春の希望と･･･【ＢＬ】

　
光｢は････？怒｣

直｢ぶｯ！･･･笑｣

前に僕は寝起きの一言が
キツイと司が言ってた。

普段も割とズバっと
物を言う方なんだけど
睡眠妨害やまだ眠い時は
意味不明な文句を
言うらしい･･･
　

　
僕は覚えてないけどね。

司に｢黙れ、ジャガ芋｣
って言った時は
そりゃあ超過激にビンタ
されたもんだ･･･

ジャガ芋って？なに？
って感じ･･･
言われたらキレるよね。
普通･･･。
　

　
それから数分たって
僕はなんとかボンヤリする頭を働かせはじめた。

光輝に謝りながら
布団の中でもぞもぞして
直也に笑われたけど･･･

そんな事をしてると
部屋のドアを誰かが
ノックした。
　

一番ドアの近くにいた
直也が立ち上がり
はいはいと言いながら
入口の方に向かった。

僕もそろそろ起きないと
光輝に怒られそうだから
腕を踏ん張って、体を
持ち上げた。

直也と光輝だったら
光輝のがキレやすいから
あんまりダラダラ
してられない･･･。

　
僕がやっとの思いで
布団から体を出した時
入口から直也が戻ってきた

直｢勇気が来たよ～ん｣

光｢おーす、勇気｣

その日は、窓から太陽の光が眩しすぎる日だった。
　

部屋に来た人物は
直也と光輝のグループの
中心的人物で、僕の
隣のクラスの同級生･･･

一応不良グループのトップだし、同じクラスになった事ないし、今まで話しなんてした事ほとんど無い。

だから今日の出会いで
この先、僕の人生に
大きくかかわるなんて
思いもしなかった。

　
彼の名前は

中西　勇気(ﾅｶﾆｼﾕｳｷ)

僕とは正反対で
背が高くて大人っぽくて
僕に無い物をたくさん
持った奴だった･･･。
　
　

●報告●

感想板に登場人物の
プロフィールを
載せたいと思います☆
以外な特技もありますので良かった見に来て下さい
o(^-^)o

感想板
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勇｢よぉ、なんだよ光輝
　風呂上がり？｣

光｢そー、バスケ部の
　朝練で汗かいたから｣

勇｢は？笑
　部活入ってねぇじゃん｣

光｢まぁまぁ･･･笑｣

　
なんとも和やか(？)な
寮の光景だけど
僕の心臓はドキドキ
鳴っていた･･･

だって中西くんだよ？！
僕みたいな一般生徒が
絡めるレベルの人物じゃ
無いからねｯ！

はっきり言って怖い。
　