ピンクな気分。
最新 最初 🆕
#1 [なぎさ]
初めまして!ピンクな気分。を書きます
のの子です。

初めてでうまく書けるか不安ですが更新遅くならないよう頑張ります。

⏰:08/12/27 19:42 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#2 [のの子]
すみませんっ前レス名前が『なぎさ』になってますが本当はのの子です!笑

⏰:08/12/27 19:44 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#3 [のの子]
「聡美っ今日から学校でしょ!起きなぁ」

「うぅ‥今起きるよ〜」

ゴロン‥
重い体を動かして携帯を開く。

7:41か。起きなきゃ..

はぁ〜‥短い春休みがとうとう終わってしまった。
今日から2年生かぁ、クラス替え‥ゃだな。

うぅ〜っとまだ眠い頭を枕に沈める。


バンッ
「聡美っ!!いい加減起きなさいよ!」

「ぅわっ」

勢いよく開いたドアから朝から鋭い目つきのお母さんが立っていた。

何も言わず私は布団から飛び出した。


この時の私の気分は青い空とは正反対のグレーな気分だった。

⏰:08/12/27 20:05 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#4 [のの子]
――――――

「行ってくるねぇ」

急いで用意して自転車に乗った。
私は学校が近いから遅刻しそうな時だけ自転車で通学している。まぁ、今遅刻しそうってコトです。


私の名前は二ノ宮 聡美
今日から高校2年生の16歳

「これは遅刻かもぉお!!」

‥今更焦ってきた。
今日クラス替えなのに〜!

パンツが見えようが関係ない!立ちこぎをしようとすると

♪♪♪♪

携帯が鳴った。

⏰:08/12/27 20:33 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#5 [のの子]
電話は親友の桃子からだ。

「はぁっはい?!」

「あっオハヨー♪今日来ないのぉ?」

「今向かってるよ!あっ私何組か知ってる?」

「聡美は桃と一緒で4組だよぉ♪♪やったね♪」

「本当っ!やったね♪じゃもう着くから!」

「後でねぇ」

ピッ

キキーッ!現在8:34

まっまだ間に合う!

ガバッと鞄を持って走る。運動音痴な私にとって朝からハードすぎる‥

⏰:08/12/27 20:35 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#6 [のの子]
あれ?あの人も遅刻かな?

何メートルか先を男の人が歩いていた。

手ぶら‥でも学ラン着てるんじゃうちの学校だよね。私は走ってるのに歩いてるなんて‥余裕な奴〜

どんな人かと横を通り過ぎる時チラッと顔を見た。


ふぁ〜‥
男の人は欠伸をしていた。涙が溜まった目がキラキラしていてすぐ綺麗な顔をしてるのがわかった。


カッコイ‥ドテッ!!


「‥え?」

⏰:08/12/27 20:44 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#7 [のの子]
うそ‥こっこけた?

よそ見をしてた私はちょっとした段差に躓いてしまった。予想以上に私の体は春休みの間に重くなっていたらしい。

見事に大の字にこけた。

ザザッ
「痛い‥なぁ」
とりあえず起き上がらなきゃ‥

何処が痛いのかハッキリしない体で起き上がりペタンと座り込み地面を真っ直ぐ見る。

シーン

きっ気まずー!
カァーッと自分の顔が真っ赤になっていくのがわかる。

「ってか大丈夫‥なの?」

遠慮がちな声が頭の上がふってきた。

⏰:08/12/27 21:39 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#8 [のの子]
 

それと同時に私の視界に黒い擦れたローファーが入ってきた。

どっどうしよー!でも顔真っ赤だし顔上げられない‥

「痛い?」

スッと男の人が私の目の前に座ってきた。

恥ずかしがりながらもゆっくり彼の方を見る。

「‥大丈夫?」


彼の顔を正面から見ると、ハッキリな顔立ちでまつ毛が濃く目がぱっちりしている。髪の毛は黒くてくせ毛なのかふわふわしていた。


また顔がカァーッと赤くなるのがわかった。

⏰:08/12/27 22:04 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#9 [のの子]
 
