本当にあった×××な話
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#401 [ゆーちん]
■□■□■□■

あとがき

■□■□■□■

⏰:08/12/07 18:48 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#402 [ゆーちん]
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このお話はフィクションです。

…が!

『本当にあった』と書いているので、おわかりかと思いますが…ノンフィクションの部分もあります。

私が経験した話かどうかは内緒ですが、実話を交えたこの話。

いかがでしたか?

私的にはグダグダした感じになってしまい、あまり納得していません(:_;)笑

⏰:08/12/07 18:49 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#403 [羅蘭]
続編書いて欲しいですi

⏰:08/12/07 18:51 📱:W43SA 🆔:bk1SUgBo


#404 [ゆーちん]
完結としましたが、私の性格がきっかけで続編を書く事にしました。

私の性格は褒められると、図に乗ってしまうんですよね(-.-;)笑

続編はありきたりな展開だと思います。

なので、読む読まないは、みなさんの判断にお任せします。

「こんな展開つまらない!」などの批判は受け付けませんので、あしからず。

⏰:08/12/07 18:51 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#405 [ゆーちん]
では、続編も更新していきます。

もうしばらくお付き合い下さい。

⏰:08/12/07 18:51 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#406 [ゆーちん]
■□■□■□■

続編

■□■□■□■

⏰:08/12/07 18:54 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#407 [ゆーちん]
彼氏ができて数ヶ月。


いろんなことがあった。


はるちゃんはもちろん、相沢さん、亜紀、そして…飯田先輩。


祝福されることが嬉しくて、アドレスだって明らさまにラブラブなんだよ!って、わかるようなモノにしたぐらい。

⏰:08/12/07 18:54 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#408 [ゆーちん]
今日は飯田先輩が高校生活の幕が閉じる日。


すごく素敵な卒業式だったと思う。


式が終わり、仲がよかった女の先輩と写真を撮ったりしていた時だった。

⏰:08/12/07 18:55 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#409 [ゆーちん]
「由美ちゃん。」


少し懐かしい声が私を呼ぶ。


「…先輩!卒業おめでとうございます。」

「うん、ありがとう。」


飯田先輩が優しく笑う。


「先輩と話すの、久しぶりだね。」

⏰:08/12/07 18:56 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#410 [ゆーちん]
青木さんと付き合ってから、飯田先輩とはほとんど話をしなかったから、なんだかとっても嬉しかった。


「由美ちゃんが彼氏なんか作っちゃうからじゃん。」


わざと嫌味っぽく言って、舌を出してる先輩は少し関わらない間にカッコよくなった気がした。

⏰:08/12/07 18:56 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#411 [ゆーちん]
「エヘヘッ…。」

「まぁいいや。ほんとは悔しいけど、由美ちゃんの顔見てると俺まで幸せだもん。」


思わず赤面してしまった。


そんな愛の言葉にはまだまだ免疫がなくって…。


照れ笑いしながら誤魔化すことくらいしかできなかった。

⏰:08/12/07 18:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#412 [ゆーちん]
「由美ちゃんさぁ、はるちゃんに聞いたんだけど彼氏と海外行くんだって?」

「あ、うん。私が卒業したら行こうねって言われたけど…そう簡単にいきっこないよ。」


海外で永住しようなんて言われた時は嬉しかったけど…現実的に考えて無理だもんね。

⏰:08/12/07 18:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#413 [ゆーちん]
「でも行きたいんだろ?」

「え?まぁ…。」

「だったら頑張って英語の勉強しなさい!」

「えー、やだー!」


先輩とこんな話を暖かい気持ちで過ごしていられるのは、きっと恋の魔法ってやつのおかげだと思う。


和やかな気分。

⏰:08/12/07 18:59 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#414 [ゆーちん]
どうでもいい話しをいくつか交わしていると、先輩は友達に呼ばれたので行くことになった。


「そんじゃあな。」

「うん、バイバイ。」

「あ、そうだ。」


去り掛けた足を止め、私の手にボタンを乗せた。


「え?」


「一応第2ボタン!」


先輩はピースしながらニコッと笑った。

⏰:08/12/07 19:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#415 [ゆーちん]
とまどっていると、先輩は私の手にボタンをギュッと握らせた。


「由美ちゃんの夢が叶いますように。」


笑っていたけど、どこか切なげな顔をして先輩は去って行った。


私は最後まで、先輩に励まされたり勇気づけられたりしてばかりだった。

⏰:08/12/07 19:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#416 [ゆーちん]
私は何か先輩にしてあげれたのかな?


