ピンクな気分。
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#1 [なぎさ]
初めまして!ピンクな気分。を書きます
のの子です。

初めてでうまく書けるか不安ですが更新遅くならないよう頑張ります。

⏰:08/12/27 19:42 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#2 [のの子]
すみませんっ前レス名前が『なぎさ』になってますが本当はのの子です!笑

⏰:08/12/27 19:44 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#3 [のの子]
「聡美っ今日から学校でしょ!起きなぁ」

「うぅ‥今起きるよ〜」

ゴロン‥
重い体を動かして携帯を開く。

7:41か。起きなきゃ..

はぁ〜‥短い春休みがとうとう終わってしまった。
今日から2年生かぁ、クラス替え‥ゃだな。

うぅ〜っとまだ眠い頭を枕に沈める。


バンッ
「聡美っ!!いい加減起きなさいよ!」

「ぅわっ」

勢いよく開いたドアから朝から鋭い目つきのお母さんが立っていた。

何も言わず私は布団から飛び出した。


この時の私の気分は青い空とは正反対のグレーな気分だった。

⏰:08/12/27 20:05 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#4 [のの子]
――――――

「行ってくるねぇ」

急いで用意して自転車に乗った。
私は学校が近いから遅刻しそうな時だけ自転車で通学している。まぁ、今遅刻しそうってコトです。


私の名前は二ノ宮 聡美
今日から高校2年生の16歳

「これは遅刻かもぉお!!」

‥今更焦ってきた。
今日クラス替えなのに〜!

パンツが見えようが関係ない!立ちこぎをしようとすると

♪♪♪♪

携帯が鳴った。

⏰:08/12/27 20:33 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#5 [のの子]
電話は親友の桃子からだ。

「はぁっはい?!」

「あっオハヨー♪今日来ないのぉ?」

「今向かってるよ!あっ私何組か知ってる?」

「聡美は桃と一緒で4組だよぉ♪♪やったね♪」

「本当っ!やったね♪じゃもう着くから!」

「後でねぇ」

ピッ

キキーッ!現在8:34

まっまだ間に合う!

ガバッと鞄を持って走る。運動音痴な私にとって朝からハードすぎる‥

⏰:08/12/27 20:35 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#6 [のの子]
あれ?あの人も遅刻かな?

何メートルか先を男の人が歩いていた。

手ぶら‥でも学ラン着てるんじゃうちの学校だよね。私は走ってるのに歩いてるなんて‥余裕な奴〜

どんな人かと横を通り過ぎる時チラッと顔を見た。


ふぁ〜‥
男の人は欠伸をしていた。涙が溜まった目がキラキラしていてすぐ綺麗な顔をしてるのがわかった。


カッコイ‥ドテッ!!


「‥え?」

⏰:08/12/27 20:44 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#7 [のの子]
うそ‥こっこけた?

よそ見をしてた私はちょっとした段差に躓いてしまった。予想以上に私の体は春休みの間に重くなっていたらしい。

見事に大の字にこけた。

ザザッ
「痛い‥なぁ」
とりあえず起き上がらなきゃ‥

何処が痛いのかハッキリしない体で起き上がりペタンと座り込み地面を真っ直ぐ見る。

シーン

きっ気まずー!
カァーッと自分の顔が真っ赤になっていくのがわかる。

「ってか大丈夫‥なの?」

遠慮がちな声が頭の上がふってきた。

⏰:08/12/27 21:39 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#8 [のの子]
 

それと同時に私の視界に黒い擦れたローファーが入ってきた。

どっどうしよー!でも顔真っ赤だし顔上げられない‥

「痛い?」

スッと男の人が私の目の前に座ってきた。

恥ずかしがりながらもゆっくり彼の方を見る。

「‥大丈夫?」


彼の顔を正面から見ると、ハッキリな顔立ちでまつ毛が濃く目がぱっちりしている。髪の毛は黒くてくせ毛なのかふわふわしていた。


また顔がカァーッと赤くなるのがわかった。

⏰:08/12/27 22:04 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#9 [のの子]
 
うん。彼はたぶんカッコイイ部類の人間で、そんな彼の目の前で私はこけた。

私カッコ悪〜‥


「おーい」

ヒラヒラと私の目の前で手が揺れている。

「ぁっすみません‥」

真っ直ぐ私の目を見る彼に目を合わせられずまた目線を下にずらす。

「びっくりした〜。お陰で目が覚めたよ。どうする?歩けんの?」

「‥歩けますよ!大丈夫です。ぁはは〜」

でも今度は私の視界に膝が擦りむけて血が出ているのが見えた。

「血でてるけど。」

「‥保健室寄って行くんで大丈夫です。」

⏰:08/12/27 22:34 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#10 [のの子]
キーンコーンカーンコーン

「「‥え゙っ!」」

――――――

「すっすみません。」

「んー」


今保健室には私と彼がいる。結局遅刻決定になってしまった私と彼。
もう遅刻だし、と言って彼が一緒に保健室に来てくれた。

‥が、先生がいない。

そんなこんなで二人っきり。

さすがに消毒は自分でやりますと消毒液を探す。

彼はと言うとベッドに座ってボーッと外を見ていた。

「‥ねぇ、何年生なの?」
ビクッ
急に話し掛けられて驚いた拍子に見つけた消毒液からビュッと液体が指にかかった。


「2年になりました。」

「じゃタメだ。」

⏰:08/12/27 23:01 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


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