うん。彼はたぶんカッコイイ部類の人間で、そんな彼の目の前で私はこけた。

私カッコ悪〜‥


「おーい」

ヒラヒラと私の目の前で手が揺れている。

「ぁっすみません‥」

真っ直ぐ私の目を見る彼に目を合わせられずまた目線を下にずらす。

「びっくりした〜。お陰で目が覚めたよ。どうする?歩けんの?」

「‥歩けますよ!大丈夫です。ぁはは〜」

でも今度は私の視界に膝が擦りむけて血が出ているのが見えた。

「血でてるけど。」

「‥保健室寄って行くんで大丈夫です。」

⏰:08/12/27 22:34 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#10 [のの子]
キーンコーンカーンコーン

「「‥え゙っ!」」

――――――

「すっすみません。」

「んー」


今保健室には私と彼がいる。結局遅刻決定になってしまった私と彼。
もう遅刻だし、と言って彼が一緒に保健室に来てくれた。

‥が、先生がいない。

そんなこんなで二人っきり。

さすがに消毒は自分でやりますと消毒液を探す。

彼はと言うとベッドに座ってボーッと外を見ていた。

「‥ねぇ、何年生なの?」
ビクッ
急に話し掛けられて驚いた拍子に見つけた消毒液からビュッと液体が指にかかった。


「2年になりました。」

「じゃタメだ。」

⏰:08/12/27 23:01 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#11 [のの子]
 
タメにこんな人いたんだぁ。知らなかったなぁ。

聡美の学年は7組ある。
その中で全ての人を覚えるのは聡美には難しかった。

「名前は?」

「二ノ宮聡美です。」

「何組?」

「4組です。」

「ふーん。ってかタメなのに敬語っておかしくない?」

ははっと笑った声が聞こえた。

「そう、だよね。」

「うん。」

⏰:08/12/27 23:16 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#12 [のの子]
彼に背を向けながら消毒している私。でも彼の視線がなんだか背中にヒシヒシと感じる。


「名前なんていうの?」
今度は私からの質問。

タメだけどお互い顔も知らないし、話したこともない。今日初めて出会った私達はなんだか不思議な空気が流れていた。


「西岡竜二。ちなみに俺も4組だから。」

‥えっ
ガバッと彼の方に顔を向ける。

「わっ」

振り返ると彼が私の後ろに立っていた。

⏰:08/12/27 23:28 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#13 [のの子]
 
なっ何?

ビックリしたのと同時に少し西岡君に怖さを感じてしまった。

「ぁの‥西岡くん?」

背の高い彼を見上げると彼の目が冷たくも熱をおびている感じに見えた。


「ねぇ‥これ頂戴?」

「えっ?」

彼が指さしたのは私の右耳に光るピアスだった。

⏰:08/12/27 23:40 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#14 [のの子]
 

読んでくれている人いますでしょうかぁ?

⏰:08/12/27 23:41 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#15 [のの子]
 
「こっこれぇ?!」

慌てて右耳のピアスを触る。

「うん。頂戴?」

にこりと笑う彼は最初に感じた雰囲気と変わってきている。

「いやっでも汚いし‥ってそんな汚い訳じゃないんだよ?でもさっでも〜」

急なコトに慌ててしまう。

⏰:08/12/27 23:53 📱:SH903i 🆔:4z0LLXSo


#16 [のの子]
――スッ

彼の左手が私の右耳に触れる。

クリックリッ

ピアスを掴みクリッと動かしてきた。

カァーッ。顔が熱をおび赤くなっていくのがわかる。きっと彼が触れる右耳まで真っ赤だろう。

ドキドキ

カチッ

「あっ‥」

「もらーい♪」

ニヤッと笑う彼の指に挟まれて光る私のピアス。

⏰:08/12/28 00:02 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#17 [のの子]
 
「えっちょっとダメだょ。返して?」

「やだっ♪」

そう言うと彼は私のピアスを右耳につけはじめた。


なっ何考えてんのよコイツ!
もう〜‥!

