本当にあった×××な話
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#326 [ゆーちん]
「あいつも、はるちゃんの客なんだ。俺もそうじゃん?ゆうとは俺がはるちゃんの客って事は知らないみたいだけど…。よく考えれば俺ら穴兄弟になっちゃったってことじゃん?」

「穴兄弟って…。」


私は呆れて笑ってしまった。

⏰:08/12/06 12:20 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#327 [ゆーちん]
「だから由美ちゃんまで穴兄弟の相手だと、さすがにキツいよ。」


…あぁ、そういうことか。


少しでも変な期待した私がバカだった。


「ふ〜ん。でもさ、私先輩以外の人とヤったりしてるよ?」

「わかってる。でもなんか、ゆうとだけは嫌っていうか…。てか他の奴とヤってるっていうのも本当はいやなんだけどな!」

⏰:08/12/06 12:21 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#328 [ゆーちん]
ほらまた…。


そうやって優しい言葉をさりげなく言ってくれる。


突き放したいのに、突き放せないじゃん。


私…恋するの嫌なんだよ。


わかってるでしょ?


あんまり…ドキドキさせないでよ。

⏰:08/12/06 12:21 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#329 [ゆーちん]
「それは無理だよ。たぶんもう抜け出せない。」

「何で?金がいるなら俺がやるっていつも言ってんじゃん。なんで俺の金は受け取ってくんないの?」

「先輩から貰うと…後悔するから。」

「後悔?何の?」

「それは、わかんない。でもたぶん…うん。後悔する。」

「フッ。何それ。意味わかんなさすぎて笑える」


先輩は笑った。

⏰:08/12/06 12:22 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#330 [ゆーちん]
その笑顔が近付き、いきなり強引なキスをされた。


優しくない。


焦ってるのが丸わかりなキス。


こんなキス…したくないよ。


たぶん、たぶんね?


この時お互いの気持ち、薄々わかっていたんだと思う。


素直になれない私たちだから、この気持ちにちゃんと気づけなかったんだよね。


なんか…ごめんね。


ごめん、先輩。

⏰:08/12/06 12:23 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#331 [ゆーちん]
「待って…痛い‥」

「ごめん。でも我慢して。俺…もう無理だわ…アッ…」


こんなことするために私はここに来たんじゃない。


ゆうとくんのこと聞かれるだろうなって思ってたよ。


正直に答えらんないけど、先輩には納得してもらいたかった。

⏰:08/12/06 12:24 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#332 [ゆーちん]
その後は、いつもみたいな優しくて気持ちいいSEXしてくれる。


そう思ってた。


それなのに、今日の先輩…なんか変だよ。


まるで…これから起こる事をわかってたみたいに、激しく求めてきた。


…先輩、あれほど嫌がってたのに、ごめんなさい。

⏰:08/12/06 12:25 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#333 [ゆーちん]
翌日、学校に行き、亜紀と他愛もない話をして盛り上がっていた。


「アハハ!それでそれで?」

「でねっ!そいつがさ‥」

「由美ちゃん。」


これから話が面白くなるっていうのに、こんな時に誰?


振り返れば…ゆうとくんだった。


教室のドアのところで手招きしている。

⏰:08/12/06 12:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#334 [ゆーちん]
「あ…。」

「由美、確かあの人、昨日の人だよね?」

「うん…亜紀ごめん。」

「うん、いいよ。行っておいで。」


亜紀に謝って私はゆうとくんのところに向かった。

⏰:08/12/06 12:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#335 [ゆーちん]
「友達と話してたのにごめんね。ちょっとこっち来てくれる?」

「…はい。」


ゆうとくんに連れて行かれた場所。


それは…部室だった。


さすがに怖くなって、部室の中には入らなかったので部室の外で話す事に。

⏰:08/12/06 12:27 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


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