頼ってばっかで迷惑かけたのに…。


それなのに好きって思ってくれた。


ありがとう。


先輩のこと好きだったよ。


ありがとね。

⏰:08/12/07 19:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#417 [ゆーちん]
そして、とうとう高校最後の学年になってしまった。


卒業式に先輩からもらったボタンは筆箱の中に入れてある。


私のお守り。


絶対海外行ってやるって気持ちを忘れさせないために、筆箱に忍ばせた。

⏰:08/12/07 19:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#418 [ゆーちん]
英語だって数学だって…これからは、はるちゃんをネタでゆすることもできないんだから自分の力で頑張るんだ。


そう決意した高校3年の春。


この1年は、一生忘れられない年になるなんて、まだ誰も知るわけがない。

⏰:08/12/07 19:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#419 [ゆーちん]
■□■□■□■

いったんSTOP

>>2

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⏰:08/12/07 19:04 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#420 [ゆーちん]
□■□■□■□

更新

□■□■□■□

⏰:08/12/07 19:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#421 [ゆーちん]
夏。


太陽が私たちを焦がしていく。


「青木さんっ!」

「お待たせ〜。」


大好きな彼氏の登場に、私の体は太陽より熱を帯びていく気がした。


「乗って。」

「うん。」


車に乗り込み海に向かう。


青木さんは多忙なので、あまりデートする時間がない。


それでもいい。


愛されてるって実感できるほどの愛情を私に注いでくれているから。

⏰:08/12/07 19:59 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#422 [ゆーちん]
「由美。」

「ん?」

「いい加減名前で呼べってば。」


また叱られた。


彼女に『青木さん』と呼ばれる彼の気持ちを考えると悪いのはわかる。


でもなかなか習慣的に抜け出せ無くって…。


「ごめんね、幸くん!」

⏰:08/12/07 20:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#423 [ゆーちん]
青木さんの下の名前は【幸太】。


呼び捨てするのは少し恥ずかしいので【幸くん】と呼ぶように心がけてはいるんだけど…。



「由美からキスしてくれたら許してあげるけど?」


運転しながら私に甘いお誘いをくれる。


こっちを見ずに前を向きながらそう言った。


よかった。

⏰:08/12/07 20:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#424 [ゆーちん]
そんな照れるような事、面と向かって言われるときっと私恥ずかしすぎてテンパっちゃうもん。


「海ついたらね。」


その場しのぎで誤魔化そうとしたけど、Sの幸くんには勝てっこないよ。


「ダメ。今しろ。」

「運転中で危ないじゃん。」

「じゃあ信号で止まったらな。」

⏰:08/12/07 20:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#425 [ゆーちん]
そんな恥ずかしい事できるわけないのに…拒めない。


だって、私、キスがしたくて仕方ない。


変かな?


ドキドキしすぎて胸が苦しい。


「あ、止まるよ。」


前の信号が黄色だった。


幸くんはブレーキをゆっくり踏み、ピタっと停車した。

⏰:08/12/07 20:03 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#426 [ゆーちん]
こっちを向きニッと笑う彼には勝てない自分が、乙女らしくてなんだか好きだったりして…。


「目、閉じてよ。」

「ん。」

⏰:08/12/07 20:03 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#427 [ゆーちん]
目を閉じた幸くんに、私は一瞬触れただけのキスをして、すぐに唇を離した。