カチッ

「似合うっしょ?」

彼の右耳に光る私のピアスは私が着けていた時とは違う輝きを放ち、もう彼のピアスになっていた。


はぁ‥しょうがないかな。
「わかった。あげるよ。」

彼は私の言葉を聞いているのか鼻歌を歌いながら保健室にある鏡でピアスを見ていた。

⏰:08/12/28 00:18 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#18 [のの子]
 
左耳に残ったピアスに自然と手がいく。

片方しかないんじゃもうつけられないなぁ。

そんな事を考えていると西岡君がまた私の目の前に立ってきた。

「‥何かな?」

遠慮がちに笑う私。
最初はカッコイイと思って緊張していた私だったけど、段々彼の事をカッコイイけど謎な人だと思ってきていた。

ぶっちゃけ早く保健室からでたい。

「ピアス外さないでね。毎日着けてて。」

にこっ

彼の笑顔が歪んで見えた。

はぁ??

「なっなんで?」

「命令。」

めっめいれい?

⏰:08/12/28 00:30 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#19 [のの子]
 
「命令って‥意味がよくわからないんだけど」

私は今どんな顔をしているだろう。彼のただの冗談かもしれない。
でも彼の目が真剣過ぎて笑えないのだ。


♪♪♪♪
その時彼の携帯が鳴った。
彼は私から目をそらさずポケットから携帯をだし電話にでた。

「もしもし?‥あぁ今保健室。行くよ。わかった。じゃな。」

ピッ

電話を切ると彼は

「ごめん、俺先行くわ。」
とスタスタとドアに向かって歩いて行く。

⏰:08/12/28 00:51 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#20 [のの子]
 
私は固まってしまって動けない。反応が全くできなかった。

ガチャとドアが開く音と

「また教室で‥」

彼の小さな声が聞こえた。

バタン

静かに閉まったドア。

私はやっとそこでドアの方にゆっくりと視線を向けた。そこには誰もいない。

⏰:08/12/28 01:03 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#21 [のの子]
 
『西岡竜二』

謎‥ってか命令とか言って変態なんじゃないの!ちょっとカッコイイからってさ。

一人になると強気になる私の悪い癖。

ふんっ

と絆創膏を膝に貼り立ち上がる。

私も教室行かなきゃ。って教室でまた会うのかぁ‥

ふっと鏡に目がいく。

私は丸顔でぱっちりな目は笑うとたれめになる。髪の毛は胸ぐらいまであるパーマだ。
やっぱり女の子。ささっと髪の毛を整える。

その時キラリと光って見えたピアスに手が止まる。

「‥‥‥」



ガチャ

私は保健室をでた。

左耳にピアスを光らせながら‥

⏰:08/12/28 01:17 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#22 [のの子]
 
――――――

ガラッ

「はいっ二ノ宮遅刻〜」

私が教室のドアを開けると担任の先生が黒板に何か書きながら言った。

「‥すみません。保健室行ってました。」

トボトボと歩きだす私。

他の生徒は始業式から遅刻した私を興味津々に静かに眺めている。

もう〜恥ずかしいよぉ‥


「さとみっ」

「桃子ぉ‥」

小さな声で声をかけてきたのは桃子だった。

⏰:08/12/28 10:56 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#23 [のの子]
桃子とは席がそんな遠くなかった。

私は窓側から二列目の1番後ろ席で、桃子は通路を挟んで隣の列の後ろから3番目だった。

とりあえず席に着かなきゃ。

口パクで桃子が話しかけてきた。

(どうしたの?)

