本当にあった×××な話
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#28 [ゆーちん]
はるちゃんに電話番号なんか教えてるはずもないのにどうして?
「青木くんに番号聞いたの。」
…青木?
あ。
こないだ相手した人、確かそんな名前だ。
しかもかっこよかったから番号教えちゃったんだ。
…最悪。
:08/12/03 21:28 :SH901iC :5DB/A33.
#29 [ゆーちん]
もう逃げられない。
「校長にチクるんですか?」
「え?チクって欲しいの?」
はるちゃんは笑った。
「まさか!」
「アハハ。チクんないよ。石田さんがさっきの事、誰にも言わないって約束してくれればね。」
「約束します。」
:08/12/03 21:29 :SH901iC :5DB/A33.
#30 [ゆーちん]
「よし!でさぁ、石田さんにお願いあるんだけど。」
「何ですか?」
「私と組まない?」
…ん?
意味がわからない。
組む?
何を?
:08/12/03 21:30 :SH901iC :5DB/A33.
#31 [ゆーちん]
ハテナマークを頭の周りに浮かべた私を見て、はるちゃんはニコッと笑った。
「さっき校長とSEXしてるの見たでしょ?」
「はい。」
「アレさぁ、私もお金貰ってるの。」
舌を出して悪戯っ子みたいに笑ったはるちゃんは年下のようにも見えた。
:08/12/03 21:31 :SH901iC :5DB/A33.
#32 [ゆーちん]
「えぇっ!?」
「副業しないと、教師の給料だけじゃ生活できなくてさっ。」
「校長以外にも相手って…」
「いるよ。谷口先生、窪田先生、斎藤先生、長谷川先生…あと名前忘れたけど三年生も数人ね。」
:08/12/03 21:31 :SH901iC :5DB/A33.
#33 [ゆーちん]
開いた口が塞がらない。
真面目な美人に見えて、派手な事してるんだ…。
私は普通の女だから、援交やってる風には見えないだろうし。
…ギャップって怖いね。
:08/12/03 21:32 :SH901iC :5DB/A33.
#34 [ゆーちん]
「てか、谷口先生ってうちの担任じゃん。」
「そうだっけ?覚えてな〜い。」
「組むってどういう意味ですか?」
「さっきみたいな事が起こらないように見張り番して欲しいの。」
「見張り番?」
「うん。学校って鍵かけれない部屋多いでしょ?石田さんみたいな好奇心旺盛の子に覗かれないか、ビクビクしながらSEXしてんの。」
:08/12/03 21:33 :SH901iC :5DB/A33.
#35 [ゆーちん]
ツンッとした凛々しい顔を私に向けた。
「すみません…。」
「アハハ。最初はスリルあっていいなって思ったんだけど、やっぱりね。」
「だったらホテル行けばいいじゃないですか?」
「学校から抜け出すと、さすがにヤバいよ…」
「そうなんですか。」
:08/12/03 21:34 :SH901iC :5DB/A33.
#36 [ゆーちん]
「貰ったお金の3割渡すから私と組もうよ。ね?」
3割!?
1万円だと3000円って事だよね?
「組む!」
「よし決まり。よろしくね由美ちゃん!」
さっきまで石田さんって呼んでたのに、いきなり由美ちゃんって呼んでくるから…
なんか仲間みたいで嬉しいじゃん。
:08/12/03 21:35 :SH901iC :5DB/A33.
#37 [ゆーちん]
「安全なオヤジ何人か知ってるから今度紹介してあげるね。」
そもそも援交してる時点で安全なオヤジだなんて存在しないけど…
信頼ってものは大切だからね。
「本当?」
「上玉だよ〜。ちょっと汗臭い奴もいるけど我慢してね。」
:08/12/03 21:35 :SH901iC :5DB/A33.
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