「え〜?由美さん、今日は控えめですね。」

「だって!見られてると思ったら恥ずかしいもん!」

「アハハ。ま、いっか。今日1日長いし?」


時刻は1時を回った。


いつの間にか車は海に到着。

⏰:08/12/07 20:05 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#428 [ゆーちん]
ビーチはたくさんの人で賑わっていた。


「海、入ろう!」


子供みたいにはしゃいでしまう私の手を握ってくれた幸くん。


海に入って浮き輪の取り合いしたり、人混みから外れてのんびりしたり。


私から片時も外れないで、そばにいてくれた。

⏰:08/12/07 20:05 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#429 [ゆーちん]
辺りが暗くなってきた。


「帰る?」

「そうだね。」


楽しかった一日も矢のように過ぎていった。


「うわー、焼けたね!」


二人とも真っ赤な肌からタオルで水滴を拭き取る。


「ビキニ取った姿、早くみたいんですけどー?」

「アハハ!へんたーい!」


最後までバカみたいにはしゃいで…。

⏰:08/12/07 20:06 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#430 [ゆーちん]
服を着てから車に戻った。


「由美、お腹減った?」

「ううん。間食しすぎたからお腹減ってない。」


海の家で、かき氷やヤキソバなどを買って食べまくったせいで、二人ともお腹は減っていない。

⏰:08/12/07 20:06 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#431 [ゆーちん]
「んじゃ運動しないとな。」

「へ?」


次の瞬間にはキスされていた。


車のシートを倒し、私も押し倒される。


絡まる舌がお互い熱を帯びている。


「運動って…これ?」

「SEX以外の運動なんかあんの?」


ニヤッと笑い、また舌を絡めてきた。

⏰:08/12/07 20:07 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#432 [ゆーちん]
「ンッ…」


今日のデートは2週間ぶりぐらい?


全然会ってないから、こうやってキスしただけで興奮しちゃう私。

⏰:08/12/07 20:08 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#433 [ゆーちん]
「エロい女だな。」

「だって幸くんが…アッ!」


火照った体に少しだけ冷たい彼の手が滑り込んできた。


「ヤッ…ンッ…」

「我慢しないで声出して。」


首筋を舐めながらそう呟くから…ゾクゾクしちゃうじゃん。


ビキニの上にTシャツ一枚。


下はビキニの上に短パン。


簡単な格好だったので、すぐに裸にされてしまった。

⏰:08/12/07 20:10 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#434 [ゆーちん]
車は賑わう駐車場から少し離れた場所に止めたので、覗かれる心配もない。


思いっきり乱れてみよっかな?


…なんてね!

⏰:08/12/07 20:10 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#435 [ゆーちん]
「由美?え?ちょ…マジ?」


たまには私だってSになりたいよ。


夏だし…乱れてみてもいいじゃん?


とまどってる幸くんのズボンとパンツを脱がし、おもむろにくわえる。


「いきなり何?」


笑ってるのも今のうちだから!って感じに私なりにがんばった。


「ツッ…ウッ…」


幸くんの甘い声が車内にこもる。

⏰:08/12/07 20:11 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#436 [ゆーちん]
「由美、もう挿れたいんだけど。」

「…ん。え?きゃっ!」


アソコから口を離すと、今度は私が襲われてしまう。


おもいきり足を開かされ、幸くんは顔を埋めた。


「やだやだやだ!…アァッ!…ンッ!」

「何嫌がってんの?」

⏰:08/12/07 20:12 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#437 [ゆーちん]
「今日は私が攻めたかったのに…結局立場逆転だよぉ。」

「俺にMになれって、犬にブリッジしろって言ってるようなもんだぞ?」


意味なしってことか。


くっそー!


