囚われの姫君
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#450 [新]
「ごめ…なさ…っ…ごめんなさいっ……あたし…」


あたしがもっと気をつけてれば……



「何で結衣が謝るんだ…。守れなかった俺のせいだ…」

⏰:08/11/01 23:20 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#451 [新]
蓮はバスタオルであたしの体を包んだ。


「…っひ…く…ふぇ…ごめんなさ……」


「わかった。わかったから…お前は何も悪くない…
だから何も心配するな…。」

⏰:08/11/01 23:23 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#452 [新]
蓮はそう言って何度も触れるだけのキスをした。


瞼に…頬に…唇に…




「結衣…今夜、俺の部屋に来い…。」

⏰:08/11/01 23:32 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#453 [新]
「……えっ…」


それって………


「俺に抱かれる覚悟があるなら来い…。

…どうするかは、自分で決めるんだ。」


蓮は濡れた髪をかきあげて浴室を出た。

⏰:08/11/01 23:40 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#454 [新]
あたしは部屋に戻り髪を乾かした。


─俺に抱かれる覚悟があるなら─


その言葉を思い出しては、顔が熱くなる。

⏰:08/11/01 23:43 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#455 [新]
あんなことがあった後だから……


正直言うとすごく怖い…

蓮はあの男達とは違うってわかってるのに…


同じ“男”っていうだけで……

⏰:08/11/01 23:46 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#456 [新]
だけど、蓮に触れられると、体が熱を帯びて…


その熱は引くことを知らない。



今だって…胸の奥がくすぶるように…熱い……

⏰:08/11/01 23:48 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#457 [新]
迷ったって答えは出てた。


蓮に触れたい。




蓮に触れて欲しい。

⏰:08/11/02 00:05 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#458 [新]
コンコン…


小さく部屋のドアをノックする。


「入れ。」


ドアを開けるとベッドに蓮が腰掛けていた。

⏰:08/11/02 00:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#459 [新]
ドアの閉まる音がして、部屋に静けさが訪れる。

「来いよ。」


蓮があたしの方へ腕をのばした。


この手を取ったら……


もう後には退(ひ)けない…

⏰:08/11/02 00:08 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#460 [新]
蓮の手に少し触れた瞬間、蓮はあたしを引き寄せた。


「もう逃がさない。」



そのままベッドに押し倒される。

⏰:08/11/02 00:12 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#461 [新]
「俺が嫌なこと全部忘れさせてやる…。」




ゆっくり蓮の唇が重なる。


くすぐったくて気持ちいい─…

⏰:08/11/02 00:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#462 [新]
怖くない。

何も怖くないよ……


だって


蓮のキスが、蓮の声が…

この上ないくらい優しいから………

⏰:08/11/02 00:18 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#463 [新]
「どこをどう触られたんだ?」


「え…と、胸を…あとは太もも…」


何でそんなこと聞くんだろ…


「じゃあ消毒しなくちゃな。」

⏰:08/11/02 00:29 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#464 [新]
「消毒って…っひゃ…ぁ!」



太ももを撫でられ、体が反応する。



「その男に触られた時も同じように感じた?」

⏰:08/11/02 00:32 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#465 [新]
「そんなわけっ…な…い」

あたしは首を横にふった。

あの時はただ怖くて


気持ち悪いだけだった。

⏰:08/11/02 00:34 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#466 [新]
「じゃあ、こんな可愛い顔して感じてる結衣を知ってるのは俺だけ?」


「…んっ…蓮…だけ…」


蓮しか知らない

感じてる顔も

恥ずかしい声も

蓮だけの…………

⏰:08/11/02 00:36 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#467 [新]
蓮の手が、唇が、


体中に触れる。


俺のものだと言わんばかりに、


痕をつける。

⏰:08/11/02 00:40 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#468 [新]
蓮の触れる処(ところ)全てが


溶けて無くなりそうな程、熱い。


蓮の言葉に、声に、

指に、熱に……


侵食されていく………

⏰:08/11/02 00:44 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#469 [新]
「結衣…震えてる。怖いなら…やめるか?」


そっと髪を撫で、あたしを気遣ってくれる。



「…やめ…ないで…っ」

⏰:08/11/02 00:48 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#470 [新]
あたしは蓮の背中に腕を回した。


「…っ、お前には…いつも理性を吹っ飛ばされる…」


蓮はキスをひとつ落とすとあたしの足をグイッと持ち上げた。

⏰:08/11/02 00:54 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#471 [新]
「あっ……蓮…」


「結衣……」


名前を呼ばれた瞬間、体の真ん中に激痛が走った。

「───!!いっ……!…っ…ぁ…!」


痛すぎて声が出ない。

⏰:08/11/02 00:57 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#472 [新]
「…っく…キツいな…結衣…力抜け…っ」


「っ…!無……理ぃっ…っ……」



目に涙を浮かべながらいやいやをするように首を振る。

⏰:08/11/02 01:00 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#473 [新]
「結衣…何も考えるな。俺だけ感じてろ……」


蓮は涙を優しくぬぐい、深いキスをしてきた。


「んっ…んぅ…っ」


あたしも必死に蓮のキスに応える。

⏰:08/11/02 01:07 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#474 [新]
蓮の唇の温もりと舌の熱さが頭を真っ白にさせる。

「…ふ…ぁ、…蓮っ…」



自然と体の力が抜ける。

そして蓮もそれを感じ取ったのか、更に奥深くへと侵入してきた。

⏰:08/11/02 01:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#475 [新]
「あっ…ぁあ…っ」

思わず背中を仰け反らせた。


あたしを襲ったのは痛みではなかった。


「や…ぁ…っ…何か…変っ…」

⏰:08/11/02 01:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#476 [新]
蓮も先程とは違うあたしの反応に気づく。


