本当にあった×××な話
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#200 [ゆーちん]
「アッ…由美ちゃ…ッ…」
先輩も快楽に溺れてくれているようだった。
あっという間に先輩の欲は私の中に出されたのだ。
「せっかく着替えたのにぃ…。」
「エヘヘッ、ごめん。」
「…気持ちよかった?」
「おう!」
「なら、いっか。」
:08/12/04 22:23 :SH901iC :7nsCA4C.
#201 [ゆーちん]
時々見せる先輩の悲しい顔についつい許してしまう。
母性本能が騒ぐのかな?
先輩が何しても憎めない。
私が服を整えるのを先輩は黙って見ていた。
整え終わり、私は立ち上がる。
「…雅志?」
「え?」
私が雅志と呼んだ事に驚いていた先輩。
そのすきにキスを軽く落とし私は先輩の部屋を出た。
:08/12/04 22:23 :SH901iC :7nsCA4C.
#202 [ゆーちん]
□■□■□■□
キリがいいので
今日はここまで
>>2□■□■□■□
:08/12/04 22:24 :SH901iC :7nsCA4C.
#203 [我輩は匿名である]
:08/12/04 23:19 :W53T :cpepq1wA
#204 [ゆーちん]
■□■□■□■
更新
■□■□■□■
:08/12/05 14:18 :SH901iC :EaTN36f.
#205 [ゆーちん]
■□■□■□■
更新
長谷川先生
■□■□■□■
:08/12/05 14:20 :SH901iC :EaTN36f.
#206 [ゆーちん]
「ンンッ、アッ…気持ち…ンッ…」
別に感じてなんかない。
演技をしているだけ。
お金もらってんだから、やっぱ演技ぐらいしないと悪い気がするしね。
「由美ちゃん可愛いし、また会ってくれるって言ってくれたから1万円お小遣ね!」
「えっ、本当?ヤッター、ありがとう!」
オヤジは、私の料金3万円とお小遣の1万円を手渡してきた。
:08/12/05 14:21 :SH901iC :EaTN36f.
#207 [ゆーちん]
「はるなちゃんがこんな可愛い子紹介してくれるなんて思ってなかったな。」
オヤジは私の体を舐めるように見ている。
「可愛いなんて…照れちゃうよぉ〜!」
…なーんてブリっ子する。
:08/12/05 14:22 :SH901iC :EaTN36f.
#208 [ゆーちん]
「その顔もまたそそるね。」
そう言ってオヤジが私を押し倒してきた。
「ダメ!もう帰んないと親が心配するの。」
「そっか、そうだよな。じゃあ続きはまた今度。」
オヤジが離れたので、私は起き上がって鞄を持ち、部屋のドアに向かう。
:08/12/05 14:22 :SH901iC :EaTN36f.
#209 [ゆーちん]
「今日はありがとうございました。とっても気持ちよかったです!」
最後の言葉を恥じらいながら言うと、ほとんどのオヤジは気を良くしてくれる。
また私を買ってくれるよう、ひそかな努力をしているのだ。
「それじゃあ。」
とびっきりの笑顔を置いて、私は部屋を飛び出した。
:08/12/05 14:23 :SH901iC :EaTN36f.
#210 [ゆーちん]
ラブホから出て来た私は本屋へと向かった。
家に帰っても暇だし、雑誌の立ち読みでもしよっかなーって気分。
♪〜
携帯が鳴った。
《どうだった?》
はるちゃんからのメールだ。
:08/12/05 17:24 :SH901iC :EaTN36f.
#211 [ゆーちん]
《お小遣い貰ったよ。ラッキー!》
《あのオヤジは結構お金持ってるから笑っとけば気に入って貰えるんだよ!》
《そうみたいだね!紹介ありがと。》
今日相手したオヤジは、はるちゃんが紹介してくれた人。
《どういたしまして!》
:08/12/05 17:26 :SH901iC :EaTN36f.
#212 [ゆーちん]
その後、何通かやり取りして、はるちゃんとのメールが終わった。
ちょうどその頃、本屋についた。
「いらっしゃいませ〜。」
地元ならではの静かな本屋。
店内には仕事帰りのサラリーマンや、私のような高校生が数名いた。
:08/12/05 17:27 :SH901iC :EaTN36f.
#213 [ゆーちん]
ふと目に止まった少し大人向けの雑誌。
【デートスポット】と言う文字が見えたので私は手に取った。
夜景が綺麗なところや一日中まったりできるペンション。
他にも有名なテーマパークなどが載っていた。
…いいなぁ。
行きたい。
:08/12/05 17:27 :SH901iC :EaTN36f.
#214 [ゆーちん]
行きたいけど彼氏いないし…。
青木さん連れてってくんないかな〜。
きっと忙しいんだろうな。
あ、飯田先輩はどうかな?
