYZDoz6]
「固定完了しました!」
『よくやった。戦車隊、目薬発射!』
「発射!!」
びちゃっ
『バカ、量が多すぎる…まぁいい! 機動隊、瞼の固定を解除! 目の周りを拭われる前に直ちにその場から待避だ! 総員、待避せよ!』
「了解!」
「総員、待避ー!!」
「隊長! 総員待避完了しました! 欠員ありません!」
『よし、よくやった。戦車隊は目薬の格納だ』
「あっ…申し訳ありません隊長!」
『どうした!?』
「蓋を現場に忘れてきてしまいました!」
『馬鹿野郎ー!!』
完…?
:08/11/03 20:09 :P903i :LUmIhgZI
#270 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 20:10 :P903i :LUmIhgZI
#271 [No.023◆vzApYZDoz6]
「ないてるの?」
「……ちがうもん」
「ねぇ、あるいてもあるいてもおつきさまのいちがかわらないのって、なぜかしってる」
「えっ?」
「きみがさみしくないように、だって」
「……さみしくなんかないもん」
「そうだね、きみにはかえるおうちがある。おかあさんがさみしいよ」
「……うん。じゃあかえるね。ばいばい、くまさん」
「うん、ばいばい」
:08/11/03 20:11 :P903i :LUmIhgZI
#272 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 20:13 :P903i :LUmIhgZI
#273 [No.024◆vzApYZDoz6]
「おーっし、揃ったな。点呼!!」
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「欠員なし! お前ら、準備はいいか!」
「はいっ!」
「よし、行くぞ野郎共!!」
「おおー!!」
「え、サッカーは11人いないと参加できませんよ」
「なにー!?」
完…?
:08/11/03 20:14 :P903i :LUmIhgZI
#274 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 20:15 :P903i :LUmIhgZI
#275 [No.025、026、031(1/3)◆vzApYZDoz6]
かつて無力だった人間は、神に祈り力を求めた。
そして神は望むように力を与えた。
しかし、人間はその与えられた力で争いを始めた。
「……出てこい、そこにいる者」
そしてまた今日も、新たな争いが始まろうとしている。
「よく分かったな」
「その手に握られた木刀、見紛うわけがない。『猛虎』画竜点睛、手合わせ願う」
「その呼び名いつも思うけど虎か竜どっちかにしろよ。俺?俄然タイガースwww」
「うるさい! 一瞬で息の根を止めてやる!!」
「やってみな。最強のケチャップ使いの実力、思い知らせてやるよ」
互いに、未開封のケチャップを懐から取り出した。
素早く封を開ける。
「ちゃんと内ブタも剥がさねぇとな」
「遅いッ!! 死神の大釜と言われた実力見せてやる!」
内ブタを剥がしている猛虎なんちゃらさんに死神の大釜が詰め寄る。
「必殺・ケチャップキーック!」
大釜さんの右足がドゴオォォ!とかいうなんか凄い音を立て画竜さんの腹に突き刺さった
いや大釜使えよ大釜
つうかケチャップはどうした!
:08/11/03 20:16 :P903i :LUmIhgZI
#276 [No.025、026、031(2/3)◆vzApYZDoz6]
「おぅふ!!」
崩れ落ちる画竜さん、勝利を確信し笑う大釜さん。
「口ほどにもない…最強のケチャップ使いが聞いて呆れる」
しかし画竜さんは、何事もなかったかのように起き上がった。
「うっそぴょーんwwwwwwww」
「なっ…!?」
「どうした? 夏休みの宿題を7月中に終わらせて9月1日に意気揚々と宿題を提出しようとしたら1教科まるまるやり忘れてる事に気付いた時みたいな顔して」
「うるさい! だがなぜ? 今のケリを食らって立てるはずが…」
「落ち着けよ。自分の足見てみな」
言われるがままに足を見ると、ケチャップがたっぷりと付着していた。
「ケチャップを壁にした。ただそれだけ」
「ケチャップが…服に…貴様アァァ!! よくもこの私の服を汚したn」
「まぁこんなくだらない話にレス数使ってられないしお前死刑でいい? よし分かった」
「待て! まだ何も言ってn」
「奥義・ハイドロケチャップ!!」
思い切りケチャップのボトルを握りしめた。
フタが飛び、大量のケチャップが吹き出す。
大釜さんはケチャップまみれになって死んだ。ケチャップ(笑)
:08/11/03 20:17 :P903i :LUmIhgZI
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