(転んじゃったの。)

絆創膏を指差しす。

あぁ〜‥と理解した桃子はクスッと笑って前を向いた。

⏰:08/12/28 11:05 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#24 [のの子]
 
笑うなし〜。
まだ少し痛む膝をさする。

先生が始業式の説明をしている。皆はかったるそうに聞く子もいれば隠れて携帯をいじってる子もいる。

後ろの席って色々見えるから楽しいよね〜。
‥そういえば西岡君いなくない?


私より先に教室に行ったはずの西岡君は教室にいなかった。

⏰:08/12/28 11:12 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#25 [のの子]
 
「じゃそういう事で、お前ら体育館に移動ー!」

ザワザワ

早速移動する事になった。廊下には他のクラスの子達も体育館に向かって歩きだしていた。

私は桃子と一緒に向かう。
「なんでこけたの〜?♪」

あははっと笑う桃子。

桃子は1年生の時クラスが同じで仲が良くなった。
セミロングの茶色い髪の毛がサラサラで目が大きくて化粧バッチシ。でもナチュラルメイクでも可愛いだろう。
お気楽な性格だけどしっかりする時はしっかりするし、そういう桃子が好きだ。

⏰:08/12/28 11:30 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#26 [のの子]
 
逆に私は恥ずかしがり屋だし皆から言うと天然‥らしい。そこをカバーしてくれる桃子には何度も助けられた。


「ってか聞いてよ桃子っ!朝変な人に会っちゃってさ〜‥‥」

今朝の事を桃子に話そうか迷ったけど男の事なら桃子の方が詳しい。
西岡君の事も知っているかもしれない。


「‥どう思う?」

一通り話して全部を聞いてくれてた桃子からは驚いた顔だけは鈍感な私でもわかった。

⏰:08/12/28 11:46 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#27 [のの子]
 
「それって本当にあの西岡君なの?」

あの西岡君って‥

「他に西岡って人いるの?」

「‥いない。」

桃子は眉間にシワを寄せていた。
でもすぐにクスッと笑って
「うーん。これから色々面白い事が起きるかも〜♪」

そういうと私の顔をチラッと見て意味深にクスクス笑い出した。

「なっ!何で笑ってんのよ!」

笑われている事で自然に顔が赤くなる。

⏰:08/12/28 11:54 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#28 [のの子]
 
「ってか聡美西岡君の事本当に知らないのぉ?」

「知らないよ!」

「1年の時から有名だったじゃ〜ん♪」

有名?あぁ、確かにカッコイイしね。

「でも確かにカッコイイけど謎な人じゃない?私一瞬西岡君に怖さを感じたもん。まぢ謎っ!」

「うん、カッコイイよね〜♪♪でもそっちもだけど有名なのはそれだけじゃないでしょ?」

「はぁ?‥変態でも有名とか?」

笑いながら呆れた感じで言うと、あははと桃子も笑い出した。

⏰:08/12/28 12:02 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#29 [のの子]
「違うよばかっ♪西岡君て‥」
――『生徒は並びなさい』

体育館に着いたと思ったら先生の声がスピーカーから体育館に響きわたった。

「出席番号順に並べ〜」
担任が前の方で手を上げているのが見えた。

桃子はまた後でねっと言って前の方に小走りで行ってしまった。


「おーい‥結局西岡君てなんで有名なのよ?」

謎が深まっただけだし。


この時私の心にあった朝のグレーな気分が微かに色が変わっていた事に私は気付いていなかった。

⏰:08/12/28 12:17 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#30 [のの子]
―――――

『次は校長先生からのお話です。』

ふぁっ
欠伸が出る。

始業式が始まって15分。
長〜い校長の話が始まる。

つまんないなぁ。

前の方にいる桃子を見ると男子とコソコソと話して笑っていた。

桃子は正直男好き。
女友達より男友達の方が多いんじゃないか?って時々思う。

全く‥っと呆れた顔をしながらまた欠伸をした。

「ねぇ二ノ宮さん」

「んっ?」

⏰:08/12/28 12:26 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#31 [のの子]
 