あの日以来、学校でも会ってないけど元気なのかな?
:08/12/05 17:28 :SH901iC :EaTN36f.
#215 [ゆーちん]
《先輩、いま何してるんですか?》
メールを送ってすぐに電話が鳴った。
飯田先輩だ。
「もしもし!」
「由美ちゃん、どうしたの?」
「え、別に用はないんですけど先輩元気かなーって。」
「アハハ。元気だよぉ〜由美ちゃんは?」
「んー…普通。」
「アハハハ!」
一週間以上ぶりに先輩の笑い声を聞いた。
なんだか懐かしくって心が痛んだ。
:08/12/05 17:29 :SH901iC :EaTN36f.
#216 [ゆーちん]
「先輩、学校ちゃんと行ってますか?」
「うん。」
「全然会わないですよね。」
「そだね〜。俺、教室から一歩も出ないようにしてるから。」
「え?どうしてですか?」
「さぁ?どうしてでしょう〜。」
何がおかしいのかわからないけど、先輩はクスクスと笑っていた。
:08/12/05 17:30 :SH901iC :EaTN36f.
#217 [ゆーちん]
「ん!?意味わかんない。」
「意味、知りたい?」
「知りたい。」
「由美ちゃんが原因だよ。」
「へ?私?」
「由美ちゃんに会うと俺たぶん無理。」
「何が?」
:08/12/05 17:31 :SH901iC :EaTN36f.
#218 [ゆーちん]
「由美ちゃんに会うと俺たぶん我慢できない。」
「…我慢?」
「ヤリたくなっちまう。」
『ヘヘッ』とわざとらしい笑い声を付け加えた先輩。
「なーんだ。そんな事だったんだ。」
「なーんだとは何だ!」
「私でいいならいつでも相手しますよ。」
「ちょっ…だから!」
「え?」
:08/12/05 17:37 :SH901iC :EaTN36f.
#219 [ゆーちん]
からかったつもりは無いのに、先輩は照れていた。
「ダァーッ!お前のそのSっ気が俺をおかしくさすんだよ!」
「そんな事言ったって…。」
「由美ちゃんさ…明日暇?」
明日は土曜。
特に用はない。
:08/12/05 17:39 :SH901iC :EaTN36f.
#220 [ゆーちん]
「まぁ一応。」
「だったらさ、夜空けといて?」
「わかりました。」
「じゃあまたメールするな。」
「はーい。」
「それじゃっ。」
「うん、バイバイ。」
電話を切り、適当に雑誌を立ち読みし、私は家へと帰った。
明日…また先輩と?
なんて考えるとドキドキする。
やばい。
やっぱり私、最近おかしいね。
:08/12/05 17:40 :SH901iC :EaTN36f.
#221 [ゆーちん]
次の日の夜。
待ち合わせ場所に向かった。
「あ、先輩!」
先輩はもう到着していた。
「おうっ!久しぶり。」
「お久しぶりです。今日どこに行くんですか?」
すると先輩は少し照れながら言った。
:08/12/05 20:27 :SH901iC :EaTN36f.
#222 [ゆーちん]
「今日だけ俺の彼女になってくんない?」
「…へ?」
「実は‥」
先輩は以前から行きたかった、カップル限定で入れるバーが近くにあるので、そこに行きたいらしい。
「なるほど!」
「いい?」
「もちろんです。」
「じゃあ行こっか。」
先輩は私の手首を掴み、歩き始めた。
ほんの少し歩くと地下にあるバーに到着した。
:08/12/05 20:27 :SH901iC :EaTN36f.
#223 [ゆーちん]
入った瞬間わかった。
ここ…ヤバイとこだ。
エロちっくなオーラが漂うフロアの奥に、ピンクの証明が当たっている個室が10個以上ある。
その反対側にはカウンター。
先輩は私をカウンターまで引っ張って行ってくれた。
:08/12/05 20:28 :SH901iC :EaTN36f.
#224 [ゆーちん]
「何飲みたい?」
「え?」
「ビール?」
「ビールはちょっと…。カクテルとか貰えます?」
「ほーい。」
カウンターの人に飯田先輩は適当に注文してくれたようだ。
「はい。お待たせ。」
そう言って渡されたのは…あのカクテルだった。
:08/12/05 20:29 :SH901iC :EaTN36f.
#225 [ゆーちん]
「あ…。」
「何?嫌だった?」
「ううん、大丈夫です!」
「じゃ、これ持ってあそこのテーブルに移動な。」
「はい。」
人にぶつかってカクテルをこぼしそうになりながら、私と先輩は移動した。
あのカクテルを手に持って…。
:08/12/05 20:30 :SH901iC :EaTN36f.
