【コラボ企画】秋のラノベ祭り投下スレ【withイラスト板】
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#27 [@斜線]
『そーです。でもよく家が分かりましたね』
『あ、いえ…あの…迷惑かと思ったんですがどうしてもお礼がしたくて。あの後刑事さんにお聞きしたんです』
『…そうですか。えっと…取り敢えず上がってってください。
男二人でむさ苦しい家ですけど』
ユウキは頭を掻きながら
女を促した。
『え、いえ!ここで結構です…』
:08/10/15 15:48 :PC :Ez2gXYgU
#28 [@斜線]
疲れたから落ち
:08/10/15 18:25 :PC :Ez2gXYgU
#29 [◆vzApYZDoz6]
乙です…と言いたいところですが
>>2見ましたか?
投下は11月3日です
フライングですよw
:08/10/15 23:28 :P903i :9qc7j1.2
#30 [紫陽花→渚坂 さいめ]
あげまーす(・∀・)
投下開始です!!!!!
:08/11/03 00:05 :F905i :WY17HTaw
#31 [あんみつ]
今から投下します!
使わせてもらうイラストは、
NO、003
NO、010
NO、032
の3つです!
:08/11/03 12:57 :D904i :3PH3.VE6
#32 [あんみつ]
あ、タイトルは
「受け継がれし者」です。
:08/11/03 12:59 :D904i :3PH3.VE6
#33 [あんみつ]
はるか昔、もう一つの世界の国々で大規模な争いが起きた。
人々の寂しさ、憎しみ・・・それらが合わさって、いつしか大きな闇が生まれた。
その闇の暴走を止めるべく、国々は、それぞれの土地にまつわる神の協力の下、闇を封印することに成功した。
しかし、それは一時的なもので、闇が暴走しようとした時、再び封印の儀式を行う必要がある。
.
:08/11/03 13:01 :D904i :3PH3.VE6
#34 [あんみつ]
封印するためには、一人の神につき、一人の選ばれた他の世界の人間の力が必要であった。
それぞれの国からの神と、それに選ばれた人間たちが集まった時、真の力を発揮する。
そうして、神々と人間たちは、協力しあって生きてきたのだ。
.
:08/11/03 13:02 :D904i :3PH3.VE6
#35 [あんみつ]
――――――――
手作りのパンと乳製品の香りが立ち込め、棚に色とりどりの果物が並ぶ店内。
売り場の椅子に座って、自分の胸にかかったペンダントを手に取り、それを懐かしそうに見つめる一人の男がいた。
透明な石のはめ込まれたそれは、窓から差し込む光に当たってキラキラと輝く。
男は目をつむっては開き、再びそれを見つめては、また目を閉じる。
.
:08/11/03 13:03 :D904i :3PH3.VE6
#36 [あんみつ]
しばらくそれを繰り返して、男はそっと微笑んだ。
まるで、懐かしい思い出の蓋を開けて楽しむように。
男が仕事に戻ろうと立ち上がろうとする。
その時、ペンダントの中央にはめ込まれた石が赤く光った。
それに気付いた男は、目を見開いた後、何度もまばたきを繰り返す。
そして呟く。
「・・・とうとうきたか」
.
:08/11/03 13:04 :D904i :3PH3.VE6
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