本当にあった×××な話
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#185 [ゆーちん]
そう言って、下で仰向けになっていた先輩は、上に乗ってた私を寝かせて上下逆になった。
「気絶すんなよ?」
「アハハ…どうかな?」
「…動くよ?」
私が首を縦にふる前に、飯田先輩はすでに動き始めていた。
:08/12/04 21:53 :SH901iC :7nsCA4C.
#186 [ゆーちん]
最初はゆっくり。
どんどん早く。
お決まりのパターンだけど気持ち良かったのは確か。
「アァァァ…アッ…無理…もぉ‥イッ…く…」
「ハァハァ…俺も…。イッちゃおっか…ね?」
:08/12/04 22:08 :SH901iC :7nsCA4C.
#187 [ゆーちん]
飯田先輩はそう言うと、ものすごく早く腰をふった。
「アァァァァァッ!!」
私の甲高い声が部屋中に響く。
飯田先輩は気持ち良さそうに早く早く腰をふる。
「アッアッ…無理…イくゥー……アアッ!!」
「締めんな…ッツ…アッ…」
私がイった後、飯田先輩もイった。
:08/12/04 22:09 :SH901iC :7nsCA4C.
#188 [ゆーちん]
「先輩?」
「…。」
ベットで横たわる私達。
先輩を呼んでも返事がない。
「…あれ?」
体を少し起こして先輩の顔を覗き込んだ。
…え、爆睡してるし。
気持ちよさそうな顔でぐっすり眠る先輩は子供みたいだった。
ヤリ終わるとすぐに寝る。
面白い人。
:08/12/04 22:11 :SH901iC :7nsCA4C.
#189 [ゆーちん]
帰ろうか悩んだけど、もう少しいる事にした。
なんだか居心地がいい。
先輩の部屋の中を色々見渡す。
床に漫画が5冊ほど無造作に置かれていた。
誰かに借りたのかな。
「あ、アルバム。」
戸棚を物色していると暇潰しできそうなアルバムがあった。
:08/12/04 22:13 :SH901iC :7nsCA4C.
#190 [ゆーちん]
ペリッ…
しばらく開けていなかったのだろう。
ページがめくりにくかった。
…そっか。
そのアルバムでなんとなく全て繋がった。
先輩には母親がいない。
家は結構な金持ち。
寂しさから女を金で買っている。
あくまで私の予想だけど、きっと間違いないよね。
:08/12/04 22:13 :SH901iC :7nsCA4C.
#191 [ゆーちん]
アルバムを閉じて戸棚にしまい、私はベットに戻った。
スヤスヤ眠る先輩にギュッと抱き着きたくなったから。
先輩の横に滑り込みギュッと抱き着いた。
「フフッ。」
「あ、ごめんなさい。起こしちゃいました?」
「うん。何?」
「あ、えっと…」
「甘えたくなったの?」
「…迷惑ですか?」
:08/12/04 22:14 :SH901iC :7nsCA4C.
#192 [ゆーちん]
そう言った私を飯田先輩は抱きしめ返してくれた。
「ちょうど良かった。俺も甘えたかったとこ。」
ギューッて抱きしめてくれた先輩の胸の中は、相変わらずの優しい匂い。
すごく安心する。
そのまま二人は眠りについた…。
:08/12/04 22:15 :SH901iC :7nsCA4C.
#193 [ゆーちん]
「…んっ。」
再び目を覚ました時、外は真っ暗だった。
「先輩、先輩!」
「…ん?」
眠そうな顔で私を見て笑ってくれた。
「私、帰ります。」
「え?もう帰るの?泊まっていきなよ。」
「いえ。明日も学校だし、帰りますね。」
:08/12/04 22:16 :SH901iC :7nsCA4C.
#194 [ゆーちん]
私は服を着て帰る支度を始めた。
「…由美ちゃん?」
後ろから寂しそうな声が聞こえたと思えば、優しく包み込まれた。
ギュッと強く私を抱きしめる飯田先輩の声は本当に寂しそうだ。
:08/12/04 22:17 :SH901iC :7nsCA4C.
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