#226 [ゆーちん]
そう。
そのカクテルとは、あの日、青木さんと飲んだ淡いピンクのカクテルだった。
甘い甘い、あのカクテル。
初めて美味しいと感じたお酒。
青木さんが注文してくれたものと、先輩が注文してくれたものが偶然すぎて、すごく驚いた。
:08/12/05 20:31 :SH901iC :EaTN36f.
#227 [ゆーちん]
飯田先輩はお酒に強いらしく、すごくペースが早い気がした。
「由美ちゃんおかわりは?」
「まだいいです。先輩ペース早すぎません?」
「そうかな?」
だけどやっぱり未成年だろうが成人だろうが人間なわけで、どんなに飲んでも酔わないって訳ではない。
さすがの飯田先輩も飲み始めて1時間ぐらいで目が座っていた。
私はまだ2杯目にくらべて先輩は5杯目。
:08/12/05 20:34 :SH901iC :EaTN36f.
#228 [ゆーちん]
「由美ちゃん…。」
とうとうだなって思った。
先輩はピンクの部屋に行きたいんだ。
「はい?」
「…いい?」
断る理由なんかない。
「うん。」
笑顔をこぼしながら頷くと、先輩も嬉しそうに笑ってくれた。
先輩は私の肩を抱き、ゆっくりとピンクの部屋に足を進める途中。
ドンッ…
誰かにぶつかった。
「あ、すみません。」
:08/12/05 20:36 :SH901iC :EaTN36f.
#229 [ゆーちん]
謝ってきたので私も急いで謝りかえす。
「私こそすみま…あれ?」
ホロ酔いだった私の酔いは一瞬にして飛んだ。
「…石田と…飯田!?」
目を見開き、私達を見て驚いていたのは長谷川先生だった。
:08/12/05 20:38 :SH901iC :EaTN36f.
#230 [ゆーちん]
「あっれー?先生何してんすか?」
私や長谷川とはよそに、先輩は酔いきっているので何も驚いていなかった。
「お前ら…ここがどこだかわかってるのか?」
「先生こそわかってんの?」
先輩の言葉を聞き、私も冷静に考えた。
すぐ隣にいる長谷川のパートナーを見た途端、笑みが零れた。
…なんだ。
同罪じゃん。
:08/12/05 20:38 :SH901iC :EaTN36f.
#231 [ゆーちん]
「俺らは学校退学になるくらいの処分かもしんないけど先生はヤバいんじゃない?」
「その子、Y高校の子じゃん。」
私が指さした長谷川のパートナーは、高校生だった。
「それって援交って言うんじゃないっすか〜?」
先輩は勝ち誇った顔で私の肩をより強く抱きしめてきた。
:08/12/05 20:40 :SH901iC :EaTN36f.
#232 [ゆーちん]
「お前ら…」
苦しそうな顔で何も言い返してこないところを見れば、私たちが予想した通りのようだ。
「先生、わかってますよね?」
「あ、あぁ…。」
私たちが内緒にする変わりに、長谷川も私たちの事は内緒にするという取引は簡単に成立した。
:08/12/05 20:40 :SH901iC :EaTN36f.
#233 [ゆーちん]
「はい、話し合い終了。由美ちゃん行こ。」
「うん。あ、ちょっと待って。」
先輩から離れ、先生に近づき、小さい声でプレゼント。
「先生?はるちゃんだけじゃ満足できないんですか?女子高生まで手出しちゃって。」
それだけ告げて先輩のところに戻った。
顔を見なくてもわかる。
たぶん長谷川の心臓はかなり早く波打ってるせいで、青ざめた顔なんだろう。
何か…楽しい。
:08/12/05 20:41 :SH901iC :EaTN36f.
#234 [ゆーちん]
そして先輩とピンクのライトが当たっている部屋に入った。
「長谷川のあの顔、まじ見物だよな!」
「うん。これであいつへの揺すりネタできたね。」
「だな!」
先輩は声を出して笑った。
会話をしている間にも、先輩は私の服を脱がしている。
そして、簡単に裸になった私をベットの淵に座らせた。
先輩もパンツだけになり、私の後ろに回り込む。
:08/12/05 20:42 :SH901iC :EaTN36f.
#235 [ゆーちん]
「ンン…アッ…」
胸を荒っぽく揉んでくる。
「気持ちいい?」
「やッ…ッン…アッ!」
先輩はアソコに指を入れてきた。
「ン、アッ…ンンン‥」
「すごい濡れてんじゃん。」
「アアッ…ンンッ…ダメ…ンッ‥」
右手はアソコ、左手は胸で暴れている。
「可愛い。」
飛んでしまったと思っていたアルコールは、私の中にまだ残っていたようだ。
今日はいつもより感じてしまう。
:08/12/05 20:43 :SH901iC :EaTN36f.
