春の希望と･･･【ＢＬ】

　
テ｢何それ。｣

テツが指さして言った
先には、もちろん望の
姿があった。

亀｢のぞむ～(笑)｣

テ｢･･･そぅ｣

勇｢望、そろそろ起きろ
　１時間はたったぞ｣
　

　
勇気が望の体を揺すって
声をかけるが、望は
なかなか起きようとは
しない･･･。

勇｢･･･；｣

亀｢朝までそこで
　寝かしちゃえば？
　明日学校休みじゃん｣

勇｢うーん･･･｣
　

　
勇気がどうしようか
悩んでいると、望が
固く閉ざしていた瞼を
うっすらと開けた。

つまり･･･

勇｢ぁ、起きた。｣

望｢――･･･？｣

勇｢おはよ、望｣
　

　
望｢･･･ぁ･･･｣

勇｢あ？｣

望｢･･･あ？｣

だめだ。この子、完全に
寝ぼけてる。(by全員)

―５分後―
　

　
直｢ウチの娘がお世話を
　かけました。｣ﾍﾟｺﾘ

光｢これ、つまらない物
　ですが･･･チョコ｣

直也と光輝が望を
回収に来ました。

この時の２人を
専門用語で、直也ママ&
光輝パパと言います。
　

　
テ｢はぃ、さっさと
　持って帰ってね。｣

亀｢え～、ウチの部屋で
　飼おうょ～｣

勇｢望はペットじゃ
　ありません；｣

亀｢コレ可愛いじゃんっ
　飼いたいぃ～！｣
　

　
勇｢なんでお気に入りに
　なってんだよ；｣

テ｢はい、ママとパパ
　どっちがコイツの事
　抱っこすんの？｣

直｢そりゃパパが☆｣

光｢ぇ、俺？；
　別にいいけど･･･｣
　

　
テツが勇気に引っ付いている望を抱き上げようとすると、望は離れまいと勇気の服を掴んでる手に更なる力を込めた。。。

テ｢こ、この(怒)
　自分の部屋に帰れｯ｣

望｢ふゃぁｯ！勇気ぃ｣
　

　
亀｢ペット！｣

勇｢なんでテメェの
　ペットなんだよｯ｣｣

光｢ママのが３cm身長
　でかいじゃん｣

直｢あら、パパのが普段
　体鍛えてるじゃない｣
　

　
望｢わーんｯ、ゆうきぃ
　てっちゃんが意地悪
　するよぉぉ｣(寝ぼけ中)

テ｢誰がてっちゃんだｯ｣

・・・・・。

もはや全員めちゃくちゃ
である。。。
　