本当にあった×××な話
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#394 [ゆーちん]
「俺、由美ちゃんの事、好きだったの知ってた?」
「…え。」
「付き合いたかったけど、こんな関係だし無理だってわかってた。」
「…嘘。」
「でも俺頑張ってた。由美ちゃんの事ずっと見てた。」
まさかの告白だった。
私たち、付き合えてたの?
:08/12/07 18:43 :SH901iC :JoXzO7f2
#395 [ゆーちん]
「でね、見てるうちにわかってきちゃった。」
「…何が?」
「由美ちゃんには好きな人がいるんだって。」
そういわれた瞬間、迷いもなく青木さんの顔が頭に浮かんだ。
「好きな人がいるなら、もうこんなことしちゃダメだよ。俺ら今日でおしまいにしよう。」
:08/12/07 18:44 :SH901iC :JoXzO7f2
#396 [ゆーちん]
私と先輩の関係はこうして終わった。
呆気ない物だった。
涙が出た。
でも、自業自得だ。
もう元には戻れない。
以来、学校で会ってもほとんど話さなくなった。
:08/12/07 18:45 :SH901iC :JoXzO7f2
#397 [ゆーちん]
すべてが終わってしまった。
結局、先輩に私ははるちゃんのパートナーだった事も言えぬまま。
あなたが気になっていたの、好意を持っていたのとも言えぬまま。
この仕事で、何か変わる事ができたと思ったのに…。
何も変わらなかった。
また退屈な日々に戻る。
もう、それでもいい。
もう、なんだっていい。
もう…。
:08/12/07 18:45 :SH901iC :JoXzO7f2
#398 [ゆーちん]
からっぽ状態の私は学校帰り、コンビニに立ち寄った。
このコンビニで青木さんと、よく待ち合わせしたなぁ…。
谷口に目撃されたっけ。
懐かしい。
雑誌コーナーに行き、teen向け雑誌を読んでいると、旅行特集されていた。
:08/12/07 18:46 :SH901iC :JoXzO7f2
#399 [ゆーちん]
私は南国リゾートのページに目を奪われた。
そいえば…南の島に行きたいって話したよね。
思い出に浸ってしまう。
そのときだった。
神様は私に素晴らしい奇跡をくれた。
:08/12/07 18:46 :SH901iC :JoXzO7f2
#400 [ゆーちん]
「俺の嫁になって、ここで永住してくれない?」
後ろから聞こえた声は、
私の一番会いたかった人の声だった。
思わず私は彼の腕に飛び込み、自然に言葉と涙を零していた。
「好き。」
END
:08/12/07 18:47 :SH901iC :JoXzO7f2
#401 [ゆーちん]
■□■□■□■
あとがき
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:08/12/07 18:48 :SH901iC :JoXzO7f2
#402 [ゆーちん]
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このお話はフィクションです。
…が!
『本当にあった』と書いているので、おわかりかと思いますが…ノンフィクションの部分もあります。
私が経験した話かどうかは内緒ですが、実話を交えたこの話。
いかがでしたか?
私的にはグダグダした感じになってしまい、あまり納得していません(:_;)笑
:08/12/07 18:49 :SH901iC :JoXzO7f2
#403 [羅蘭]
続編書いて欲しいですi
:08/12/07 18:51 :W43SA :bk1SUgBo
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