#236 [ゆーちん]
「先輩…私…ンッ…ヤバイ‥」
自分から腰を動かしてしまう。
ほんとに気持ちよくて、いつも以上に声が零れる。
「声もっと聞かせて…もっと声出してよ。」
「アッ…アアア!ンンッ…アン…アアア…ハアッ‥」
指だけじゃ満足できなくなってきたのを先輩は見事に見計らってくれた。
:08/12/05 20:44 :SH901iC :EaTN36f.
#237 [ゆーちん]
クルッと私の体を自分の方に向け、勢いよくベットに寝かせた。
ふかふかのベット。
独特の香り。
ここ…そうとうヤバイとこかも。
:08/12/05 20:44 :SH901iC :EaTN36f.
#238 [ゆーちん]
やっと私の望んでいたものが私の体に触れてくれた。
それは…舌。
先輩は手先が器用で気持ちいいけれど、舌使いは青木さん並に上手くて体が溶けちゃうほど気持ちいい。
私の胸の先端にそっと舌がふれた。
すでに堅くなっている乳首を吸ったり押さえつけたり舐めたり噛んだり…。
胸をイジられただけで私のアソコはビチャビチャだった。
:08/12/05 20:45 :SH901iC :EaTN36f.
#239 [ゆーちん]
「由美ちゃん…感じすぎ。」
「だって…先輩、上手すぎだもん。」
「もう…むちゃくちゃにしたい。」
「して…お互い壊れちゃうぐらいのSEXしてみたいよ。」
「…俺も。」
先輩のモノが入ってきた。
私のアソコは簡単に受け入れる。
:08/12/05 20:46 :SH901iC :EaTN36f.
#240 [ゆーちん]
激しく激しく、先輩は私にぶつかり続ける。
喘ぎ声が止まらない。
こんなに強くて激しいSEX覚えちゃうと、他のSEXじゃ満足できなくなるんじゃない?
そう思わずにいられないよ…。
力が入らないほど気持ちよくて、失神しそうになるくらい、その夜は何度も何度もSEXした。
:08/12/05 20:47 :SH901iC :EaTN36f.
#241 [ゆーちん]
日付が変わり、太陽が昇ったころ静まり返ったバーから抜け出した。
「じゃあまたね。」
「うん、バイバイ。」
先輩と別れた後も、まだボーっとしちゃうくらい昨日の夜は最高だったと余韻に浸れる。
♪〜
そんな私にメールがきた。
はるちゃんからだった。
:08/12/05 20:52 :SH901iC :EaTN36f.
#242 [ゆーちん]
《おはよう。朝早くからゴメンね。起きてる?》
《おはよう!起きてるよ。どうしたの?》
朝早いと言っても、もう6時過ぎだった。
《今日の夕方、青木君からご飯でもどう?ってお誘いがあるんだけど由美ちゃんどうする?》
:08/12/05 20:54 :SH901iC :EaTN36f.
#243 [ゆーちん]
青木さんと食事?
その名前を聞くだけで、なんだか胸がギュっと締め付けられた気分だ。
《行きたい!》
《じゃあ19時に駅前集合ね。大人っぽい格好で来て?未成年ってバレたら何かと面倒だから。》
《了解!それじゃあ19時に駅前で。》
:08/12/05 20:56 :SH901iC :EaTN36f.
#244 [ゆーちん]
今日は学校が休み。
家に帰って、夜に待ち侘びる食事会のために体力を備える事に。
ゆっくり睡眠を取って、お風呂に入って、髪を巻いて、大人っぽく化粧もする。
服装だって、普段は着ないようなとっておきの一張羅をまとった。
:08/12/05 20:56 :SH901iC :EaTN36f.
#245 [ゆーちん]
青木さんに会える。
その約束が私の気持ちを高ぶらせていく。
背伸びして、化粧や服装を大人っぽくした。
青木さんに少しでも子供扱いされないように背伸びしまくった。
だけど頭の片隅には、飯田先輩の悲しい顔がまとわりついている。
何でだろ。
青木さんと飯田先輩。
まったく対照的な人だけど、私の中ではあの二人が気になる存在と化してきている事を自覚し始めていた。
:08/12/05 21:00 :SH901iC :EaTN36f.
#246 [ゆーちん]
約束の19時前になった。
香水を付け、家を飛び出す。
家から待ち合わせの駅は近かったので、余裕を持って出発する事が出来た。
:08/12/05 21:01 :SH901iC :EaTN36f.
#247 [ゆーちん]
…あ。
「はるちゃん?」
「あ、由美ちゃん!可愛い格好だね〜。」
ってゆうか…
「はるちゃんの方が可愛いよ!見違えちゃったもん。」
いつもの雰囲気とは違い、すごく色っぽい。
「そう?変じゃない?」
「全然!すごく綺麗!」
『よかった〜』と喜ぶはるちゃんは本当に綺麗だった。
:08/12/05 21:13 :SH901iC :EaTN36f.