後ろから声をかけられて振り返るとそこにはフクがいた。
『福田直人』通称『フク』
1年の時同じクラスで仲良くしていた男子の一人だった。黒い短めの髪をワックスで立たせ少し子供っぽい顔だけど背が高く明るい性格だ。


「フクじゃん!いたなら話し掛けてよ!ってかフクもまた同じクラスじゃん!」
顔見知りがいて喜ぶ私。

「いやっ俺先にいたんだし二ノ宮さんが気付いてよ!」

笑いながらツッコむフクにつられて私も笑う。

「ビックリした〜。遅刻してきたからまだ皆の顔ちゃんと見てなくって‥ゴメンね。」

「平気っ平気♪ってか保健室にいたんでしょ?竜二に会った?」

⏰:08/12/28 13:06 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#32 [のの子]
 
保健室‥竜二‥?

「竜二って西岡竜二っ?!」

私はついフクの腕を掴んでしまった。

だって私は全っ然知らないのに周りの皆は知っているなんてなんか悔しいし、余計気になるじゃないか!

「うっうん‥西岡の事だけど。何?どしたの?」

私の勢いに驚いたフクが少し後ずさりしながら答えた。

「あっいや、ゴメンなんでもない!えっと‥西岡君なら保健室にいたけど私より先に出てっちゃったよ〜」

パッと掴んでいた手を話してオーバーな動きと作り笑顔でごまかそうとする私。

⏰:08/12/28 13:33 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#33 [のの子]
これじゃ絶対何かあったのとかバレバレだよ〜。


「あぁ〜‥そっか。うん。まぁあいつの事だからどっかでまた喧嘩してるんだろ!急に変な事聞いてゴメンねっ」

何かあった事に気付いてはいるけど何も聞いてこないフク。

遠慮ぎみニコッと笑うフクを見て私はフクの優しさについ感動してしまった。

やっぱフクって良い奴‥

「‥‥‥ってえぇ!!」

⏰:08/12/28 13:36 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#34 [のの子]
 
「喧嘩っ?!!また喧嘩ってなにそれ?!?あの人そっち系の人なのっ?」

またフクの腕をガッと掴んでしまった。

「えぇっ?!二ノ宮さん竜二の事知ってるんじゃないの?」

フクも私の予想外な反応に驚いてるようだ。

「今日初めて会ったから‥何も知らない。」

知らない事を認めるのはちょっと嫌だったけど、正直に話すとフクは「そうなんだ」と馬鹿にしないで西岡君について話してくれた。

⏰:08/12/28 13:50 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#35 [のの子]
 
「あいつ1年の時からカッコイイって事で人気あったんだよ。でもあいつが有名なのはそれよりも一緒につるんでるグループの事。」

「グループ?」

「うん。1年の頃にさ、先輩の不良グループと俺ら1年の不良グループが喧嘩してボッコボコにして勝ったって話あったじゃん?」

あぁ‥そんな事あったかも。確かそれで今じゃ私達の学年が学校を占めてるとかどーたらこーたら‥

「その不良グループの中に竜二がいんの。だからそっちの方が有名なんじゃないかな?」



――――ドクン
‥うそ。そんな人だったの。

「普通に恐いんですけど!」

フクの話を聞いて顔が青ざめる。

⏰:08/12/28 14:23 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#36 [のの子]
 
――――――

ザワザワ

始業式が終わって教室に向かう中私は地面を見て歩いていた。

そんな恐い人だったなんて‥私ってばなんて無知な女なんだ。カッコイイからって油断してた。

彼から感じた怖さと逆らえない雰囲気を今なら納得できる。けど‥それなら尚更ピアスなんてあげない方が良かったんじゃないかな。

「どうしよ〜」
左耳に着いているピアスを触りながら呟いた。


すると桃子が笑って
「いいじゃん♪私西岡君てそんな恐い人じゃないと思うし〜何よりカッコイイし♪仲良くしなよ。」


横目で桃子を見るとクスクスと笑っていた。

仲良くって‥相手学校1の不良グループだし無理だろ。

「「キャーッ!」」

ドン

前方から女の子何人かの叫び声と鈍い音が聞こえた。

⏰:08/12/28 14:37 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#37 [のの子]
 
