ピンクな気分。
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#558 [のの子]
 
「まぁ‥あいつがいる限りのんびり彼女も作れないかもだけど。」

フクが手で口元を隠しながらボソッと呟く。

「っ!なにそれっ!」

それに食いついたのは私。

「えっ?いや〜なんか心配っていうか‥」

ははっと苦笑いするフクを睨むと

「聡美、もういいよ。ご飯食べよぉ?」
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⏰:09/06/19 21:50 📱:SH903i 🆔:73EWYcD6


#559 [のの子]
 
「ぇっうん、わかった。」

慌てて桃の所に走る。

桃が複雑な顔をしているのを見て、これ以上フクといるのはやめとこうと思ったんだ。

「えっちょっと。」

訳がわからないという顔をしてるフクを見て、

「ベーッ!!」

桃はアッカンベーをして教室に入っていった。

「なっなんだよ今のっ!」
.

⏰:09/06/19 22:00 📱:SH903i 🆔:73EWYcD6


#560 [のの子]
 
更に訳がわからないというフクを横に

「よく考えなさいっ。」

ビシッとそう言うと私も教室に入った。

その後の桃はやけ食いというか、たくさん食べて何も話さなかった。


この時ぐらいから、少しずつあの事に近づいていっていたんだって思う。
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⏰:09/06/19 22:04 📱:SH903i 🆔:73EWYcD6


#561 [のの子]
 
―――――――
キーンコーンカーンコーン

「よっしゃテスト終わった〜!!夏休みだぁ!♪」

テストが終わったと同時に旬君が立ち上がってガッツポーズをとる。

「柏木〜夏休みまでまだ一週間あるぞぉ。それに赤点とったら補習もあるからなぁ。」

先生がニヤつきながら答案用紙を集める。

「げっまたかよ!」

この感じだと去年は補習を受けたみたい。

うなだれる旬君を見てクラスの皆の笑い声が響く。

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⏰:09/06/21 20:19 📱:SH903i 🆔:YcUIxyPw


#562 [のの子]
 
「聡美ぃテストどうだったぁ?♪」

テスト期間で早く帰れるからみんな帰る支度をしている。

「ダメかもぉ‥一個だけ空欄あったんだぁ。」

「一個だけじゃーん。私なんか今回全く自信な〜い♪」

ヘヘッと笑ってる桃だけど、今回自信がない‥というかできなかったのはフクがいなかったからだろうな。

いつもわかんない所はフクに教えてもらってたし。

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⏰:09/06/21 20:26 📱:SH903i 🆔:YcUIxyPw


#563 [のの子]
 
あれから桃とフクは壁ができちゃったみたいにギクシャクしてる。

仲直り?させようと試みたけど竜二君にやめとけって言われちゃった。

二人の問題だからあんま首突っ込んだらダメだって。

そう言われて前の彰君と竜二君の時の事を思い出したけど口にしなかった。


「ってかいつの間に二人は仲直りしたんだろ?」

「また独り言?」

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⏰:09/06/21 20:32 📱:SH903i 🆔:YcUIxyPw


#564 [のの子]
 
「え?」

横を見ると竜二君が呆れながらクスッと笑っている。

しまった‥

竜二君と帰っている最中だった。

「何回も注意してんのに独り言やめらんないね?」

「うっ‥ってか私そんな独り言言ってないもん!」

繋いでる手にキュッと力が入る。

「言ってるよ〜♪俺何回も聞いた事あるもん。この前は一緒に勉強してたら『えっ?何これ?なんでこれが〜‥あっそっか!これ
「あぁーもうっ!言ってますっ言ってます!」

竜二君が大きな声で言うもんだから慌てて口を押さえる。
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⏰:09/06/21 20:39 📱:SH903i 🆔:YcUIxyPw


#565 [のの子]
 
「もう、意地悪‥」

自分より背の高い竜二君を見上げると竜二君はフッと私を引き寄せる。

「意地悪したくなるほど可愛いんだからしょうがないでしょ。」

ギュッ抱きしめられた私はずるい、と呟きながら彼の背に手をまわす。

最近の竜二君はよく私に触れてくる。

よく頭を撫でてくれたり、ほっぺをプニプニしたり、抱きしめたり‥

恥ずかしいけど、ドキドキして嬉しかった。
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⏰:09/06/21 20:47 📱:SH903i 🆔:YcUIxyPw


#566 [のの子]
 
「あっ夏休みどうする?どっか行きたい所とかある?」

腰に回した手は離さずに顔だけ離すと、突然竜二君が聞いてきた。

「えっ‥どっどこかなぁ。」

突然な質問もそうだけど、当たり前のようにデートの話をしてきた事に慌てる。

私ってば一緒にテスト勉強できなくなるの寂しいとか思っちゃってたのに‥

竜二君はしっかり先を考えてくれてたのが嬉しかった。

⏰:09/06/22 09:21 📱:SH903i 🆔:chUtsqXI


#567 [のの子]
 
「この前は色々言ってくれてたじゃーん。」

ムスッとした顔をすると竜二君が私の頭の上に自分の顔をのせてきた。

「ん〜‥やっぱ海かな?あっ遊園地とか!あとお祭りも行きたいし、花火もしたいっ!あとは‥」

そうだっとたくさん私の口からどんどん出て来る。

さっきまでの慌てっぷりはどこへやら。

「あるじゃんか。」

竜二君は優しく笑うと私のほっぺをつまむ。

「ふぁっふぁに?」
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⏰:09/06/22 09:28 📱:SH903i 🆔:chUtsqXI


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