本当にあった×××な話
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#153 [ゆーちん]
慌てて振り返ると、
「飯田先輩!?」
がいた。
私は驚きながら飯田先輩をマジマジと見た。
「あれ?君、俺の名前なんで知ってんの?」
「あ、えっと…」
飯田先輩。
本名、飯田雅志。
はるちゃんの…お客さん。
:08/12/04 21:21 :SH901iC :7nsCA4C.
#154 [ゆーちん]
「あ、俺のファン?」
飯田先輩が笑った。
「違いますーっ!」
私も笑った。
おばちゃんが続けて言った。
「雅志くんは食堂じゃ有名だからね。」
…え?
そうなの?
すると飯田先輩は言った。
「え?そうなの?」
…同じリアクションかよ。
:08/12/04 21:21 :SH901iC :7nsCA4C.
#155 [ゆーちん]
「へぇー。俺有名人なんだ!なんか嬉しい。だから君は俺の事知ってたんだぁ?」
「あ、はい。そうなんです。」
本当はそんな噂があるなんて今、知ったんだけどね。
まぁ、ここは上手くごまかせた。
おばちゃんありがとう!
:08/12/04 21:22 :SH901iC :7nsCA4C.
#156 [ゆーちん]
「君、お名前は?」
「由美です」
「由美ちゃん。よろしくー!」
ニカッと笑う飯田先輩。
どうして、はるちゃんにお金払ってSEXするんだろう?
そのルックスと明るい性格なら彼女なんてすぐできそうなのに。
:08/12/04 21:23 :SH901iC :7nsCA4C.
#157 [ゆーちん]
ま、どうでもいっか!
「あ、おばちゃん。俺、杏仁豆腐食べたい。」
「200円。」
「あ、私プリン。」
「はい、プリンは100円。」
おばちゃんは冷蔵庫から杏仁豆腐とプリンを出してきた。
何となくの流れで、飯田先輩と同じテーブルに向かい合わせで座る事に。
:08/12/04 21:24 :SH901iC :7nsCA4C.
#158 [ゆーちん]
「いただきまーす!」
「い、いただきます。」
飯田先輩は子供のような笑顔で杏仁豆腐を食べ始めた。
「…うん!うめぇ。」
「美味しっ。」
それぞれ食べながら二人で色んな話をした。
:08/12/04 21:25 :SH901iC :7nsCA4C.
#159 [ゆーちん]
「飯田先輩って今3年ですよね?進路どうするんですか?」
「ん〜?わかんない。」
「えっ?」
「ずーっと高校生でいたいなぁー!」
「自主留年?」
「あ、それいいね!」
私と先輩は声を上げて笑った。
:08/12/04 21:26 :SH901iC :7nsCA4C.
#160 [ゆーちん]
「飯田先輩、彼女いますか?」
「彼女いらねぇ。めんどくさいじゃん。」
「へぇー。」
「由美ちゃんは?」
「私もいらないです。めんどくさいし。」
「だろ?じゃあさー超ムラムラしちゃったら女の子はどうするの?」
ニヤニヤと問い掛ける先輩。
「ムラムラ?…そんな気分なりません。」
:08/12/04 21:26 :SH901iC :7nsCA4C.
#161 [ゆーちん]
「え?じゃあ由美ちゃんってまだ純潔?」
「どう思いますか?」
笑顔の飯田先輩とは逆に、私は真顔。
飯田先輩ってのはテンションの高い人だ。
「…処女だ!」
「ブッブー。残念ながら援交とかしちゃってまーす。」
シラッと言う私に飯田先輩はビックリしてた。
:08/12/04 21:27 :SH901iC :7nsCA4C.
#162 [ゆーちん]
「えぇ?」
「意外ですか?」
「超意外!」
「よく言われます。」
「何で?やっぱ金がいるの?」
「まぁそんな感じです。」
:08/12/04 21:28 :SH901iC :7nsCA4C.
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