【コラボ企画】秋のラノベ祭り投下スレ【withイラスト板】
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#320 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:38 :P903i :LUmIhgZI
#321 [No.043◆vzApYZDoz6]
気が付くと俺は屋根に登っていた。
辺りがやけに明るい。
見上げてみると、きれいな満月があった。
「くっ…」
月は太陽の光を反射して光っているのは有名だが、月が反射した太陽光にはブリーツ波が含まれる。
そして、満月の時だけブリーツ波が170万ゼノという数値を超えるのだ。
宇宙には大小様々な月が数多くあるが、不思議なことにどの月も満月にならないと170万ゼノを超えない。
ブリーツ波は目から吸収でき、170万ゼノ以上を吸収すると体に変化が起きる。
「左手が疼く……」
:08/11/03 21:38 :P903i :LUmIhgZI
#322 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:39 :P903i :LUmIhgZI
#323 [No.044◆vzApYZDoz6]
「喉渇いた。ねぇあんた、飲み物買ってきて」
「自分でなんとかしろよ…『へそが茶を沸かす』」
彼が言葉を発した瞬間、彼女のへそからみるみる熱いお茶が溢れでてきた。
「はい、湯飲み」
「ありがと」
「おいお前ら、すげー情報仕入れたぞ! これ聞いたら『目玉が飛び出る』ぞ!」
「ちょっと…」
今来た彼の言葉に反応し、2人の目玉が飛び出る。
「急に変なこと言わないでよ! あーびっくりした…」
「『びっくりする』って意味だからな」
「言ってる場合か!」
:08/11/03 21:40 :P903i :LUmIhgZI
#324 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:42 :P903i :LUmIhgZI
#325 [No.045◆vzApYZDoz6]
「さて、そろそろネタも尽きてきた訳だが」
「私が知るわけないでしょ。なんとかしなさいよ」
「なんかミクに似てるからそっち系でなんとかしようかと思ったけど、どーにもなー」
「銃持ってるし無理?」
「ミクはもっと髪長いしな」
「ただの逃亡の言い訳でしょ」
「屁理屈は通れば理屈になるんだよ!」
「あらこんなところに45口径が。試しに死んでみる?」
「ごめんなさい」
:08/11/03 21:42 :P903i :LUmIhgZI
#326 [◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:44 :P903i :LUmIhgZI
#327 [No.047、048◆vzApYZDoz6]
「来たわ」
「あら、結構カッコいい人…じゃ、行くわね」
「頑張って!」
「魔泡使いの腕を見せてあげるんだから。いっけー、モコモコクリーム!」
ボボボボボ…
「よーし、モコモコクリーム設置完了!」
「オッケー。この両刃剃刀の威力は凄いわよ! 食らえ、シェイビングスラッシュ!!」
シュババババッ
「……髭剃り、完了!」
「最後よ、パワーズリキッド!」
バッシャー
「クリーム洗浄、完了!」
「お仕事、終わりっと」
:08/11/03 21:44 :P903i :LUmIhgZI
#328 [No.047、048◆vzApYZDoz6]
:08/11/03 21:46 :P903i :LUmIhgZI
#329 [No.049◆vzApYZDoz6]
「うーん…」
若い男が、鏡に向かって唸っていた。
顎や頬、鼻、額など、あらゆるところを手で擦っている。
そこへ、若い女がやって来た。
「どうしたの?」
「いや…肌がちょっとざらついてる気がして」
「いいんじゃないかな…男の子なんだし」
「男だって肌荒れには気を使うもんだぜ。…あっ、そうだ」
「なに?」
「顔用パック貸してくれね?」
:08/11/03 21:47 :P903i :LUmIhgZI
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