人生の案内板
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#386 [幸]
“好き”という言葉は
〜したいという言葉と
同じ動作をする。



へぇ〜…
じゃあもし私がかけるに
告白するとき………


って、私何考えてんだっ!?

⏰:09/01/21 23:38 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#387 [幸]
とりあえず、この本を
借りようと思い、
席を立ったとき

小早川君が私の後ろにいたことに気づいた。




『あっ…鮎川…』
『へっ?』

⏰:09/01/21 23:40 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#388 [幸]
『何してんの?』
『えっ……あっ、そ…』


どうやら私は変な行動をしてたらしい。


私はその本を借り、
小早川君と一緒に帰った。

⏰:09/01/21 23:41 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#389 [幸]
『鮎川!!』


沈黙の中、切り出したのは
小早川君だった。



『この前はごめん!!
俺……』

『違うの…私の方こそ
ごめんなさい…。』

⏰:09/01/21 23:43 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#390 [幸]
『人の意見を勝手に
拒否って…
私の意見が正しいわけじゃないのに。』



そう言って私は歩き出した。

すると小早川君は笑顔で

『これで仲直りだな』


と答えた。
私も笑顔で返事した。

⏰:09/01/21 23:45 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#391 [幸]
『あのさぁ、手話の本を借りて
習得したいの?』



小早川君の突然の質問に驚いた。
でも、なんとか答えた。

『うん、勉強の気晴らしに
手話の本を読んで
日常会話くらいは覚えたいの。』


『なんで?』
『手話で話したいから!!』

⏰:09/01/21 23:48 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#392 [幸]
私は笑顔で言った。


『……誰と?』




小早川君は足を止めて聞いた。


『ん〜私が怪我をした時
ハンカチをくれた人と。』



さすがに本当のことは
言えなかった。

⏰:09/01/21 23:50 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#393 [幸]
『そっかぁ。』


小早川君は再び歩き始めた。



そして、そのまま別れた。

ふと携帯を見てみると、
メールが来ていた。

⏰:09/01/21 23:52 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#394 [幸]
相手はかけるだった。



“今すぐあのレストランに恋。”



うれしかったが
なぜ来いっていう字が恋なんだか。

私は急いでレストランに向かった。

⏰:09/01/21 23:55 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


#395 [幸]
『はぁはぁはぁ…。』



レストランの看板には
“準備中”と書いてあった。


私は気にせずに入った。


『やぁ、かなさん。
いらっしゃーい!!』

と、またあの男性がいた。

⏰:09/01/21 23:56 📱:W53H 🆔:M3EENPQc


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