#248 [ゆーちん]
このはるちゃんを学校の客どもに見せてやりたい。
きっといつもの金額の倍、出すと思う。
…なんて、私ったら金の事ばかり考えるような意地汚い人間になっちゃったのかな?
そんな事を思いながら青木さんを待つ事に。
:08/12/05 21:14 :SH901iC :EaTN36f.
#249 [ゆーちん]
隣に並ぶのが嫌なぐらい、はるちゃんは綺麗。
ただでさえガキっぽいのに、余計に引き立ってしまう気がして落ち着かなかった。
「はる!由美ちゃん!」
私たちの前に一台の車が止まり、窓が開いたと思えば青木さんだった。
:08/12/05 21:20 :SH901iC :EaTN36f.
#250 [ゆーちん]
「青木君、久しぶりだね。」
「だな!由美ちゃんも久しぶり。」
「お久しぶりです。」
「とりあえず乗って。」
私とはるちゃんは青木さんの車に乗り込み、車は発車した。
:08/12/05 21:21 :SH901iC :EaTN36f.
#251 [ゆーちん]
10分ほど走っただろうか。
すごくお洒落なお店に着いた。
店に入ると店員が、
「青木様、いらっしゃいませ。」
と深々と頭を下げた。
常連中の常連なんだろうな〜って思いながら、案内係について行った。
:08/12/05 21:23 :SH901iC :EaTN36f.
#252 [ゆーちん]
普通の席とは違い、特別な席に通された。
席に着き、はるちゃんは青木さんに聞いていた。
「青木君、何なのここ?」
「あぁ、VIP席。」
「マジ?」
はるちゃんと一緒に笑うしかなかった。
すごく豪華で異空間って感じ。
私には似合わない。
:08/12/05 21:25 :SH901iC :EaTN36f.
#253 [ゆーちん]
「由美ちゃん、緊張しなくて良いよ。」
「あ、はい。」
「いつも通りでいいんだよ。」
ニコッと笑ってくれた青木さんに私もつられて笑った。
「あ、はるはいつも通りじゃダメだからな?」
「わかってるわよ」
どういう意味かわからなかったけど、5分後に理解ができた。
:08/12/05 21:25 :SH901iC :EaTN36f.
#254 [ゆーちん]
「お待たせ。」
一人の男の人が入ってきた。
見た事ない人だった。
「こんばんわ!初めまして!」
はるちゃんが挨拶をした。
「わざわざごめんな。まあここ座ってよ!」
男の人は青木さんの近くの席に腰を下ろした。
:08/12/05 21:26 :SH901iC :EaTN36f.
#255 [ゆーちん]
「由美ちゃん、こいつは俺の同僚で相沢。」
そう紹介された相沢さんは、私にペコっと頭をさげてくれた。
私も急いで頭を下げ返した。
「由美ちゃんって、想像していた子と違うな〜。」
相沢さんは笑った。
:08/12/05 21:28 :SH901iC :EaTN36f.
#256 [ゆーちん]
「え?」
「青木から話聞いてたからさ。」
「あ、そうなんですか。よろしくお願いしますね。」
「こちらこそ。」
「相沢さん、今日はわざわざすみません。」
はるちゃんが笑いながら相沢さんに謝っている。
んー。
いまいち話がわからない…。
:08/12/05 21:28 :SH901iC :EaTN36f.
#257 [ゆーちん]
「いえいえ。呼んでいただいて幸栄です。」
爽やかな笑顔の相沢さん。
「今日もお仕事だったんですか?」
「ええ…まだ少し仕事が残ってたんですが、あとは部下に任せてきました。早くここに来たかったんで…。」
「本当ですか?嬉しい!」
思いっきり、はるちゃんと相沢さんの二人だけの会話になり始めた。
:08/12/05 21:29 :SH901iC :EaTN36f.
#258 [ゆーちん]
ポカーンとしていると青木さんから、
「由美ちゃん、口開いてる。」
と笑いながら小声で指摘された。
「あ、アハハ。」
:08/12/05 21:30 :SH901iC :EaTN36f.
#259 [ゆーちん]
「はるが相沢の事気に入っちゃってさ。紹介してって言われて今日の食事会することになったんだ。」
青木さんは私の耳元で説明を続ける。
「はるには内緒だけど相沢もはるのこと、たぶん好意持ってるよ。なんせあの容姿だからさ。」
相沢さんとはるちゃん。
美男美女。
:08/12/05 21:35 :SH901iC :EaTN36f.
