ピンクな気分。
最新 最初 🆕
#146 [のの子]
 
ドキドキ

あー‥学校が近づくにつれて心臓が痛くなってきた。

「先が思いやられる‥」

胸に手をあてポツリと零れた言葉にまさかの返事が返ってきた。

「気分悪いの?聡美ちゃん。」

「ふぇ?」

私の隣にいつの間にか光り輝く王子様が‥


ってあれ?

誰こいつ?!

⏰:09/02/03 21:12 📱:SH903i 🆔:kvvtjk4U


#147 [のの子]
てっきりこういう展開の場合西岡君が現れるかと思っていたんだけど‥

明らかに私の隣に立っている男の子は西岡君じゃない。

「聡美ちゃんでしょ?俺竜二の友達の林博也(ハヤシ ヒロヤ)って言うの。よろしく♪」

エヘヘと笑顔でピースをする彼。

あらら‥まだお仲間がいたのね〜

ニコニコ笑う彼につられて私も笑顔になる。引き攣った笑顔に‥

⏰:09/02/03 21:34 📱:SH903i 🆔:kvvtjk4U


#148 [のの子]
やっぱり不良グループの一員。見た目がちょっと‥‥

林君は黒髪に金色のメッシュをいれていた。目がパッチリしているのとアヒル口っぽい口元がいやらしく見える。

「林君‥なんか私達距離近くない、かな?」

ジーッと私の顔を見てる林君。


「聡美ちゃん可愛いね♪」

「えっ?いやいやっそちらこそとてもカッコイイですよ!」

「可愛いなぁ♪こうしてやるっ!」

ガバッ

ギューッと林君に抱きしめられる私。

ちょっちょっとぉおお!

⏰:09/02/03 21:59 📱:SH903i 🆔:kvvtjk4U


#149 [のの子]
「ちょっやだ!」

「聡美ちゃんフニフニして柔らか〜♪♪」

柔らかいって‥!
もう誰か助けてぇ〜!!

自分よりも大きな林君にギューッと抱きしめられ、爪先で立っている私はうまく抵抗できなかった。


「おいっ博也っ!お前何やってんだよ!」

ドンッ

勢いよく林君と私を引き離したのはフクだった。

「フク〜〜!」

⏰:09/02/03 23:03 📱:SH903i 🆔:kvvtjk4U


#150 [のの子]
 
さっと慌ててフクの後ろに隠れる私。

林君は両手を上げて笑っている。

「おはよっフク。なんでそんな怒ってんの?」

「お前なぁ、女好きは別にいいけど二ノ宮さんにまで手だすなよ!この子はお前がつるんでるような子とは違って純粋なんだ。」

私をかばいながらフクが呆れたように言う。

「それにもしアイツがいたらお前ただじゃすまないぞ?」

「何それ。フク心配してくれてんの?優しい〜♪」

ニヤニヤ笑う林君。その顔からは何を考えているのか全くわからなかった。

⏰:09/02/03 23:36 📱:SH903i 🆔:kvvtjk4U


#151 [のの子]
 
やっぱ恐い‥

フクの後ろからチラチラ林君を覗きみる。

「そんな恐がんないでよ聡美ちゃん♪俺って優しいんだよ?」

ニコッて笑いながら私に話しかけてきた。

「アホッ。」

フクが林君の頭を押す。

「とりあえず学校行こう。二ノ宮さん大丈夫?」

「あっ‥うん。」

林君、フク、私の並びで学校に向かう事になった。


‥まさかの展開。
昨日といい今日といい色々ありそうだ。

⏰:09/02/03 23:51 📱:SH903i 🆔:kvvtjk4U


#152 [のの子]
―――――――

「あれぇ?何そのメンツ?」

下駄箱に着くと桃がいた。

「ジャーン♪まさかのメンツに桃ちゃんビックリ?」

ピョンッと桃の所に飛び付く林君。

なんか子供みたい。

「フクと聡美ならわかるけどなんで博也君?」

横目でニヤつきながら桃と林君は話し出した。

「桃、博也君と知り合いなのかな?」

「あぁ‥アイツ顔広いから。特に女の子ね。まっ桃もだけど。」

コソッとフクに話し掛けるとフクは呆れた口調で話しながら上履きに履きかえる。

⏰:09/02/04 00:21 📱:SH903i 🆔:3fjB9AhI


#153 [のの子]
どうやら桃と林君は似た者同士らしい。

気が合うのね。

「ちなみに竜二達のグループはあいつで最後だょ。博也は2組で昨日会った彰は3組。」

フクが私に耳打ちしてきた。

「へぇ〜‥って事は4人組なんだ。」

あの人が最後で良かった。これ以上増えても困る。

だってやっぱり恐いもん!

「4人組じゃなくて5人組だよ。」

えっ?

上履きにはきかえたら調度眞鍋君と柏木君が登校してきた。

柏木君は朝からテンション高め。
「あっみんないる!おはよー♪」

でもさっきの発言は眞鍋君だ。

⏰:09/02/05 14:50 📱:SH903i 🆔:1lWa1G7I


#154 [のの子]
 
おはよっと柏木君に挨拶して欠伸をしながら上履きにはきかえる眞鍋君を見る。

クールっぽい感じの眞鍋君はやっぱり朝から静か。

「眞鍋君、5人組ってもう一人は誰なの?」

私と眞鍋君以外は騒いでいてこの会話を聞いていないみたいだ。

「フク。」

‥‥‥‥‥

「え゛ぇっ?!」

グルッ

勢いよくフクを見る。

「え?何っ?」

私も驚いているけど話を聞いていなかったフクも訳がわからないまま驚いている。

⏰:09/02/05 15:02 📱:SH903i 🆔:1lWa1G7I


#155 [のの子]
まさか‥
私の事を二ノ宮さんって呼ぶフクがっ?
優しくて回りから人気のあるフクがっ?
不良に見えないのにっ?!!

「フッフクも‥眞鍋君達と一緒に喧嘩するの?」

軽くショックを受けながらも信じられずフクに聞くと
フクが一瞬困った顔をしたのを私は見逃さなかった。

「助っ人で‥ちょっと。」

目を合わせずフクが小さな声で告白する。

「そっそんなの昨日一言も言ってなかったじゃん!」

「だって二ノ宮さん喧嘩好きじゃないの知ってたし。」

⏰:09/02/05 19:24 📱:SH903i 🆔:1lWa1G7I


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194