笑った幸くんに、また胸がドキドキ反応する。

⏰:08/12/07 20:12 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#438 [ゆーちん]
「挿れたいっていうから離したのに…。」

「アハハ。簡単に騙されちゃう由美ちゃん、大好きだよーん。」

「ヤッ…待って、だめ…アァッ!」


結局、指と舌で先にイかされてしまった。


グッタリしている間もなく、幸くんは挿れてくる。

⏰:08/12/07 20:13 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#439 [ゆーちん]
車はバカみたいに揺れ動く。


私が喘ぐと車内がうるさい。


「由美…きもちいい?」


「ンンッ…ンンッ…気持ち…い…アァッ…」


腰の動きとともに漏れていく声…。

⏰:08/12/07 20:13 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#440 [ゆーちん]
私が下で幸くんが上。


せめて体位ぐらい私が攻める形になりたい!


そう思い、頑張って上に乗り、腰を動かす私を幸くんは下から見上げながら笑っていた。


「由美、まじエロい顔。」

「アッ…ンッ…見ないでよ…」

「生意気言ってると…こうするぞ?」

⏰:08/12/07 20:15 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#441 [ゆーちん]
幸くんは体を起こし、対面座位の形になった。


「え?」


いきなり熱いキスをされ、胸を触られ、アソコも触られた。


息ができない。


気持ちよくって、何も逆らえない。

⏰:08/12/07 20:15 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#442 [ゆーちん]
幸くんは私が彼の為に頑張るのは嫌みたい。


嫌がられると余計やりたくなるのが、私の悪いところなのかもしれない。


毎回毎回懲りずに攻めてはみるものの…最後は私が攻められてるんだよね。


「アッアッ…あお…きさ…ん…ヤァッ!」

「だから!青木さんって呼ぶなって言ってんじゃん?」

「アァァッ!」

⏰:08/12/07 20:16 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#443 [ゆーちん]
またイかされた。


この人には勝てないな。


心も体も青木幸太の虜だ。


だから離れたくない。


離さないで欲しい。


ずっと。

⏰:08/12/07 20:17 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#444 [ゆーちん]
秋。


「由美、大丈夫?」


亜紀が心配しながら背中をさすってくれる。


「ごめんね。こんな汚いとこ見せちゃって。」

「ううん、気にしないで。それより今日は帰った方がいいよ。」

「うん、そうするね。」


気分が悪く、トイレで吐いてしまった。


吐くなんて久しぶり。


風邪かなぁ…?

⏰:08/12/07 20:18 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#445 [ゆーちん]
帰宅してすぐにベットに飛び込んだ。


「はぁ〜…うっ!」


また吐き気に襲われてトイレに走る。


吐き気はするのに、吐き出せない。


何なの、これ…。


私は力無く、トイレの床にしゃがみ込んでしまった。

⏰:08/12/07 20:19 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#446 [ゆーちん]
この時だった。


気づいてしまった。


体が震えた。


怖くなたった。


信じたくなかった。

⏰:08/12/07 20:19 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#447 [ゆーちん]
生理が来ていない。


もともと不順だったので気にしてなかったけど、もう長い間きてない。


…私、たぶん、妊娠したんだ。

⏰:08/12/07 20:21 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#448 [ゆーちん]
冬の訪れの前に、私は小さな命を授かった事に気づいた。


しばらくはトイレから動けなくて…。


でもなんとか立ち上がり、部屋に戻った。


「もしもし?」


亜紀に電話を掛けた。

⏰:08/12/07 20:22 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#449 [ゆーちん]
「亜紀?お願いがあるんだけど…。」

「ん?」

「妊娠検査薬、買ってきてくれないかな?」

「…わかった。」


亜紀は驚かなかった。


きっと私が吐いたとき、それとなく察してくれてたんだと思う。

⏰:08/12/07 20:22 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#450 [ゆーちん]
放課後になり、亜紀が検査薬を持ってウチに来てくれた。


結果は予想通りだった。


「もちろん相手は幸太くんだよね?」

「うん。」

「どうすんの?」


亜紀は至って冷静。


この場で亜紀までも慌ててしまえば大変だもんね。


亜紀はしっかりしてるから、つい頼ってしまう私。


こんないい友達がいて私は幸せ者だよね。

⏰:08/12/07 20:23 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


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