ピンクな気分。
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#111 [のの子]
「わかりやす〜」

ははっと笑いながら西岡君は私の自転車をだしてくれた。

「自転車は俺が持つから荷物とか入れていいよ。」

そういわれ鞄を籠に入れ2人歩き出す。


「‥‥‥‥」

「何?」

無言になった私に西岡君が話しかけるかけてきた。

⏰:09/01/03 18:25 📱:SH903i 🆔:eRdZVMO2


#112 [のの子]
 
「朝の事‥なんで気付いてたのにさっきまで言わなかったの?」

思い切って聞いてみた。

だって聞かなきゃたぶん西岡君の謎は深まっていく一方‥私は少しでも西岡君の事を知っていきたいって思ってる。

「あぁ〜わざと。」

⏰:09/01/03 18:32 📱:SH903i 🆔:eRdZVMO2


#113 [のの子]
わっわざとって‥

「性格悪っ!」

つい条件反射でツッコんでしまった。

「ひどっ!これでも聡美ちゃんに優しくしてるつもりなんだけどなぁ〜」

そう言いニヤつきながら自転車のベルをいじる。

チリン チリン

「‥優しくってどこが?」

「かまってあげてる」

「それって優しいの?」

「俺の中では優しい」

「桃子にも優しくしてた」
「それは聡美ちゃんの友達だから。」

⏰:09/01/03 19:48 📱:SH903i 🆔:eRdZVMO2


#114 [のの子]
ニコニコ

西岡君の横顔は笑顔で綺麗‥ってか楽しんでいる。

「じゃ‥わっ私って西岡君のなっ何?」


「え‥‥?あぁ‥えーっと‥」

‥しまった。私は何を言い出してるんだっ!!

し〜〜〜〜ん

チリン チリン

西岡君が鳴らすベルだけが響く。

「あっ私ん家もうすぐだからここまでで大丈夫‥です。」

気まずい雰囲気の中の苦肉の策。
逃げよう。

⏰:09/01/03 20:14 📱:SH903i 🆔:eRdZVMO2


#115 [のの子]
 
「あぁ、うん。じゃはい。」

目線を合わせずに自転車を受け取る。

「えっと今日は色々ありがとうございました。じゃ‥」

うぅ〜本当に消えてしまいたい。

恥ずかしさを隠すように俯いたまま歩きだす。
まだ冷たい4月の風が私の背中をさする。

はぁ〜‥今日は本当つい
「聡美ちゃんっ」

⏰:09/01/03 20:24 📱:SH903i 🆔:eRdZVMO2


#116 [のの子]
今の声‥

―――バッ

振り返ると、さっき一方的に別れを告げた場所に西岡君はまだ立っていた。

真剣な顔で西岡君は私を見つめている。

ドキンッ

「さっきの質問の事だけど‥特別な人だよ。これが証拠。」

西岡君が指差したのは右耳にあるピアスだった。

あ‥

「だから外すな。命令。」

ニヤッて笑うと西岡君は去っていってしまった。

⏰:09/01/03 22:58 📱:SH903i 🆔:eRdZVMO2


#117 []
 
いつもいつも更新を
楽しみにしてます
続き気になります!
頑張って下さい.
 

⏰:09/01/03 23:04 📱:N906imyu 🆔:WegBqFZ.


#118 [のの子]
 
ドキッ ドキッ ドキッ

もう西岡君はいないのに心臓の音は止まない。

それどころかもっとうるさくなった。

左耳にあるピアスに指が触れる。

『特別な人だよ。これが証拠。』

ドキッ ドキッ ドキッ

心臓の一定のリズムが心地い。胸がギュッと温かくなる。

あぁこれはきっと‥
ピンクの気分。

私は彼に恋をしてしまったのだ。

⏰:09/01/03 23:08 📱:SH903i 🆔:eRdZVMO2


#119 [のの子]
さん

ありがとうございます
読んでいただいて嬉しいですっ(/□`
今日ゎここまでですが、これからも続き楽しみにしててください

⏰:09/01/03 23:11 📱:SH903i 🆔:eRdZVMO2


#120 [のの子]
―――
「ただいま〜」

どれぐらいあそこに突っ立っていたんだろう。本当なら昼前に帰って来れてたのに‥

ギュルギュル〜

私の可哀相な空っぽの胃が鳴いてる。

「お帰‥りってアンタその膝何っ?!こけたの?」

「えっ?あぁ忘れてた。朝転んじゃった。」

「忘れてたってアンタねぇ〜、気をつけなさいよ。ご飯食べてきたの?」

「なんも食べてないっ!お腹減った〜!」

⏰:09/01/04 16:05 📱:SH903i 🆔:FYNDPaPA


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