本当にあった×××な話
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#249 [ゆーちん]
隣に並ぶのが嫌なぐらい、はるちゃんは綺麗。


ただでさえガキっぽいのに、余計に引き立ってしまう気がして落ち着かなかった。


「はる!由美ちゃん!」


私たちの前に一台の車が止まり、窓が開いたと思えば青木さんだった。

⏰:08/12/05 21:20 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#250 [ゆーちん]
「青木君、久しぶりだね。」

「だな!由美ちゃんも久しぶり。」

「お久しぶりです。」

「とりあえず乗って。」


私とはるちゃんは青木さんの車に乗り込み、車は発車した。

⏰:08/12/05 21:21 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#251 [ゆーちん]
10分ほど走っただろうか。


すごくお洒落なお店に着いた。


店に入ると店員が、

「青木様、いらっしゃいませ。」

と深々と頭を下げた。


常連中の常連なんだろうな〜って思いながら、案内係について行った。

⏰:08/12/05 21:23 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#252 [ゆーちん]
普通の席とは違い、特別な席に通された。


席に着き、はるちゃんは青木さんに聞いていた。


「青木君、何なのここ?」

「あぁ、VIP席。」

「マジ?」


はるちゃんと一緒に笑うしかなかった。


すごく豪華で異空間って感じ。


私には似合わない。

⏰:08/12/05 21:25 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#253 [ゆーちん]
「由美ちゃん、緊張しなくて良いよ。」

「あ、はい。」

「いつも通りでいいんだよ。」


ニコッと笑ってくれた青木さんに私もつられて笑った。

「あ、はるはいつも通りじゃダメだからな?」

「わかってるわよ」


どういう意味かわからなかったけど、5分後に理解ができた。

⏰:08/12/05 21:25 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#254 [ゆーちん]
「お待たせ。」


一人の男の人が入ってきた。


見た事ない人だった。


「こんばんわ!初めまして!」


はるちゃんが挨拶をした。


「わざわざごめんな。まあここ座ってよ!」


男の人は青木さんの近くの席に腰を下ろした。

⏰:08/12/05 21:26 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#255 [ゆーちん]
「由美ちゃん、こいつは俺の同僚で相沢。」


そう紹介された相沢さんは、私にペコっと頭をさげてくれた。


私も急いで頭を下げ返した。


「由美ちゃんって、想像していた子と違うな〜。」


相沢さんは笑った。

⏰:08/12/05 21:28 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#256 [ゆーちん]
「え?」

「青木から話聞いてたからさ。」

「あ、そうなんですか。よろしくお願いしますね。」

「こちらこそ。」

「相沢さん、今日はわざわざすみません。」


はるちゃんが笑いながら相沢さんに謝っている。


んー。


いまいち話がわからない…。

⏰:08/12/05 21:28 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#257 [ゆーちん]
「いえいえ。呼んでいただいて幸栄です。」


爽やかな笑顔の相沢さん。


「今日もお仕事だったんですか?」

「ええ…まだ少し仕事が残ってたんですが、あとは部下に任せてきました。早くここに来たかったんで…。」

「本当ですか?嬉しい!」


思いっきり、はるちゃんと相沢さんの二人だけの会話になり始めた。

⏰:08/12/05 21:29 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


#258 [ゆーちん]
ポカーンとしていると青木さんから、

「由美ちゃん、口開いてる。」

と笑いながら小声で指摘された。


「あ、アハハ。」

⏰:08/12/05 21:30 📱:SH901iC 🆔:EaTN36f.


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