「っ…動くぞ…」


「あ…待っ…!やぁあ…っんぁ…だめ…ぇ」



蓮が動く度に中が擦れて、甘い声があがる。

⏰:08/11/02 01:28 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#477 [新]
「そんな可愛い声でなくな…止まんねぇだろ…っ」


「あっ…蓮…蓮っ…んんっ」


ベッドが軋む音と、二人の乱れた息が部屋に響く。

⏰:08/11/02 01:34 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#478 [新]
「…っ結衣…」

耳元であたしの名前を呼ぶ声が聞こえた。


ひどく掠(かす)れていて

それでいて切ない。


声にまで感じることってあるんだ………

⏰:08/11/02 01:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#479 [新]
「蓮……っぁあ…れ…んっ…」


もっと……


もっと蓮でいっぱいにして……


あたしはもう…体も心も貴方(あなた)に囚われてしまったの……

⏰:08/11/02 01:54 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#480 [新]
──……

「…ん」


気がつくと朝だった。


起きあがると微かに下半身に痛みが残っていた。


あたし…昨日蓮と………

⏰:08/11/02 02:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#481 [新]
思い出したらまた恥ずかしくなってきた……


だって蓮が××を××して××するからっ…!



あぁ…口にするのも恥ずかしい……っ!!

⏰:08/11/02 02:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#482 [新]
だけど、それ以上に幸せ……。


横には無防備な寝顔。


「大好き…」


あたしは寝ている蓮にそっとキスをした。

⏰:08/11/02 02:21 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#483 [新]
「…んぁ…?結衣…?」

蓮が眠たそうに目を開けた。


「お…おはよっ!」


あたしは慌てて体を離す。

今の聞かれてなかったよね…?

⏰:08/11/02 02:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#484 [新]
「起きてたのか…。体、平気か?」



「うん、ちょっと痛いけど…蓮とひとつになれた証拠だからいいの!」



後を引く痛みが、夢じゃないんだってわからせてくれるから。

⏰:08/11/02 03:09 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#485 [我輩は匿名である]
>>1-50

⏰:08/11/02 03:19 📱:W51SA 🆔:J5m55cRU


#486 [新]
>>485

アンカーありがとうございます!

⏰:08/11/03 02:23 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#487 [新]
「そうか…。」


蓮は優しく微笑むとあたしの髪をくしゃっと撫でる。


蓮はベッドからおりると学校へ行く準備をし始めた。

「もう行くの?早くない?」

⏰:08/11/03 02:30 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#488 [新]
「ちょっと用事があるんだ。結衣はもう少しゆっくりしとけ。」


そう言って家を出ていった。




用事って……?

⏰:08/11/03 02:31 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#489 [新]
あたしは普通通りに学校へ行った。


「結衣ちゃん!」

向こうから木原くんが駆け寄ってくる。


あたしは思わず身構えた。

⏰:08/11/03 02:33 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#490 [新]
「怖がんなくても何もしないって!…って、そんなことより!蓮がやばいんだよ!」


え………!?



あたしは木原くんに連れられるがまま蓮のところへ向かった。

⏰:08/11/03 02:36 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#491 [新]
「保健室…?」

連れてこられたのは保健室だった。

蓮に何があったの…?

扉を開けると、

泣きじゃくっている紺野さんと、あたしを襲った男二人、

それから、蓮がいた。

⏰:08/11/03 02:38 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#492 [新]
男二人は顔が赤く腫れ上がり、鼻血が出ていた。


「蓮…これ…どういうこと…!?」


「……」

蓮はぶすっと不機嫌な顔をして何も話そうとしない。

⏰:08/11/03 02:41 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#493 [新]
「すみませんでした!!」

動揺しているあたしに向かって男二人が頭を下げてきた。

「ごめんなさいっ…!」


その横で紺野さんも泣きながら頭を下げた。

⏰:08/11/03 02:43 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#494 [新]
何がどうなってるの!?

「もういい。お前等三人出てけ。」

蓮が言うと、三人は保健室を出ていった。



「ちょ…木原くん!説明して…!」

⏰:08/11/03 02:46 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#495 [新]
「まぁ簡単に言うと、
結衣ちゃんを襲った奴が誰か紺野に吐かせて、男も呼び出して、喧嘩勃発…て感じ…かな。」


「喧嘩って……」


蓮の顔を見ると口端が切れて血が滲んでいた。

⏰:08/11/03 02:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#496 [新]
「でもまぁこれであいつ等も反省しただろうし…」

「悠。あまり余計なこと話すな。」


「はいはい、んじゃー邪魔者は消えるとするよ。」


そう言って木原くんは保健室を出ていった。

⏰:08/11/03 02:55 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#497 [新]
「蓮……痛い…?」


そっと蓮の口元に触れる。

あたしの為に………



蓮が傷ついた……

⏰:08/11/03 03:01 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#498 [新]
「触るな。まだ興奮治まってねぇから…
今触れたら何するかわかんねぇぞ…」


「うん……いいよ…。」



あたしはそっと蓮に口づけた。

⏰:08/11/03 03:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#499 [新]
蓮はあたしの頭を抱え込むと、深いキスをしてきた。


乱暴で、息もできないような。


それでもよかった。


蓮の全てをあたしにぶつけて……

⏰:08/11/03 03:13 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#500 [新]
保健室のベッドにあたしを倒すと、キスをしながら制服に手をかける。


「ムカつく…!いつも必死に抑えてやってんのに…お前はいつも一瞬で俺の壁を…理性を壊して…」


「っ…あ…蓮っ…」


痛いぐらいの愛撫。

⏰:08/11/03 03:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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