「何っ?喧嘩?」

急な事で驚いた私とは逆に桃子はあっと声をあげ私の方をみると

「西岡君達のグループかもよ?行ってみよぉ♪」


グイッと手を引っ張られ私と桃子は声がした前方に向かって走り出した。

「ちょっと桃子いいよ!危ないって!」

そんな私を無視して人込みをスイスイ抜ける桃子に引っ張られ、私もどんどん前に進んでいく。


すると急に人がいなくなり、目の前に金髪の男の人と倒れてロッカーに寄り掛かってる茶髪の男の人がいた。

しまった‥皆数メートル離れた所に避難してるのに私達はそれを越え危険区域に入ってしまったようだ。

⏰:08/12/28 14:52 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#38 [のの子]
誰か読んでくれてるのかなぁ マイペースに進めてきます

⏰:08/12/28 14:54 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#39 [のの子]
 
「‥お前ら何?止めにでもきたの?」

金髪の男の人が呆れた感じで見てきた。
つり目で少し肌が黒い彼はまさに不良って感じだ。

‥関わりたくない。逃げなきゃ〜!!


「桃子戻ろうっ!」

「‥‥‥ぁっうん。」

小声で桃子に言うとさすがの桃子も頷いて二人して後ずさり‥

その時倒れていた茶髪の男の人が立ち上がった。


「チッいってぇな〜調子のってんじゃねーぞ柏木ぃ!」

そう怒鳴ると金髪の男の人、柏木って人に殴りかかっていった。

⏰:08/12/28 15:15 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#40 [のの子]
まだ危険区域からでていなかった私達はついそこで固まってしまった。

喧嘩再発しないでよ〜!

半泣き状態で固まった私に対して桃子も困った顔をして二人共自然と握っていた手に力が入る。

「調子のってんのはテメェだろぉが!」

殴りかかってきた男の人のパンチをよけ、服を掴んだと思ったらまたロッカーに吹っ飛ばし茶髪の人は倒れ込んだ。

どっどうしよ〜‥

「クッソ‥‥!!」


またよろけながらも立ち上がる茶髪の男の人。

その人に向かって柏木という金髪の男の人は

「まだやんの?っつーかめんどくせぇんだけど。とどめさしていい?」

と睨みながら近づいて行く。

⏰:08/12/28 15:30 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#41 [のの子]
 
ガンッ

目の前まで行くとロッカーを殴った。威嚇なのだろうか。殴られた所のロッカーが凹んでいた。


怪力男!!もう恐いよ〜!助けてぇ!

ギュッと桃子の手を握る。

っと思ったら急に誰かにグイッと腰の辺りを引っ張られ後ろから抱きしめられている私。
ギュッと握ったはずの桃子の手はなく誰かの手が私の手を握っていた。



「もうやめとけよ。恐がってるだろ?」


「‥邪魔すんなよ。」

柏木って人がふんっと冷たい目で私の頭の上に顔を置く誰かを見て言う。

桃子もビックリした顔でこっちを見ている。

⏰:08/12/28 15:46 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#42 [のの子]
 
「だってさ〜恐がってるじゃん。」

と頭の上の誰かさんが私の右ほっぺを摘んできた。

「ぷっ‥何その子、お前の知り合いなの?」

さっきまですごい恐いオーラを出していた柏木って人が笑いだしこっちに近づいてきた。

「うん。」

今度は両方のほっぺを摘んでぐにゃぐにゃしてきた。

なっなに?

