双子の秘密
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#352 [ゆーちん]
「辞めたいな。」
「辞めちゃえば?斗美1人ぐらいなら俺、食わせて行けるよー。」
「あら、そんなたくましい事言ってると後悔するよ?」
「あぁ、そっか。あなた高くつく女だもんねー。」
「そうだよ?それでもいいの?」
「前言撤回だ。」
「アハハ。最悪〜!」
:08/12/10 19:44 :SH901iC :0Xqg4XG.
#353 [ゆーちん]
夏休みを迎えた今、毎日のように910号室に入り浸っている。
生徒は夏休みでも、先生は学校に行かないといけないみたいで、毎日入り浸っていても、先生と会えるのは出勤前のほんの数十分。
:08/12/10 19:44 :SH901iC :0Xqg4XG.
#354 [ゆーちん]
私がもっと早く起きて、早く先生のマンションに来れば長く居られるんだけど、朝は苦手で…。
先生が帰る頃には、私は援助交際とか言う最悪なバイト中だしさ。
援交、先生のためにも辞めたいんだけど…お金とかストレス発散とか色々あって、やっぱり辞められなかった。
:08/12/10 19:45 :SH901iC :0Xqg4XG.
#355 [ゆーちん]
「じゃあ俺行くねー。ガスだけ気をつけて。」
玄関に向かって行く先生を後ろから追い掛けた。
もう行くの?
行かないで。
そんな可愛い事が言える訳もなく、『しっかり働け!』なんて言ってしまう。
「斗美もねー。」
「うん。いってらっしゃい。」
:08/12/10 19:46 :SH901iC :0Xqg4XG.
#356 [ゆーちん]
「いってきます…よ?」
よ?
「フフッ。何?」
「何?だって。桜井さん可愛いげ無いなー。」
「今の私の物真似?似てないよ。」
「えー、残念。はいっ、おいで。」
何でこの人はこんな穏やかな性格なんだろう。
:08/12/10 19:46 :SH901iC :0Xqg4XG.
#357 [ゆーちん]
のんびりって言うか、マイペースって言うか。
リズムが崩されんだよね。
玄関口で甘いキスを交わしてから、先生は『気をつける事は?』と聞いてきたので『ガス。』と答えると、笑顔を浮かべて私の頭を撫でてから出掛けて行った。
急に一人ぼっちになった先生の部屋で、毎日掃除をしたり洗濯をして過ごした。
:08/12/10 19:47 :SH901iC :0Xqg4XG.
#358 [ゆーちん]
この歳で家政婦かっつーの。
でも他にやる事ないし、自分の家にいたって居心地悪いし、家事するしかないんだよね。
バイトまでの時間、主婦にでもなった気分だ。
これで料理が出来たらな…。
:08/12/10 19:48 :SH901iC :0Xqg4XG.
#359 [ゆーちん]
◆◇◆◇◆◇◆
いったんSTOP
>>2◆◇◆◇◆◇◆
:08/12/10 19:49 :SH901iC :0Xqg4XG.
#360 [ゆーちん]
「ンンッ…」
「ああぁ…っ…」
早くイけ。
「もう私…ダメ…」
「僕も…あぁ…一緒に…」
「うん。一緒に…イこ…」
苦痛でしかない親父とのSEXは金の為だと思えば割り切れた。
演技だって磨きがかかる一方。
:08/12/10 20:33 :SH901iC :0Xqg4XG.
#361 [ゆーちん]
先生ごめん。
浮気と一緒だよね、援交なんて。
バレたらフラれちゃうんだろうな。
せっかく恋したのに…やだな。
「あぁ…イく…イく!」
やっと果ててくれた客。
私は疲労感に満たされているが、客は違う感情に満たされているんだろう。
:08/12/10 20:33 :SH901iC :0Xqg4XG.
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