【コラボ企画】秋のラノベ祭り投下スレ【withイラスト板】
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#325 [No.045◆vzApYZDoz6]
「さて、そろそろネタも尽きてきた訳だが」

「私が知るわけないでしょ。なんとかしなさいよ」

「なんかミクに似てるからそっち系でなんとかしようかと思ったけど、どーにもなー」

「銃持ってるし無理?」

「ミクはもっと髪長いしな」

「ただの逃亡の言い訳でしょ」

「屁理屈は通れば理屈になるんだよ!」

「あらこんなところに45口径が。試しに死んでみる?」

「ごめんなさい」

⏰:08/11/03 21:42 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#326 [◆vzApYZDoz6]
>>325
『中の人と対話、その6』
bbs1.ryne.jp/d.php/illust/1144/110

初音ミクは知ってるが…

⏰:08/11/03 21:44 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#327 [No.047、048◆vzApYZDoz6]
「来たわ」

「あら、結構カッコいい人…じゃ、行くわね」

「頑張って!」

「魔泡使いの腕を見せてあげるんだから。いっけー、モコモコクリーム!」

ボボボボボ…

「よーし、モコモコクリーム設置完了!」

「オッケー。この両刃剃刀の威力は凄いわよ! 食らえ、シェイビングスラッシュ!!」

シュババババッ

「……髭剃り、完了!」

「最後よ、パワーズリキッド!」

バッシャー

「クリーム洗浄、完了!」

「お仕事、終わりっと」

⏰:08/11/03 21:44 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#328 [No.047、048◆vzApYZDoz6]
>>327
『髭剃りシスターズ』
bbs1.ryne.jp/d.php/illust/1144/118 No.047
bbs1.ryne.jp/d.php/illust/1144/119 No.048

彼女らは髭を剃り続ける

⏰:08/11/03 21:46 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#329 [No.049◆vzApYZDoz6]
「うーん…」

若い男が、鏡に向かって唸っていた。
顎や頬、鼻、額など、あらゆるところを手で擦っている。

そこへ、若い女がやって来た。

「どうしたの?」

「いや…肌がちょっとざらついてる気がして」

「いいんじゃないかな…男の子なんだし」

「男だって肌荒れには気を使うもんだぜ。…あっ、そうだ」

「なに?」

「顔用パック貸してくれね?」

⏰:08/11/03 21:47 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#330 [◆vzApYZDoz6]
>>329
『男だって』
bbs1.ryne.jp/d.php/illust/1144/120

髭剃りシスターズの仕事はいい加減だった。

⏰:08/11/03 21:48 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#331 [No.050◆vzApYZDoz6]
気が付けば辺りはすっかり暗くなっていた。

今もやまない雨が降りだしてからどれくらい経っただろうか。
既にびしょ濡れで、重くなった服のせいで動く気力も湧かない。

だが、それでも彼は待ち続けた。

彼女と交わした約束を、果たすために。




(急病なんだろうな。きっとそうだ)

だが彼は彼女に連絡はしなかった。

⏰:08/11/03 21:48 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#332 [No.050◆vzApYZDoz6]
>>331
『雨の中で』
bbs1.ryne.jp/d.php/illust/1144/121

彼女を信用しきってます。

⏰:08/11/03 21:49 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#333 [No.051(1/2)◆vzApYZDoz6]
D−34:Δ
本日、未確認の惑星が発見された。
惑星の大気、地質、水質等を調査した結果、良好な環境を持つ惑星だったと推察される。
また惑星の7割ほどが水に覆われており、生命が現存する可能性は極めて高い。
惑星をTE01と名付け、慎重に調査を進めていく。

D−41:γ
TE01惑星の調査の結果、これまでに確認された生命体はおよそ300種類。
だが依然として新種の生命体は発見され続けており、この数字はほんの一部に過ぎないとみられている。

高知能生命体はまだ確認されていない。
しかし、多様な文明機器が発見されている事から、高度な知能を有した生命体が存在した可能性は高い。
何らかの原因により絶滅してしまったのかもしれない。

それにしても、文明が発展していたと思われる地域ほど、大気・地質・水質ともに汚染度が高いのが気になる。

⏰:08/11/03 21:51 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


#334 [No.051(2/2)◆vzApYZDoz6]
L−08:Σ
高い知能を持つ生命個体が発見された。
我々には理解できなかったが、どうやら言葉を話せるようだ。
同行していた宇宙語学者によると、FK38星の言語とほぼ同じとの事。
我々はすぐさま同惑星に調査団の派遣を依頼した。10日後に到着する。
その間に簡単な質問をした。

その結果、やはり高知能生命体は絶滅してしまった事が判明した。
今回発見された個体はその生き残りらしい。
彼女(性別は雌性らしい。以降はこの個体をこう呼ぶ)によると、絶滅を免れた生き残りは他にもいるようだ。
とりあえず、これらの生命体にはTE−xと名付ける。

それにしても、TE−xと我々は外見が非常に酷似しているのが気になる。
もしかすると、我々と似たような進化をたどってきたのかもしれない。

L−18:Δ
調査団が到着した。
早速、生き残り達に質疑応答をしてもらった。

結果、絶滅の要因は、TE−x同士の大規模な争いによるものらしい。

彼女は、こう言ったそうだ。
『私達は、同じ種族で争うことでしか発展できない』と。
その結果絶滅する事になろうとは、皮肉なものである。

ところで、TE−xについて気になる事がある。
私は一度故郷に帰り、太古の文献から調べてみるつもりだ。
その事を明日、隊長に報告する。

(調査手記はここで終わっている)

⏰:08/11/03 21:52 📱:P903i 🆔:LUmIhgZI


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