#260 [ゆーちん]
「2対1だと俺邪魔じゃん?だからってすぐに消えちゃうのは露骨だから、2対2にしようって事で由美ちゃん呼んでもらっての。」
なるほど…。
「はるから聞いてると思ったのに…はるも緊張してたから由美ちゃんに言うの忘れてたんだな!」
:08/12/05 21:36 :SH901iC :EaTN36f.
#261 [ゆーちん]
状況も把握したところで、料理や飲み物を注文し、4人で乾杯した。
少し二日酔い気味だったので、私は普通のドリンクにしてもらった。
「松中さんってやっぱりモテます?」
「全然ですよ〜。」
はるちゃんの嘘つき。
モテモテじゃん!
そう言ってあげたかったけど、はるちゃんの芽生え始めたかもしれない恋を、応援してあげたかったから、私は黙って料理を食べた。
:08/12/05 21:36 :SH901iC :EaTN36f.
#262 [ゆーちん]
良い感じに盛り上がって3人は楽しそうにお酒を飲んでいる。
話を聞いていると、やっぱり私はまだまだ子供なんだなって改めて思い知らされた。
社会人の意見は子供な私にはすごく刺激的で…。
将来の事、マジメに考えようって思ったのはこの日だった。
:08/12/05 21:37 :SH901iC :EaTN36f.
#263 [ゆーちん]
盛り下がらないように、私も無理矢理話しに食らい付くが、やっぱりわからないことも多々。
ほんと私ってまだまだ子供だ…。
大人にならないと。
大人に、なりたい。
:08/12/05 21:38 :SH901iC :EaTN36f.
#264 [ゆーちん]
3時間ほどいただろうか。
「それじゃ、そろそろお開きにするか。」
青木さんが言った。
「えぇ〜、まだ飲み足りない!」
「俺も。」
はるちゃんと相沢さんの腰が上がらない。
:08/12/05 21:40 :SH901iC :EaTN36f.
#265 [ゆーちん]
「じゃあ2人で二軒目行けばいいじゃん。俺は由美ちゃん送り届けて帰るよ。俺、明日早いんだ。」
「そうなんだ。じゃあ仕方ないね。相沢さん二軒目行きましょう?」
「おう。」
はるちゃんは相沢さんと。
私は青木さんと帰える事になった。
思いっきり飲酒運転だったからちょっと怖かったけど、青木さんは『余裕。』と笑っていた。
:08/12/05 21:41 :SH901iC :EaTN36f.
#266 [ゆーちん]
車が動き出す。
だけど私の家とは反対方向に向かっていた。
「青木さん、私の家こっちじゃないですよ。」
「ん?わかってるよぉ。」
「え?」
「なんでせっかく会えたのにすんなり返さないといけないんだよ。」
クスッと笑った青木さん。
:08/12/05 21:42 :SH901iC :EaTN36f.
#267 [ゆーちん]
「でも明日早いんでしょ?」
「あんなの嘘だよ。明日休みだもん。」
「そうなんですか?」
「うん。ああいう風にあの2人を上手い事二軒目に行かせりゃ、俺ら2人っきりになれんじゃん?」
「…」
:08/12/05 21:43 :SH901iC :EaTN36f.
#268 [ゆーちん]
なんだか照れてしまう。
そういうこと、サラって言われるとすごくドキドキする。
「今日覚悟しててね?俺かなりタマってんの。」
青木さんはまた笑った。
相沢さんとはまた違う、爽やかな笑顔だった。
:08/12/05 21:43 :SH901iC :EaTN36f.
#269 [ゆーちん]
「アッ…ンン…青木さ…」
ホテルに着き、シャワーも浴びずに青木さんは私をベットに押し倒した。
「気持ちいい?」
「んんっ…アッ…」
フカフカのベットで、青木さんは後ろから攻めてくる。
二日連続で少し疲れちゃうけど、気持ちいい…。
:08/12/05 21:44 :SH901iC :EaTN36f.
#270 [ゆーちん]
どんどん私を淫らにさせていく青木さん。
ほんと上手い。
昨日の飯田先輩と比べてしまう。
どっちもすごいテクニックを持ってると思うけど…
やっぱ青木さんかな?
青木さんのモノの方がデカかったり…なんてね。
:08/12/05 21:44 :SH901iC :EaTN36f.
#271 [ゆーちん]
何度イかされても、またイかされたい。
果てても求めてしまう青木さんとのSEXは、麻薬みたいなもの。
辞められないの…。
:08/12/05 21:45 :SH901iC :EaTN36f.
#272 [ゆーちん]
「今日はありがとうございました。またお食事誘ってくださいね?」
「ああ。今度は二人で食事に行こう。」
「本当ですか?楽しみにしておきます。」
「それじゃあ、おやすみ。」
「おやすみなさい。」
今日もまた青木さんに家まで送ってもらい、お金をもらってから、さよならした。
この瞬間が嫌い。
:08/12/05 21:46 :SH901iC :EaTN36f.