急な事で混乱している私を余所に柏木って人まで私のほっぺを摘んできた。

「ぷっやわらけぇー」

カァー

男の人にほっぺなんて触れた事なんてない聡美は顔を赤くする。

⏰:08/12/28 15:56 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#43 [のの子]
 
「ばかっ触んな。」

「いいじゃん別に〜♪」

誰かさんと柏木って人の会話は今さっきまでの緊迫した雰囲気を無視していた。

「‥おいっ俺を忘れてんじゃねーよ。」
茶髪の人が苛立ちながらこっちを睨んでいる。

あっ一瞬忘れてた。
今喧嘩の真っ只中じゃ‥


「先輩そろそろ教室に戻った方がいいですよ?」

誰かさんがそう言うと茶髪(先輩だったらしい)の人が顔を青ざめて固まった。

「さようなら。」


私からは見えない誰かさんの顔はすごく恐いみたい。

先輩は舌打ちをすると人込みの中に消えて行った。

⏰:08/12/28 16:09 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#44 [のの子]
ザワザワ

避難していた皆もそれと同時に動きだす。

「聡美大丈夫‥?」

桃子が近づいて戸惑った顔で声をかけてきた。

「あぁ〜‥なんかゴメン。恐かったっしょ?俺もイライラしてたからさ」

柏木って人が謝ってきた。桃子はそんな彼を見て

「旬君だよね?私戸田桃子って言うんだぁ♪前から話してみたくて‥いい機会になったから許すぅ♪」

笑顔で話す桃子。
おいおい‥

「は?なにそれ。ぷっ」

柏木って人まで笑いだし二人で話し出してしまった。

おーい。


するとスッと左手がほっぺから離れ左耳に触れた。

コリッ

⏰:08/12/28 16:23 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#45 [のの子]
ドキッ


「命令きいてくれてるんだね。」


ドクンッドクン


コリッコリッ

‥‥カァー

ガバッと誰かさんの腕から離れ後ろを振り返るとそこにはやっぱり彼がいた。

最初からわかっていた気がする。

彼の腕に抱かれ声を聞いた瞬間からわかっていた。



西岡竜二だって。

⏰:08/12/28 16:28 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#46 [のの子]
 

「大丈夫だった?」
ニコリと笑う彼の笑顔は妖しく見える。

「うっうん。大丈夫。」

目が合わせられない。

目が合ったら彼に何かを掴まれそうな気がした。

すると柏木って人が
「ってか君はなんて名前?」

私に話しかけてきた。

「えっあっ二ノ宮聡美です。」

「聡美ちゃんか♪俺『柏木旬』。俺も同じクラスなんだぁよろしくね!!」

さっきまでとは違う雰囲気に驚きながらも頷いた。


「私達も教室行こう〜♪」と桃子が言いだし歩きだす4人。

⏰:08/12/28 16:41 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#47 [のの子]
感想板立てたんでもし良かったらそちらに感想ゃ意見などお願いします

⏰:08/12/28 16:52 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#48 [るき]
今一気に読みました
面白いです
頑張って下さい

⏰:08/12/28 20:05 📱:SO903i 🆔:O0C95Efg


#49 [のの子]
私には異様な空間な気がした。今日初めてあった4人がまるで仲の良い感じで教室に向かって歩いているなんて‥

何より西岡君の隣を歩く私が1番異様で奇妙な感じがして嫌だった。

ってさっきから桃子ってば柏木君とばっか話して‥
こっちは西岡君と気まずいのに〜!

「ってか竜二と聡美ちゃんていつから知り合いなの?俺聡美ちゃんの事初めて見るし‥」

初めてって‥はっきり言われると凹むっつーの!

でも私も柏木君の事知らなかったし人の事は言えなかった。

⏰:08/12/28 20:19 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


#50 [のの子]
るきさん

ありがとうございますそぉ言ってくれると頑張れます

これから更新するのでこれからも読んでいってください

⏰:08/12/28 20:22 📱:SH903i 🆔:vIJVG.XE


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