春の希望と・・・【BL】
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#893 [コロ]
 
石田の手が腹の上を這うのがわかるけど、望は自分の体を守る事ばかり考えて、ろくに抵抗も出来ずに、腕の拘束を外す事に気を取られていた。

そんな望の姿を石田は
目の端に捕らえて、眉をよせる・・・。
 

⏰:09/05/20 09:45 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#894 [コロ]
 
もっと出来る事が
あるだろ。

暴れるとか、蹴ってみるとか・・・。

そんな事しても所詮、腕の拘束は外れ無いが相手にダメージを与えられる。

運が良ければ、気絶してくれるかもしれない。
 

⏰:09/05/20 09:51 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#895 [コロ]
 
しかし望は腕を見上げるばかりだ。

きっと頭が真っ白で
他の方法が浮かばないんだろう。

石「・・・無駄だ。腕が
 傷付くだけだぞ。」

望「ぅッ ヒック・・ふぇぇッ」
 

⏰:09/05/20 09:55 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#896 [コロ]
 

―――
――


 ぁ

あぁッ


嫌だ・・・


 

⏰:09/05/20 11:44 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#897 [コロ]
 






 ヤメテ


―――・・・
――
 
 

⏰:09/05/20 11:45 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#898 [コロ]
 


石「―― はぁッ はッ・・」

望「ヒッ ぅ・・・ はッぁ」


ドクン、ドクンと自分の中に石田の放つ熱いモノが流れ込む。
 

⏰:09/05/20 11:56 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#899 [コロ]
 
望自身も体を震わせて
熱を放っていた。

その事実に、どうしようもない罪悪感が襲う。

望「うぅッ ふぇぇッ」

石「・・・・泣いてばっかり
 だな、お前。」
  

⏰:09/05/20 12:06 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#900 [コロ]
 
石田は呆れた様な溜め息を最後に一つ吐き出し
シャワー室で望の後処理をしてから、再びベッドへ繋ぎ、そして部屋を出て行った・・・。

望はベッドに戻されてからすぐに意識が遠のき、深い眠りについたのだった。
 
 
 

⏰:09/05/20 12:16 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#901 [コロ]
 
――――
――

カタンッ コト


望「ン・・・」

望が目を覚ました時
まだ太陽の光りが
部屋の中を照らしていた
 

⏰:09/05/20 12:28 📱:SH700i 🆔:603opMAE


#902 [コロ]
 
そんなに長い間 眠っていたわけではない様だ。

何か音が鳴っていた気がしたけど・・・

ふと、目線を泳がせると
部屋の中心にあるテーブルで食事をしてる石田が目に入った。
 

⏰:09/05/20 12:37 📱:SH700i 🆔:603opMAE


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