本当にあった×××な話
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#47 [ゆーちん]
「確か3万程だったと思う。」
「たったの3万円?青木くん、お金持ちだからもっと貰えるよ。」
はるちゃんは笑った。
青木さんはカッコイイし、お金持ちだし…チクらない事を除けば最高の男なのにね。
そんな話をしていると授業終了のチャイムが鳴った。
私たちは『またよろしくね』と言い合って、別々に準備を出た。
:08/12/03 21:44 :SH901iC :5DB/A33.
#48 [ゆーちん]
私の好奇心がきっかけで、あの日から私とはるちゃんの関係が始まったんだ。
先生が援助交際する為に見張りをする、という役目を与えられた私。
退屈な毎日が少しずつ変わって行くんだ。
私の小さな仕事。
:08/12/03 21:45 :SH901iC :5DB/A33.
#49 [ゆーちん]
□■□■□■□
今日の更新は
ここまでにします
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:08/12/03 21:49 :SH901iC :5DB/A33.
#50 [ゆーちん]
:08/12/03 21:50 :SH901iC :5DB/A33.
#51 [ゆーちん]
■□■□■□■
今から更新
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:08/12/04 14:12 :SH901iC :7nsCA4C.
#52 [ゆーちん]
「石田!ちょっと来い。」
「え、私?」
朝のHRが終わると、いきなり谷口先生に呼び出された。
何だろ?
疑問に思いながら教卓に向かう。
「何ですか?」
「最近授業休みがちだけどどうしたんだ?」
あぁ…その事か。
谷口は私の担任だからそういう注意をしてくる。
「ん〜保健室にいたり?」
…なんて、嘘。
:08/12/04 14:13 :SH901iC :7nsCA4C.
#53 [ゆーちん]
本当は、はるちゃんの仕事の見張り番してる。
なんて、口が裂けても言えない。
「体調悪いのか?」
「そうみたいです。」
「そうみたいです、って…。他人事だな。」
谷口は笑った。
:08/12/04 14:14 :SH901iC :7nsCA4C.
#54 [ゆーちん]
「ごめんなさーい。」
「まぁ無理せずにな。でも頑張らないと単位ヤバいぞ?」
「はーい。」
素直に聞き入れておけば何も文句言われない。
別にはるちゃんをネタにして、谷口を脅すつもりわない。
20代後半でまだまだ新米だしね。
恨みもないし、まぁ…どうでもいいかな〜って感じ。
:08/12/04 14:15 :SH901iC :7nsCA4C.
#55 [ゆーちん]
軽い説教を受けた後、自分の机に戻る。
「何だったの?」
亜紀が私の机の前に来て言った。
「授業サボるなってさ。」
亜紀には、いつも保健室や屋上でサボっていると伝えてある。
はるちゃんと組んでいる事は誰も知らない。
:08/12/04 14:16 :SH901iC :7nsCA4C.
#56 [ゆーちん]
♪〜
メールを受信した。
はるちゃんからだ。
《朝1で谷口先生と音楽準備室。よろしくね!》
いきなり?
しかも谷口先生かよ!
そんな事を思いながら亜紀にサボる事を伝えた。
「さっそくかよ!」
亜紀に笑われながら私は教室を抜け出した。
:08/12/04 14:18 :SH901iC :7nsCA4C.
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