#273 [ゆーちん]
青木さんがどんどん遠ざかっていって、二度と会えなくなりそうな気さえするから…嫌い。
青木さんとの食事を楽しみにしながら、また次の日から学校が始まる。
月曜の朝は憂鬱でダルい。
:08/12/05 21:46 :SH901iC :EaTN36f.
#274 [ゆーちん]
先輩と飲んだカクテルも、まだ抜けきっていないらしくどこか気持ち悪い。
三日酔い?
《おはよう。音楽室来て!》
登校中にはるちゃんからメールが入った。
《了解。》
学校に急いだ。
きっと昨日の事だ!
なんだかワクワクする。
いつもなら15分かかる道のりを10分で到着させた。
:08/12/05 21:47 :SH901iC :EaTN36f.
#275 [ゆーちん]
「は〜るちゃん!」
「あ、おはよう。」
はるちゃんは昨日とは違い、清楚で可愛いオーラを放っていた。
:08/12/05 21:48 :SH901iC :EaTN36f.
#276 [ゆーちん]
「ちょっと!昨日の事説明してよね?」
「アハハ、ごめんね!よく考えたら私、由美ちゃんに説明してないな〜って気づいて、今呼び出しちゃったってわけ。」
「ほんとビックリしちゃったんだからね。」
「エヘヘ、あのね話せば長くなるんだけど、聞いてくれる?」
「もちろん!」
:08/12/05 21:49 :SH901iC :EaTN36f.
#277 [ゆーちん]
はるちゃんは優しい笑顔を浮かべ、話し始めた。
「こないだ青木君に会った時、いい男いない?って冗談で聞いたら、写真見せてくれたのね。その写真に写ってたのが相沢さん。迷わず、この人紹介してって言ったら、昨日の食事会が開催されたってわけ。」
:08/12/05 21:49 :SH901iC :EaTN36f.
#278 [ゆーちん]
「じゃあはるちゃんの一目惚れ?それとも客としての惚れ込み?」
「もちろん恋愛対象としての惚れ込みだよ。」
「マジ?なんか私まで興奮しそう…。」
「相沢さんって話してみると見た目と違ってすっごく気さくでね。ギャップが可愛くってさ。」
:08/12/05 21:50 :SH901iC :EaTN36f.
#279 [ゆーちん]
はるちゃんは子供のようにはしゃぎながら、相沢さんの事を話を続けた。
「あれから由美ちゃん達とバイバイしたじゃない?あの後、相沢さんの行きつけのバーで飲み直したんだけど、すっごく楽しくて…。私、恋しちゃったかもしれない。」
:08/12/05 21:51 :SH901iC :EaTN36f.
#280 [ゆーちん]
「ええーっ!マジ?なんかすごいよ!私、応援するからね。」
「うん。ありがと!頑張るね。」
「それじゃあ、もう仕事もないの?」
「ううん。それは続けるよ。恋したぐらいで、もうSEXしません、なんて言ったら今までの客に殺されそうだからね。」
:08/12/05 21:52 :SH901iC :EaTN36f.
#281 [ゆーちん]
さっきまで無邪気にはしゃいでいたはるちゃんの表情は一気に曇ってしまった。
悲しそうで辛そうで…。
無理矢理作った笑顔だった。
「…そっか。わかった。」
「だからこれからもよろしくね?」
「うん、こちらこそ。」
:08/12/05 21:53 :SH901iC :EaTN36f.
#282 [ゆーちん]
はるちゃんとある程度、これからの話を済ませ、音楽室を出て教室に向かう事にした。
「石田!」
廊下を歩いていると、誰かに呼ばれ、振り返る。
「あ、長谷川先生。おはよーございまーす。」
いやみったらしく笑顔を見せつけた。
:08/12/05 21:54 :SH901iC :EaTN36f.
#283 [ゆーちん]
「あ、ああ。おはよう。あの…ちょっとコッチに来てくれないか?」
先生は物陰を指さした。
「嫌です。ここで話してください?」
周りはたくさんの生徒が歩いている。
:08/12/05 21:54 :SH901iC :EaTN36f.
#284 [ゆーちん]
「お願いだから…少しでいいんだ。」
「ここで言えないんだった聞きません。何ですか?」
悔しそうな顔をする長谷川を見るのが楽しくて、ついつい意地悪をしてしまう。
はるちゃんの恋を邪魔する客だと言う事に、益々悪事心が働く。
:08/12/05 21:55 :SH901iC :EaTN36f.
#285 [ゆーちん]
「あ、あの…土曜のことなんだが…その…。」
「何?私と先輩の事、校長にチクるつもりですか?」
「まさか!あの…はるちゃんがどうのこうの言ってたけど、石田…もしかして。」
:08/12/05 21:56 :SH901iC :EaTN36f.
#286 [ゆーちん]
「あぁ、はるちゃんとのこと私知ってますよ?」
「どうして…」
「だって私、はるちゃんの相方だもん。」
「相方?」
長谷川は驚いていた。
「はい。接客中、私が監視してるんです。だからこの前、長谷川先生がしてた時、私監視してたんですよ?」
「なっ…!」
:08/12/05 21:57 :SH901iC :EaTN36f.
#287 [ゆーちん]
周りにたくさんの生徒が居るから、一応気を利かせて小声で喋ってあげた。
最後の言葉は、とびっきり小声で言ってやった。
「随分と激しくヤッたんですね、先生?」
:08/12/05 21:57 :SH901iC :EaTN36f.
#288 [ゆーちん]
「い、い、い、石田!頼む、今回の件、両方とも必ず誰にも言わないって約束してくれ!」
長谷川は慌てながら私に手を合わせてきた。
「別にいいですけど、先生も約束してくださいよ?」
「ああ、約束する!」
「じゃあ交渉成立したとこで、私教室行くんで!じゃあまたね…長谷川せーんせっ!」
不安げな顔をした長谷川を残し、私は教室へと去った。
:08/12/05 21:58 :SH901iC :EaTN36f.
#289 [ゆーちん]
■□■□■□■
今日の更新は
ここまで(^^)
>>2■□■□■□■
:08/12/05 21:59 :SH901iC :EaTN36f.
#290 [あ]
:08/12/06 00:09 :P905i :☆☆☆
#291 [ゆき]
おもしろーい(^O^)
:08/12/06 09:19 :921SH :KeNfYpEc
#292 [ゆーちん]
:08/12/06 11:18 :SH901iC :RGCJ8FBc
#293 [ゆーちん]
はるちゃんの恋愛発覚から1ヶ月がたった。
相沢さんとは相変わらずらしく、良い感じが続いているらしい。
私は青木さんが多忙なため、あの食事会のすぐ後に1度だけ体を買ってもらっただけで、もう2週間以上会っていない。
:08/12/06 11:23 :SH901iC :RGCJ8FBc
#294 [ゆーちん]
飯田先輩とは、おかげさまで毎日学校に来ているのでよくSEXする仲になっている。
お金はいらないと言い続けているが、先輩は払うと言って聞かない。
仕方なく受け取る日もあれば、断固として受け取らない日もある。
そんな先輩、はるちゃんとも定期的にSEXしている。
:08/12/06 11:24 :SH901iC :RGCJ8FBc
#295 [ゆーちん]
「好きな人いないの?」
と、はるちゃんに聞かれる事がある。
「いないよ。」
そう答えると、はるちゃんは言った。
「青木君のことは好きじゃないの?ただの客?」
「んー、どうだろ。」
正直…よくわからない。
:08/12/06 11:25 :SH901iC :RGCJ8FBc
#296 [ゆーちん]
恋ってなんか、めんどうじゃん。
いろいろ悩まないといけなし。
でも知らないうちに、しちゃってるのが恋であって…。
私は誰かに恋をしているのだろうか。
自分自身の気持ちさえ、理解できていなかった。
:08/12/06 11:25 :SH901iC :RGCJ8FBc
#297 [ゆーちん]
ある日。
《仕事です。3時間目にサッカー部の部室にてね。》
はるちゃんからメールがきた。
部室?
珍しいな…。
部室でヤリたがる人はだいたいが3年生。
3年生の客は少ないから珍しいし、どんな先輩なのか楽しみだったりする。
:08/12/06 11:26 :SH901iC :RGCJ8FBc
#298 [ゆーちん]
《了解です。》
2時間目が終わり、急いで部室近くに待機する。
《準備OKだよ。》
《はーい。よろしくね!》
はるちゃんとメールを交わしたところで、3時間目開始のチャイムが鳴った。
:08/12/06 11:27 :SH901iC :RGCJ8FBc
#299 [ゆーちん]
音楽準備室や資料室と言ったいつものパターンだと、中が見えないところで監視するのだが、今回の部室の場合は中が見えてしまう場所での監視だった。
場所的に、どう頑張っても中を見ないと監視できないという感じの造りだったので、部室SEXの時はいつも拝見させてもらっている。
:08/12/06 11:28 :SH901iC :RGCJ8FBc
#300 [ゆーちん]
1人の男が部室に入ってきた。
あれが今日の客か。
「ゆうとくん久しぶりだね。」
「最近、金無かったからさ…。はるちゃん、俺すっげー溜まってんだ。」
「えぇ〜?じゃあ何からする?」
「舐めて。」
「はーい。」
:08/12/06 11:29 :SH901iC :RGCJ8FBc
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